知事からのメッセージ 令和4年4月

ページ番号1055880  更新日 令和4年4月28日

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令和4年4月3日

令和4年4月3日、岩手競馬開幕セレモニーを開催しました。

令和3年度の岩手競馬は、新型コロナウイルス感染症の流行が断続的に発生する状況にありながら、関係者の御尽力により、通年で競馬場等における発売を継続できたため、年末年始に降雪の影響を受けたにもかかわらず、令和2年度に続いて、500億円を超える発売額を確保し、15年連続で収支均衡を達成できる見込みとなりました。

多くの関係者やファンの皆様に、改めて感謝申し上げます。

本日、令和4年度のスタートに当たり、多くのお客様を迎えて開催できることに感謝し、競馬の公正確保に関係者が一丸となって取り組むとともに、新型コロナウイルス感染予防に万全を期し、安心して楽しめる、魅力ある競馬を提供していきたいと考えております。

ファンの皆様に元気や勇気というエネルギーを伝え、今シーズンも関係者が一丸となって希望溢れる未来に向けて全力で駆け抜けていきます。

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岩手競馬開幕セレモニー(1)
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岩手競馬開幕セレモニー(2)

令和4年4月8日

令和4年4月8日、新型コロナウイルス感染症対策本部第54回本部員会議を開催しました。

昨日、県内の新規感染者数が429人と、2月26日以来400人を超え、過去最大となりました。

また、ゲノム解析により、本県においても、オミクロン株BA.2系統による感染が確認されました。

全国でも感染者数が増加傾向にあり、近隣県でも高止まりや増加傾向が見られます。

県内の感染状況は、学校の春休みにより学校での集団感染が減少し、県全体でも減少傾向も見られておりましたが、直近の状況では、保育園、幼稚園での感染やそれに伴う家庭内感染に加え、職場やスポーツ活動によるクラスターが複数確認されています。若い年齢層の感染増が目立ちます。

また、感染経路が不明な事例が増えています。

誰もが、いつ感染者や濃厚接触者になってもおかしくない感染状況です。

本日の本部員会議では、感染がどのような状況で起きたのか、どのような対策が必要か、代表的な事例について報告がありました。

オミクロン株においても基本的な感染対策が有効であり、不織布マスクの正しい着用、手指衛生、換気などの徹底を継続することが重要とされています。

県民の皆様の、また、事業所における感染対策も習熟してきていると思いますが、改めて、感染リスクが高まっていることを意識して頂き、基本的な感染対策の再徹底をお願いします。

県民の皆様には、

○ 発熱等の症状がある子どもの保育園、学校等への登園、登校自粛

○ 家庭内においても、マスク着用が難しい子どもなどを除いて、特に同居する高齢者や基礎疾患のある方と会話をする際のマスク着用

○ 会食時でも会話の際はマスク着用

○ 混雑した場所や感染リスクの高い場所への外出の自粛

など基本的な感染対策の徹底をお願いします。

事業所においては、

○ 昼食時、休憩時を含めて会話時のマスク着用の徹底

○ 休憩室、更衣室においてもマスク着用と密が生じないような過ごし方の徹底

○ 在宅勤務(テレワーク)、ローテーション勤務、時差出勤等による人との接触の低減

などをお願いします。

また、歓迎会など会食の機会が多い時期ですが、飲食店利用については、感染対策が整っている「いわて飲食店安心認証」店の利用を推奨します。

ワクチン接種希望の方は、早めの接種をお願いします。

社会経済活動を活発にするためにも、感染者数をできるだけ少なくすることが重要ですので、県民の皆様には、繰り返しになりますが、引き続き、基本的な感染対策の徹底にご協力頂きますようお願いします。

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新型コロナ感染症対策本部第54回本部員会議

令和4年4月23日

令和4年4月23日、岩手県立図書館創立100周記念式典に出席しました。

県民共通の貴重な財産を所蔵する「知の宝庫」である県立図書館の運営や図書の寄贈など、これまで県立図書館の振興に御尽力・御支援いただいた方々に感謝申し上げます。

県立図書館創立100周年の本年は、「盛岡県」から「岩手県」に改称されて150周年となる節目の年でもあります。

これまでの150年、本県では、厳しい自然環境や社会的諸条件の下、多くの先人が努力を重ね、明治三陸地震や東日本大震災津波など数々の災害や社会的・経済的困難を乗り越え、郷土の産業や県民の暮らしを発展させてきました。

県立図書館は、こうした本県の歴史や文化を県民に御理解いただき、後世に伝えていくための中核施設です。原敬首相のはからいで誕生した図書館でもあります。

本県は、石川啄木や宮沢賢治など多くの優れた先人を輩出しております。

現在も、多くの本県ゆかりの作家が活躍しています。

若い世代の活躍も目覚ましいものがあり、「全国高等学校文芸コンクール」では、県内の高校から毎年多数の個人・団体が入賞を果たしております。

こうした岩手の豊かな文学的土壌は、県立図書館の100年の歴史の中で育てられ、支えられてきたものです。

これからも、県民の皆様が文学への関心を高め、読書や文芸活動などに親しむ場として、県立図書館を御活用いただきたいと考えています。

令和4年度は、「いわて県民計画(2019~2028)」第1期アクションプランの最終年度であり、令和5年度を始期とする第2期アクションプランの策定年度となっています。

「人口減少対策」「デジタル化」「グリーン社会の実現」を重点課題とし、北上川流域、三陸、北いわての三つのゾーンプロジェクトやILCの推進など、県民計画に基づく施策を着実に進めます。

こうした重要課題や施策に今後取り組んでいく上でも、県立図書館は重要な情報拠点として、さらに重要な役割を果たしていくものと考えます。

図書館には、資料・蔵書の閲覧や貸出に加え、相談機能やコミュニティ機能など、多様な機能が求められるとともに、デジタル化など新しい時代に対応した取組も必要です。

県立図書館が創立100周年を節目として、県民のニーズに対応する良質なサービスを提供し、岩手の魅力を発信する図書館として更に飛躍することを期待します。

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岩手県立図書館創立100周記念式典(1)
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岩手県立図書館創立100周記念式典(2)

令和4年4月28日

令和4年4月28日、新型コロナウイルス感染症対策本部第55回本部員会議を開催しました。

岩手県内の感染状況は、新規感染者数の今週先週比が、先週は1.0以下で減少が続いていましたが、今週は1.0を超えるなど一進一退の横ばい状態です。

県内の感染は、保育所、幼稚園での感染やそれに伴う家庭内感染、職場、部活動における感染が目立っています。

ゴールデンウィークに入り、多くの職場や学校、幼稚園で休みになります。また、保育所でも登園する子どもが少なくなります。家庭内感染対策を徹底して、このゴールデンウィークを感染の連鎖を断つ機会にしましょう。

一方、これまで、帰省や観光により、人の移動や人の集まる機会が増えると感染が拡大しています。明日からゴールデンウィークに入り、更なる感染拡大が懸念されます。

実家への帰省や親せきの訪問など、普段一緒にいる方以外と会う機会が増えます。会話する際のマスク着用、バーベキューや大皿料理での会食などでは取り箸を別にするなど、場面に応じた感染対策の徹底をお願いします。

飲食店利用については、感染対策が整っている「いわて飲食店安心認証」店の利用を推奨します。

県外へ移動する際は、移動先の感染状況や、都道府県の要請内容を確認し、慎重な行動をお願いします。

県内でも県外でも、混雑した場所や感染リスクの高い場所への外出は自粛するようお願いします。

帰省や旅行、イベントへの参加の際には、事前のワクチン接種や検査を積極的に活用し、感染リスクを減らしましょう。

重症化を防ぎ、できるだけ発症者を減らすためにも、ワクチン接種希望の方 は、早めの接種をお願いします。

県民みんなで基本的な感染対策を改めて徹底しましょう。

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新型コロナ感染症対策本部第55回本部員会議

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