ダムの貯水量を超えて流れ込んだ場合、ダムからの放流は続きますか?
ダムの貯水量を超えて流れ込んだ場合、ダムからの放流は続きますか?
(回答)
簗川ダムには、ダム水位の上昇時における水位調節機能として洪水吐きを設置しますが、ゲートは付いていないため、一定の水位に達した場合、洪水吐きから自然に放流する構造(自然調節方式)となります。
そのため、洪水で、通常の状態である水位(常時満水位。標高279.2m)を超えて水位が上昇すると、最初に常用洪水吐きという穴からの放流が始まります。
さらに水位が上昇してサーチャージ水位※(標高296.3m)を超えると、常用洪水吐きからの放流に加えて、非常用洪水吐きから越流します。
この放流は、ダムの水位が自然に低下していくまで続きます。
ただし、サーチャージ水位まで水位が上昇するのは、100年に1回程度の規模の降雨による洪水が発生した場合です。
※サーチャージ水位:洪水時、一時的に貯水池に貯めることのできる最高の水位
平成28年8月に発行しました広報誌「簗川ダムだより」(号外)にも掲載しております。
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