“日本農業遺産・束稲山麓地域”高校生による「第1回聞き書きたばさん」 の実施について

参加高校生大募集！！

　岩手県南地域に位置する束稲（たばしね）山麓地域（一関市舞川地区、奥州市生母地区、平泉町長島地区）は、令和5年1月17日に「日本農業遺産」に認定されました。

　認定を推進してきた束稲山麓地域農業遺産推進協議会では、当地域内で受け継がれてきた農林業の知恵の保存や地域文化の継承のため、高校生による「聞き書き*」を実施します。

　地域で長年農業を営んできた方や地域の伝統的な文化を継承してきた方、地域の歴史に詳しい方と対話し、知恵や技を未来へ残しましょう！

 

　　*　「聞き書き」とは、話し手の言葉を録音し、一字一句すべてを書き起こしたのち、話し手の語り口でひとつの文章にまとめる手法で、農林水産省・文部科学省・環境省などが主催する「聞き書き甲子園」でも用いられています。

主催

束稲山麓地域農業遺産推進協議会

場所

束稲山麓地域一円（一関市舞川地区、奥州市生母地区、平泉町長島地区）

募集概要

1. 対象　　　　　高校生（一関市及び奥州市内の高等学校に在籍する生徒）
2. 募集人数　　1校につき3～5名程度
3. 参加費用　　無料
4. 募集期間　　令和7年6月16日（月曜）～令和7年8月8日（金曜）
5. 応募方法　　別紙の参加申込書に必要事項を記入の上、学校ごとに提出先へ郵送又は持参してください。

• 　パソコンで文字入力が可能な方を募集対象とします。
• 　一人の話し手に対し、同一高校の生徒が1人又は2～3人のグループとなって取材し、ひとつの作品に仕上げます。
• 　話し手の人数により、募集を打ち切る場合があります。

【提出先】

〒023-0053　岩手県奥州市水沢大手町1-2

岩手県県南広域振興局農政部　農業遺産推進チームあて

• 　封筒表面に「『第1回聞き書きたばさん』参加申込書在中」と記載してください。
• 　令和7年8月8日（金曜）17時00分〔必着〕とします。

実施内容

事前研修会

• 　2日間の研修を行い、参加高校生が「聞き書き」の手法や束稲山麓地域の「日本農業遺産」認定内容等を学びます。
• 　実施時期等の概要は以下のとおりです。詳細は改めて御案内します。

　　時期　　　令和7年9月24日（水曜）～25日（木曜）

　　場所　　　岩手県県南広域振興局内会議室（岩手県奥州市水沢大手町1-2）

　　　　　　　　注　参加する高校に応じて変更する場合があります。

聞き書き取材

• 　高校生の「聞き書き」取材は、9月下旬から11月下旬頃までに、原則として1回行います。
• 　話し手は、地域で農業（畜産業・農産加工含む）を20年以上営んできた方や地域の伝統的な文化を継承してきた方、地域の歴史に詳しい方を想定しています。話し手は、参加高校生の居住地等を踏まえ、主催者が決定します。
• 　高校生は、取材する話し手と直接連絡を取り合い、取材日の調整を行います。
• 　主催者は、取材の様子を撮影し、話し手と参加高校生の同意を得た上で、県公式YouTubeチャンネルで活動動画を公開します。

聞き書き作品の制作

• 　高校生は、取材した際の録音データを文字に書き起こしたのち、話し手の語り口でひとつの作品にまとめます。

成果発表会

• 　高校生は、取材を通して学んだ話し手の知恵や技、地域の魅力等をスライドにまとめ、発表します。
• 　実施時期は令和8年2月下旬を予定しています。詳細は改めて御案内します。

注意事項

• 　取材に係る交通費及び昼食費は、自己負担でお願いします。当日は、原則として話し手の指定する場所（話し手の自宅、仕事場等）に現地集合、現地解散となりますが、現地までの移動手段の確保が難しい場合は、主催者まで御相談ください。
• 　作品集の制作にあたり、参加高校生の氏名、高校名及び学年を公表します。
• 　束稲山麓地域農業遺産推進協議会の取組紹介等の広報活動のため、作品を報道やホームページ等で公開することがあります。

その他

参加特典として、高校生には、賞状、記念品の他、束稲山麓地域特産品を贈呈します。

お問い合わせ先

束稲山麓地域農業遺産推進協議会（事務局：岩手県県南広域振興局農政部）

住所：〒023-0053　岩手県奥州市水沢大手町1-2

電話：0197(22)2841　　ファクス：0197(22)6194　　電子メール：BD0004@pref.iwate.jp