高田松原ほか防潮林の再生

　東日本大震災津波で被災した管内7カ所の防潮林のうち、復旧することとした「陸前高田市高田松原」、「大船渡市合足（あったり）地区」、「大船渡市吉浜地区」の3つの防潮林について、県では国庫補助事業（林地荒廃防止施設等災害復旧事業、防砂林造成事業）を実施するとともに、地元NPO法人や地域の方々の協力のもと、令和3年5月までに全ての植栽を終え、防潮林再生の基礎が出来上がりました。震災以前の姿を取り戻すには、これからまだ何十年もかかります。引き続き防潮林の再生に取り組んでいきます。

復旧事業の概要

地区名	事業費	内容	工事期間
高田松原	1,276,473千円	地盤造成、管理道、水路、防風柵、植栽	H26.11～R3.3
合足地区	56,738千円	地盤造成、防風柵、植栽	H29.5～H29.12
吉浜地区	482,072千円	地盤造成、管理道、水路、防風柵、植栽	H30.6～R3.3

高田松原の様子

　H29.5月から植栽を開始。植栽は県が事業で実施したほか、地元NPO法人「高田松原を守る会」により実施。R3.5月の「高田松原を守る会」主催の植樹会により植栽が完了しました。

• 高田松原地区海岸防災林の復旧状況について （PDF 764.2KB）
  治山研究会発行「治山」令和3年4月号に掲載

合足（あったり）地区の様子

吉浜地区の様子

　植栽は県が事業で実施したほか、気仙地方林業振興協議会主催による地区植樹祭で実施し、R3.5月に完了しました。