海外技術研修員:川村 カミラ みきさん(ブラジル出身)

ページ番号1040815  更新日 令和3年3月30日

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  • かわむら カミラ みきさん
  • 海外技術研修員
  • ブラジル連邦共和国在住

 

あなた自身について教えてください。

・現在どのような活動(仕事・勉強・取組)をされていますか。

 私は2020年10月から、「アバナード」と言うシアトル(アメリカ)に本社を置くITコンサルティング企業でデザイン関係の仕事をしております。新型コロナウイルスのせいで、2020年からリモートで家で働いています。

 「アバナード」では、顧客体験のデザイン(UX design)を考えることが私の仕事です。顧客体験と言えば、お客様がプロダクト、ウェブサイト、アプリ、サービスなどを使う時に良い体験を活かすためにデザインを考えることです。そのために、私はお客様のジャーニー全体を通じてお客様のニーズを予測して、戦略的にユーザーインターフェース設計のデザインを考えます。研修中、岩手県工業技術センターで学んだ知識と方法論を現在の仕事に使用出来てとても嬉しいです。その他に、仕事で使用出来るためにデザイン思考(design thinking)とユーザーインターフェース設計の勉強に夢中です。

 また、「ジャパンハウス・サンパウロ市」の「風呂敷」と「真」のお店のウェブサイトのデザインを考えています。このウェブサイトは、日本から輸入された商品をブラジルの人達に販売することにあり、日本の商品の歴史や、デザインコンセプトや、職人さんを紹介するように考えられています。このウェブサイトにも顧客体験とユーザーインターフェース設計のデザインを考えております。

 日本のデザインの美しさとデザイナーさんをブラジルの人達に紹介出来ることをとても嬉しく思っています。

 趣味としては、最近、アイパッドを使ってデジタルイラストの練習をしたり、また、違ったレシピを試して料理などをしております。

あなたの地域の新型コロナウイルス感染症の状況や感染対策の取組みについて教えてください。

 コロナウイルス感染騒動で、サンパウロの市民には大変ご不自由な生活や活動が制限され、楽しみである出会いや、親しい人達との出会いや、移動が限られ、本当に寂しい思いをしております。2021年1月からサンパウロ市の感染者数が増えてきて、この週末(6日3月)からロックダウンが始まりました。この2週間には、薬局やスーパーなど、エッセンシャルなサービスだけが開ける予定です。

 ブラジルでは、2021年2月から健康職員と老人向けのコロナウイルス予防接種が始まりました。ブラジル国民達が早くコロナウイルスワクチンを受けてコロナが早く終息する事を願っております。

 

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