ダムの事前放流・緊急放流
台風等によりダムの能力を超えるような大雨が予測される場合に行われるダムの放流操作「事前放流」及び「緊急放流」について説明します。
(1)事前放流
事前放流とは、大雨が降る前に利水容量の一部を事前に放流することで、ダムの空き容量を増やし洪水に備える操作です。
事前放流の際は、各ダムの操作規則等に基づき下流河川の急激な水位上昇とならないように放流します。
(2)緊急放流
緊急放流とは、ダムの能力を超えるような大雨によりダムが満水となった際に、ダム貯水池に流入する水をそのままダム下流へと通過させる操作です。ダムに貯留した水を一気に放流するのではなく、ダム貯水池に流入する水の量と同じ量を下流に流すという自然河川状態にする操作となります。
なお、緊急放流に移行した場合ダムで貯留することができないため、ダム上流域での降雨により下流河川の水位が上昇しやすい状態となります。そのため速やかな避難行動が必要となります。
事前放流及び緊急放流実施中のダムは、「岩手県河川情報システム」のお知らせに掲載します。
関連情報
PDFファイルをご覧いただくには、「Adobe(R) Reader(R)」が必要です。お持ちでない方はアドビシステムズ社のサイト(新しいウィンドウ)からダウンロード(無料)してください。
このページに関するお問い合わせ
県土整備部 河川課 流域治水担当
〒020-8570 岩手県盛岡市内丸10-1
電話番号:019-629-5905 ファクス番号:019-629-5909
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。