東日本大震災津波義援金のお礼及び配分状況　知事メッセージ

岩手県を御支援いただいている皆様へ

たくさんの皆様から、東日本大震災津波への支援のため、多くの義援金が本県に届けられました。本当に御協力ありがとうございます。お寄せいただいた義援金の使いみちについてご報告いたします。

平成24年2月8日現在、皆様から岩手県に対して167億674万円の義援金を直接お寄せいただきました。また、日本赤十字社等にお寄せいただいた全国レベルの義援金から岩手県に324億9,006万2千円の配分を受けており、合計491億9,680万2千円をお預かりしました。

このうち岩手県内の各被災市町村に対しては、456億8,822万2千円を配分し、県が設置した義援金配分委員会で決定した配分方針に基づき、被災者の皆様に432億8,541万5千円を市町村から交付しました。

さらに、震災で親を失った子どもたちが、学校を卒業して社会人として独り立ちするまでを支援するため、岩手県に寄せられた義援金から、6億2,280万円をいわての学び希望基金の造成財源として活用させていただきました。

この結果、お預かりした義援金のうち、これまで合計463億1,102万2千円を配分金等として活用させていただきました。

岩手県では、東日本大震災津波の被災者に対する義援金の募集を平成25年3月末まで継続いたします。また、「いわての学び希望基金」「ふるさと納税」など、被災者の生活再建に資する施策に取り組むため、皆様の御寄付をお待ちしております。

引続き被災者支援に対する御協力をいただきますようお願い申し上げます。

平成24年3月7日

岩手県知事　達増　拓也