知事からのメッセージ 令和4年10月

ページ番号1059715  更新日 令和6年3月13日

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令和4年10月4日

令和4年10月4日、盛岡バスセンター開業記念式典に出席しました。

盛岡バスセンターは、昭和35年4月に開業し、以来、本県のバス交通の広域的な接続拠点として機能するとともに、市街地のにぎわいを生み出す施設として、長年利用されてきました。

昭和の風情を残す施設として県民に愛されておりましたが、老朽化により、平成28年に惜しまれつつ営業を終了した後も、盛岡バスセンター跡地は、地域に根付いた魅力を生かし、イベントスペースなどとして利用されてきました。

本日開業した新たな盛岡バスセンターが、より一層地域の魅力を生み出し、本県の地域公共交通の活性化や、産業、観光の発展に寄与することに、大きな期待を寄せております。

県では、「岩手県民計画2019~2028」に基づき、持続可能な地域公共交通体系の構築や、地域公共交通の利便性の向上に向け、生活バス路線への支援などを実施してきたところであり、また、新型コロナウイルスの流行及び原油価格高騰の影響を踏まえたバス事業者への経済的支援などにも取り組んできました。

今後も、本県のバス交通の重要な接続拠点である盛岡バスセンターとともに、地域公共交通の維持確保や活性化に取り組んでいきます。

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盛岡バスセンター開業記念式典

令和4年10月8日

令和4年10月8日、「文学の国いわて2022」に出席しました。

岩手県は、これまで多くの優れた作家を輩出しています。石川啄木や宮沢賢治は言うに及ばず、本県ゆかりの作家、沼田真佑さんと若竹千佐子さんが連続で芥川賞を受賞されたのは、今なお記憶に新しいところです。

令和3年の第165回芥川賞では、本日の講演会の講師を務めていただいた、くどう れいんさんが受賞候補者となりました。

くどうさんは、豊かな文学的土壌を持つ岩手で生まれ育ち、現在も岩手で暮らす作家として、小説、エッセイ、絵本、短歌など、その活躍の場を広げられています。

また、石川啄木ゆかりの地、盛岡で開催されている全国高校生短歌大会、短歌甲子園では、令和4年度の団体戦で盛岡第一高等学校が準優勝、盛岡第三高等学校が第3位となるなど、本県の高校生も大いに活躍しています。

このような中、県では、平成30年度から「文学の国いわて推進事業」として、本県ゆかりの作家とのつながりを生かしながら、講演会の開催や、県内の高校生と作家との文学交流会を行ってきました。

本日は、くどうさんから「書きつづける、読みつづける」をテーマとした講演の後、くどうさんと、「群像」編集長の戸井武史さんとのクロストークを行っていただきました。

今回の講演会を通じて、県民の皆様が文学への興味・関心を高め、読書や執筆活動などに親しむ契機としていただくとともに、岩手県の文学が生活に身近なものとしてますます発展することを願っています。

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文学の国いわて2022

令和4年10月24日

令和4年10月24日、新型コロナウイルス感染症対策本部第64回本部員会議を開催しました。

県内の感染状況は、人口10万人当たりの新規感染者数が、13日連続で増加するなど、緩やかではありますが、感染が拡大しています。

教育・保育施設や高齢者施設等におけるクラスターが確認されているほか、10代とその親世代である30代、40代の感染拡大が目立っています。

全国においても、多くの都道府県で新規感染者数が、一週間前と比較し増加に転じています。

県内で最も感染が拡大した8月、9月は、県内での感染者数の増加とともに、医療従事者の感染や濃厚接触により、医療機関における人員体制の不足が生じるなど、コロナの感染拡大が、コロナ医療のみならず、救急医療などの一般医療にも影響しました。

医療関係者の皆様には、今なお、懸命な努力をいただき、県民の命と健康を守っていただいております。

新規感染者が増えないようにすることが重要です。改めて、県民の皆様には、近距離での会話など、場面に応じてマスクを正しく着用するなど、基本的な感染対策の徹底をお願いします。

オミクロン株対応ワクチン接種が始まっています。オミクロン株対応ワクチンは、12歳以上で、2回目接種を完了している全ての方が、1人1回接種できます。

発症や重症化を防ぐ効果を持続させるため、ワクチン接種を希望される方は、集団接種の機会などを活用し、接種をお願いします。

県民の皆様には、場面場面に応じた感染対策を徹底していただき、旅行やイベント参加の際には、事前のワクチン接種や検査を活用いただき、社会活動、経済活動を行っていきましょう。

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新型コロナウイルス感染症対策本部第64回本部員会議

令和4年10月28日

令和4年10月28日、いわてで生み育てる県民運動キャッチフレーズ発表及び表彰式に出席しました。

県では、これまで、いわて県民計画(2019~2028)や第2期岩手県ふるさと振興総合戦略を策定し、安心して子どもを生み育てられる環境の実現のため、様々な主体と連携し、結婚、妊娠、出産、子育ての支援に取り組んできました。

これらの支援の充実を図るため、県では、令和3年に「いわてで生み育てる支援本部」を設置し、県民の皆さんが、様々な経済的、社会的困難に直面し、結婚や出産などを諦めてしまう、いわゆる「生きにくさ」を「生きやすさ」に変え、子どもを生み育てたい希望に応えるために、結婚から子育て支援の取組を総合的に進めています。

こうした取組を更に進めるためには、県民の皆さんはじめ、市町村、企業、関係団体などの御理解、御協力を得ながら、県全体で力を合わせて盛り上げていく必要があることから、令和4年度から「いわてで生み育てる県民運動」を展開しています。

本日発表したキャッチフレーズは、この運動を進めていくうえで、県民みんなで取り組むためのシンボルとして募集したものであり、456点の作品の中から、キャッチフレーズ選定委員会での議論を経て、「いわての子 みんなでつくる 大きなゆりかご」に選定されました。

県民の皆さんには、多数の応募をいただきましたことに感謝申し上げます。

今後、県では、このキャッチフレーズを広報などでPRしていきますが、県民運動を一層盛り上げていくため、皆さんにも様々なイベントやコンテンツなど、あらゆるシーンで広く活用いただきますよう、お願いします。

子どもの誕生や成長を共に喜び、子育てを応援していく岩手の実現に向け、皆さん一緒に取り組んでいきましょう。

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いわてで生み育てる県民運動キャッチフレーズ発表及び表彰式

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