知事からのメッセージ　令和5年2月

令和5年2月17日（金曜日）

令和5年2月17日、いわて八幡平白銀国体開始式に出席し、「競技会開始宣言」を行いました。

特別国民体育大会冬季大会スキー競技会に御参加の皆様、ようこそ岩手県にお越しくださいました。

「いわて八幡平白銀国体」を、全国からお越しいただいた選手・監督・役員を始め関係の皆様とともに開催できますことは、この上ない喜びであり、岩手県民を代表して心から歓迎いたします。

東日本大震災津波から来月11日で12年となります。本大会では、これまで全国からいただいた御支援に対し、改めて感謝の意を表するとともに、来県された皆様に復興の姿を御覧いただけるよう、県民が一体となって、皆様をお迎えいたします。

岩手県では、令和4年9月に「日本スポーツマスターズ岩手大会」、10月に「クライミングワールドカップ」が開催され、また、北京オリンピックでは小林陵侑選手、メジャーリーグでは大谷翔平・菊池雄星両選手と、本県出身選手が活躍するなど、県民のスポーツへの関心が高まっています。このような中で、2016年の「希望郷いわて国体・いわて大会」から7年ぶりとなる本競技会を本県で開催できますことは、大変意義深いものであります。

岩手県は、海と山に囲まれた雄大な自然と3つの世界遺産「平泉」、「橋野鉄鉱山」、「御所野遺跡」に代表される歴史的・文化的魅力に加え、山海の幸に恵まれた食文化などの多彩な魅力にあふれており、こうした魅力にも触れていただきながら、来県された皆様にとって思い出に残る大会となるよう祈念しております。

選手の皆様におかれましては、郷土の誇りを胸に、日頃の練習の成果を存分に発揮され、岩手・八幡平での熱戦を機に、世界へ羽ばたき、活躍されることを祈念し、特別国民体育大会冬季大会スキー競技会「いわて八幡平白銀国体」の開始を宣言いたします。

令和5年2月25日（土曜日）

第73回全国植樹祭100日前カウントダウンイベントに出席しました。

全国植樹祭の開催まで、昨日でちょうど100日になりました。

全国植樹祭は、岩手県の豊かで多様な森林の素晴らしさや、林業の持続的で健全な発展に取り組む人たちの姿、そして、東日本大震災津波からの復旧・復興の姿や支援に対する感謝の気持ちを国内外に発信する大変良い機会です。

これまで、全国植樹祭の開催機運を高めていくため、50を超える学校等での苗木のスクールステイをはじめ、八幡平市の県民の森での1年前記念イベント、全国植樹祭のシンボルである「木製地球儀」を、県内すべての市町村で巡回・展示する「木製地球儀リレー」などに取り組んできたところです。

「木製地球儀リレー」は、全国植樹祭の開催会場となる陸前高田市で完走となりました。

また、併せて、取り組んでいた県内33市町村をかたどったピースをはめ込む木製楯も完成しました。

現在、関係機関・団体、県民の皆さんと一丸となって、オールいわてで、開催の準備を進めています。

残すところ100日。全国植樹祭の成功に向け、引き続き、準備への御支援・御協力をお願いするとともに、一緒に、大会を盛り上げていきましょう。