国際交流員:王 靖宇さん(中国出身)

ページ番号1040821  更新日 令和3年3月30日

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  • おう せいうさん
  • 国際交流員
  • 中国在住

 

あなた自身について教えてください。

・現在どのような活動(仕事・勉強・取組)をされていますか。

 目下は中国雲南大学の国際交流協力センターの職員で、本学の日本を含む海外の大学との交流と協力に取り組んでいます。この前、中国国家通訳資格試験三級に合格し、今度は二級を目指します。

あなたの国のお正月について教えてください。

・どのようにお正月を過ごされますか。

 中国のお正月が「春節」と呼ばれ、旧暦の大晦日に、家族と共に雲南風のおせち料理を食べたり、中国の春節夕べ番組(中国版紅白歌合戦)を見たり、爆竹で遊んだりしていました。

 

・お正月の行事や特別な料理はありますか。

 中国では、お正月が「春節」と呼ばれ、旧暦の前の年の大晦日から翌年の一月七日まで続いています。大晦日に、人々は大掃除をしたり、家族が集まっておせち料理を食べたり、春節を祝う「春晩(中国版の紅白歌合戦)」を見たりして、楽しんでいます。おせち料理は地方によっていろいろ異なっていますが、典型的な例を言うと、北の人は餃子、南の人は餅(雑煮と似ています)を食べます。翌日の元日に、人々は挨拶まわりをしたり、爆竹を鳴らしたり、子供に年玉を挙げたりして新年を祝っています。

岩手に関することについて教えてください。

・岩手での冬やお正月で何か思い出はありますか。冬やお正月で印象に残っている場所、食べ物などはありますか。

思い出に残る冬と正月の岩手の場所、食べ物などを具体的に言うといくつかあります。

  • 場所:安比高原、花巻温泉、小岩井農場、高松の池、奥州市、盛岡城跡公園、盛岡八幡宮、久慈琥珀博物館、小袖海岸と小袖海女センター
  • 食べ物:盛岡三平食堂の餃子、柳屋のラーメン、県庁食堂の日替わり定食、北ホテルの定食
  • 祭りや行事:盛岡八幡宮での初詣、材木町での裸参り、盛岡城跡公園での雪あかり

仲間との食事会

安比高原スキー場

雪明かりの様子

久慈琥珀博物館の外観

池

ひな人形

啄木新婚の家の前で記念撮影

裸参り

あなたの地域の新型コロナウイルス感染症の状況や感染対策の取組みについて教えてください。

 3月4日現在、新たな感染者がなく、隔離及び治療中の患者が八名あり、全員指定された病院か施設で治療や手当てを受けています。

 感染対策が充実に徹底され、例として、公的な場所でのマスクの着用が求められたり、学校などの施設に入る際、「健康QRコード」の提示、検温、マスクが着用が求められたりしています。

 

岩手県の皆さんにメッセージをお願いします。

 岩手から離れてまもなく一年が経ちます。それまでの国際交流員としての経験が宝で、昆明で岩手での経験が聞かれる度、いつも誇りを持って話しています。岩手の皆様に、これからも私にその誇りを持たせるよう、元気で暮らして、雲南の人々と仲良く付き合ってください。

その他何かありましたらご自由にお書きください。

 2020年と2021年はコロナのせいで、岩手と雲南との一部の交流と協力が中止せざるを得なかったが、2021年の末か2022年こそ、双方の交流と協力が再開できるようお祈りします。これからも国際室の皆さんを含む岩手の皆様と交流を続け、そして再開できる日を楽しみにしています。また雲南と岩手の友好交流事業のために、自分の経験と能力を活かして、できることをしたいと思います。よろしくお願いします。

街路樹に花が咲く様子

海鳥

花の写真

このページに関するお問い合わせ

ふるさと振興部 国際室 国際交流担当
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