試買テスト結果(令和5年度)『簡易(携帯)トイレ』

ページ番号1072797  更新日 令和6年4月1日

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試買テスト結果(令和5年度)『簡易(携帯)トイレ』

概要

近年全国各地で地震や豪雨などの自然災害が数多く発生しています。自宅や公共インフラに被害があった場合、トイレが使えなくなることが考えられ、代替トイレの確保が必要になります。

代替トイレのうち持ち運びや汚物処理が簡単な簡易トイレは、ホームセンターなどの防災コーナーで販売されており、個人での備蓄が可能な商品です。

災害への備えに対する理解を深めることを目的に、簡易トイレを試買テストのテーマとし、どのような簡易トイレがあるか紹介することとしました。

 

簡易トイレは尿など液体状の汚物を凝固剤などでゼリー状に固めて処理する商品で、簡易便器や洋式トイレなどで使用する商品(便・尿用)と、渋滞時に車の中で使用できるような携帯型の商品(尿専用)があります。

簡易便器などで使用する商品は、尿などを固める凝固剤と汚物を入れる袋からなり、便器などに汚物袋をセットし、用を足した後に汚物に凝固剤を振りかけ、ゼリー状に固めて廃棄します。

携帯型の商品は凝固剤が汚物袋に入った商品で、直接汚物袋に用を足して使用します。

凝固剤の性能を調べた結果、いずれもテスト品1回分で成人1回以上の排尿を処理できることが分かりました。

 

災害はいつ発生するかわかりません。簡易トイレを備蓄しましょう!

 

詳細は、添付ファイルをご覧ください。

 

【消費者へのアドバイス】

  • 災害には「便器で使用する簡易トイレ」が便利。
  • 汚物袋はゴミ袋でも代替可能。45ℓサイズぐらいがよい。
  • 予備として凝固剤のみの商品も備蓄しよう。
  • 固まりやすいので、凝固剤は汚物にまんべんなく振りかけよう。
  • 配管が詰まるので、凝固剤などはトイレ、洗面所などに流さない。
  • 使用後は各地方自治体の廃棄区分にしたがって処理する。
  • 練習のため、1回は簡易トイレを使っておこう。

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