工業用水道の概要

　本県では、県勢発展計画の一環として工業の振興による雇用機会の拡大と県民所得の増大を図るため、工業開発については、内陸型工業地帯を形成することによって全県に波及効果を及ぼすことを目指しています。

　本県の内陸工業地帯の一つである北上市を中心とした北上中部地区は、鉄道及び道路網の結節点であるほか、高速交通網の整備に伴い、都市化、工業化が進んでいます。

　企業局の工業用水道事業は、この地域の工業団地のうち、北上工業団地、岩手中部（金ケ崎）工業団地及び北上南部工業団地へ工業用水を供給するために計画され、昭和53年度から北上中部工業用水道、昭和55年度から第二北上中部工業用水道の給水を開始しています。

　また、北上工業団地（北上中部工業用水道）の立地企業の水需要の増加に伴い、平成4年度から第三北上中部工業用水道の給水を開始しています。さらに、立地企業の水需要の増加が見込まれることから、新北上浄水場の建設を行っています。

　平成19年4月からは、北上中部工業用水道と第三北上中部工業用水道を統合し、第一北上中部工業用水道とし、令和3年4月からは、第一北上工業用水道と第二北上工業用水道を統合し、北上中部工業用水道として給水を行っています。

施設の概要

　詳しくは工業用水道施設のページをご覧ください。

• 北上中部工業用水道