花巻空港滑走路改良工事について(切削オーバーレイ編)

『切削オーバーレイ』について

『切削オーバーレイ』とは、傷んだアスファルト舗装を削り取り、削り取った面の上に新たにアスファルト舗装を行う工法です。

これにより、滑走路の路面形状や高さを整え、航空機の離着陸時の安全性を向上させることができます。

工事業者約50名で、1日当り幅45m×延長50mずつのペースで進め、翌朝の空港運用開始時刻（8時00分）までに確実に舗装を仕上げます。

施工状況

この後の工程

切削オーバーレイが完了した後、『グルービング』という工程を実施します。

『グルービング』

　…舗装表面に入れる細かい溝。

　　雨天時でも航空機の制動力を確保できるように、路面の排水性能を向上させる目的のもの。

　　空港においては、滑走路の横方向に32mm間隔で幅6mm、深さ6mmの溝を入れる。

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