知事からのメッセージ 令和7年9月

ページ番号1090321  更新日 令和7年9月18日

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令和7年9月5日(金曜日)~9月12日(金曜日)

 9月5日から12日にかけて、岩手県商工会議所連合会やJA岩手県五連、関係事業者とともにカナダ・アメリカを訪問しました。

 カナダでは、「いわて牛」や水産物、日本酒等の販路拡大を図るため、レセプションを行うとともに、初めて現地飲食店におけるフェアを開催しました。レセプションでは、現地のシェフや食品流通事業者、旅行業者等に「いわて牛」や県産のウニを使用した特別メニューを提供して、県産農林水産物・食品の美味しさや産地の魅力をPRしました。

 アメリカでは、現地日系スーパーのミツワマーケットと連携した「いわてフェア」の開催や、バイヤーやレストランのシェフ等を対象にしたPRレセプション、大谷翔平選手のボブルヘッドデーに合わせたドジャー・スタジアムにおける一般観客への県産おにぎりの試食配布などにより、本県の県産食材や観光資源をPRしたほか、現地の消費者やレストラン経営者、流通事業者など、様々な立場の方々と県産食材の輸出について意見交換しました。

 多くの方々から、コメ、牛肉、水産物、日本酒、菓子等について、高い評価を得ることができ、事業者等から「実際に取り扱いたい」「フェアを継続して実施したい」という声をいただきました。「岩手に行ってみたい」「日本で食べたものをカナダ・アメリカでも食べたい」という声もあり、インバウンド需要の増加や県産食材の消費拡大に向けた手応えを感じました。

 また、ILC実現に向けて、アメリカのカルフォルニア大学バークレー校の村山斉教授やSLAC国立研究所の研究者と意見交換を行い、施設の視察を行いました。意見交換では、研究者から次期欧州素粒子物理戦略で議論されているFCC-eeの建設が欧米の研究者の議論の中心となっていることが挙げられた一方で、日本のILC関連技術は高く評価されており、日本政府の早期の意見表明が期待されていることも示されました。今回の訪問で得た知見を今後の本県のILC実現に向けた取組に生かしていきます。

 今後も、トップセールスにより生まれた現地の事業者とのつながり等を大事にしながら、県産品の輸出やインバウンドの拡大、国内外でのILCの実現に向けた取組を進めていきます。

1
9/6 県産食材PRレセプション(バンクーバー)
2
9/6 炙りマーケット「いわてフェア」(バンクーバー)
3
9/7 カリフォルニア大学バークレー校 村山教授との意見交換(サンフランシスコ)
4
9/8 SLAC国立研究所 研究者との意見交換(サンフランシスコ)
5
9/8 SLAC国立研究所 視察(サンフランシスコ)
6
9/9 ミツワマーケットプレイス「いわてフェア」(トーランス)
7
9/10 県産食材PRレセプション(トーランス)
8
9/10 ドジャー・スタジアムでのPR(ロサンゼルス)

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