令和2年12月16日、第17回土木合同セミナー「岩手の道路の昔と今」を開催しました!

ページ番号1036105  更新日 令和3年10月11日

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 令和2年12月16日(水曜)、岩手県民会館中ホールにおいて、第17回土木合同セミナーを開催しました。

 本セミナーは、自治体職員及び建設関係者の知識や技術力向上を目的とし、土木合同セミナー実行委員会が主催し開催しているものです。

 今回は、「岩手の道路の昔と今」をテーマとし、検温、消毒、ソーシャルディスタンスといった新型コロナウイルス感染防止対策を行ったうえで、行政、建設業、測量設計業等の団体から176名の参加をいただきました。

 

【土木合同セミナー実行委員会構成団体】

 盛岡広域振興局土木部、公益財団法人岩手県土木技術振興協会、一般社団法人岩手県建設業協会盛岡支部、

 一般社団法人岩手県測量設計業協会、一般社団法人岩手県土木技術センター、株式会社日刊岩手建設工業新聞社

第1部 映画上映

 第1部では、県内の道路の歴史に関わる映画を2本上映しました。

(1)いわて人物史vol.3 鞭牛のたどった道・牧庵鞭牛

 江戸時代、宮古街道などの道路開削に生涯をかけた牧庵鞭牛和尚の足跡を、当時使用された道具などの資料をもとにたどり、宮古街道が出来た歴史を学びました。

(2)仙岩道路 一般国道46号改築工事

 1976年(昭和51年)に開通した仙岩道路(国道46号)の改築工事の施工記録映画です。当時、厳しい現場条件を克服しながら施工した技術者達の苦労の様子等を鑑賞しました。

第2部 講演

 第2部では、国土交通省東北地方整備局三陸国道事務所の髙松昭浩所長より、「三陸国道事務所の取り組みについて」と題し、復興道路・復興支援道路の進捗状況と整備効果、「防災・減災、国土強靭化のための5カ年加速化対策」等についてご講演をいただきました。

講演1
髙松所長 講演の様子(1)
講演1
髙松所長 講演の様子(2)

 12月11日に閣議決定となった「防災・減災、国土強靭化のための5か年加速化対策」については、「激甚化する風水害や切迫する大規模地震等への対策」等、3つの柱における主な取り組みや5年後の達成目標を説明いただきました。

 12月5日に開通した宮古盛岡横断道路(区界~簗川)や、12月12日に開通した三陸沿岸道路(洋野種市IC~階上IC)を例に、急カーブや急勾配箇所の回避による安全安心な走行支援、迅速かつ安定した救急搬送支援、畜産業や水産業の安定輸送による産業支援等の復興道路の事業効果について説明いただきました。また、今後開通予定である田野畑道路等の進捗状況についても紹介いただきました。

このページに関するお問い合わせ

盛岡広域振興局土木部 土木企画グループ
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