津付ダム建設事業の中止
岩手県は、平成23年3月11日に発生した東日本大震災津波により被災した気仙川下流域の復旧復興に向けた新しいまちづくりへの取り組みに合わせて洪水対策費用、土地利用状況、自然環境への影響を総合的に判断し、気仙川の治水計画を見直した結果、河川改修が最も優位であると判断し、津付ダム建設事業を中止と評価して、平成25年8月に岩手県政策評価委員会大規模事業評価専門委員会に諮問しました。
岩手県大規模事業評価専門委員会において、平成25年8月から平成26年7月にかけて、計8回の審議(現地調査を含む。)が行なわれ、平成26年7月17日同委員会より、知事に対して、津付ダム建設事業を中止とする県の評価は妥当との答申がありました。
県はこの答申を踏まえ、平成26年7月28日、津付ダム建設事業の中止を決定したところです。
今後は、気仙川及び大股川の新たな治水対策として、河川改修を計画的に進めていきます。
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