〈令和3年3月1日〉陸前高田市立気仙小学校の復興教育で(国)340号今泉大橋工区を現場見学!!
県が「まちづくり連携道路」として陸前高田市で事業を進めている一般国道340号今泉大橋工区について、東日本大震災津波から10年を前に、陸前高田市立気仙小学校の復興教育の一環として、令和3年3月1日に現場見学会を開催しましたので、お知らせします。
~ 未来への県土づくりへ“つなぐ”復興の架け橋 ~
県が「まちづくり連携道路」として陸前高田市で整備を進めている一般国道340号今泉大橋工区について、陸前高田市立気仙小学校の復興教育の一環として、令和3年3月1日に1年生及び5年生(計12名)の児童を対象とした現場見学会を開催しました。
現場見学会には、気仙小学校1年生及び5年生の児童12名が参加し、今泉大橋の上部工工事の状況について、施工者の北日本機械株式会社・株式会社中央コーポレーションJVの担当者から説明を受けたほか、工事が進む今泉大橋を見学していただきました。
また、児童の皆さんには、今泉大橋の床版の上に、「陸前高田市への想いや未来の自分へのメッセージ」をペイントしていただきました。児童の皆さんからは、虹の絵や名前などのほか、大好きな陸前高田市への想いを込めたメッセージ 「We♥高田」の文字へのペイントをしていただきました。
これにより、先般開催された陸前高田市立高田小学校のペイントと繋がり、一体的なメッセージが橋上に描かれ、地元の小学校である両校の”絆”と”想い”が今泉大橋に刻まれました。
このペイントに込められた児童の想いは完成後も橋の一部として残り続けることとなり、今泉大橋が将来に渡り、地域に末長く愛されるインフラとなることを期待しています。
本工区では、現在、橋梁上部工工事を進めているほか、気仙川右岸側の道路改良工事を進めるなど、全面的に工事展開しています。
当所では、「地域に寄り添い、常に前へ」のスローガンを掲げ、東日本大震災津波からの復興創生期間の総仕上げを進めており、早期供用に向け安全に万全を期し、全力で事業を推進していきます!!
【今泉大橋工区の事業概要】
一般国道340号今泉大橋工区(L=2,600m)は、東日本大震災津波で被災した陸前高田市今泉地区と高田地区の地域間を結び、一般国道45号から三陸自動車道 陸前高田インターチェンジ間を安全かつ円滑に連絡することを目的とした事業です。
本工区の主要構造物である今泉大橋(L=280.3m)については、現在、橋梁上部工工事の他、気仙川右岸側の道路改良工事が進捗しています。
今後は、橋梁上部工の舗装工事のほか、気仙川右岸の道路改良工事等を進め、早期の供用に向け、安全に万全を期し、工事を進めていきます。
【事業概要】
1. 計画延長:L=2,600m
2. 計画幅員:一般部 6.5(18.0)m、橋梁部6.5(11.5)m
3. 事業期間:平成24年度 ~ 令和3年度
4. 主要構造物:今泉大橋 L=280.3m
[上部工工事受注者:北日本機械株式会社・株式会社中央コーポレーションJV]
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