岩手県鳥獣保護センター
岩手県鳥獣保護センターの概要
設置の目的
県民共有の貴重な財産であり、自然環境を構築する重要な要素である野生鳥獣の保護のために、幼鳥獣野生鳥獣の救護(治療及びリハビリテーションを行い、野生に復帰させるまで)を通じて生物多様性や地域個体群の保全に貢献するとともに、自然保護に関する県民学習や広報の場とすることを目的とする。
経緯
- 昭和40年(1965年) キジの放鳥を目的に、岩手県キジ養殖場として開設
- 昭和46年(1971年) 本県で開催された第25回愛鳥週間「全国野鳥保護のつどい」の開催を機に、幼傷病野生鳥獣の救護を目的に「岩手県鳥獣保護センター」と改称
- 昭和52年(1977年) ヤマドリの繁殖を開始
- 昭和63年(1988年) 県直営のキジの養殖を廃止
- 平成13年(2000年) 管理棟・飼育棟(猛禽類飼育舎)・X線装置等を整備(改築)
- 平成22年(2010年) キジ・ヤマドリの養殖を廃止
業務内容
- 幼傷病野生鳥獣の救護 (一部鳥獣については救護対象外注)
- 幼傷病野生鳥獣の救護に関する技術指導
- 野生動物保護等に関する普及啓発
- その他センターの目的の達成のために必要と認められる事項
敷地面積
41,089平方メートル
施設詳細
管理棟1棟、訓練舎1棟、孵化・療養舎1棟、飼養育舎(猛禽類)2棟、飼養育舎(その他)2棟、放飼舎2棟、飼養育舎(獣類)1棟、保護訓練舎1棟、屋外訓練ケージ1棟、シカ舎1棟、カモシカ舎1棟、飼料倉庫1棟、車庫、機械庫
傷病鳥獣を発見したときは
ケガをしている又は弱っている鳥獣を見つけたら、まず、ケガや衰弱の具合を見ることが大切です。むやみに手を触れたりせず、元気であればそっとしておいてください。
ケガや衰弱のため動けないようであれば、最寄りの広域振興局の保健福祉環境部又は保健福祉環境センターにお知らせください。
注意)野生の鳥獣は高病原性鳥インフルエンザをはじめとする様々な病原体を持っている可能性があり、また人を攻撃してくる場合もあります。ご自身で保護せず、まずは県にご連絡をお願いします。
施設見学
鳥獣保護センターでは施設の見学が可能です。見学を御希望の方は、県庁自然保護課(電話:019-629-5371)にお問い合わせください。
アクセス
施設所在地
岩手県滝沢市砂込390-29
開所時間
午前8時30分から午後5時まで(ただし、臨時に変更することがあります。)
休所日
12月29日から翌年1月3日まで(ただし、臨時に変更することがあります。)
近隣に畜産研究所があります。鳥獣の感染症のまん延防止のため、誤って畜産研究所に入らないよう、御注意をお願いします。
このページに関するお問い合わせ
環境生活部 自然保護課 野生生物担当
〒020-8570 岩手県盛岡市内丸10-1
電話番号:019-629-5371 ファクス番号:019-629-5379
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。