平成28年9月の意見・提言集
平成28年9月に県に寄せられたご意見・ご提言を受理方法別に掲載しています。
受理方法の掲載順は、1.電子メール、2.電話・ファクス、3.来訪・文書、4.その他となります。
- 提言内容は、御意見等の要旨です。
- 取組状況は、御意見等に対する回答時点における県の取り組みです。
- 担当部局及び担当課名等は、御意見等の内容を担当する部署です。
- 反映状況の区分は、次のとおりです。
- A 要望の趣旨に沿って措置したもの
- B 実現に努力しているもの
- C 当面は実現できないもの
- D 実現が極めて困難なもの
- S その他
- T 感謝・御礼
受理年月日:2016年9月15日(電子メール)
受理方法:電子メール
意見提言内容
自然公園を指定すると生業ができないし、岩手県にとっても税収の減収にも繋がることから、自然公園の範囲を縮小するべきではないか。
取組状況
自然公園は優れた自然の風景地を保護するとともに、その利用の増進を図ることにより、国民(県民)の保健、休養及び教化に資するとともに、生物の多様性の確保に寄与することを目的に指定されています。
また、自然公園区域内では、全ての行為が制限されているわけではなく、農林水産業と調整を図ることとされており、自然公園内で各種事業が行われています。
自然公園の趣旨を御理解いただいた上、自然公園内で事業を実施する場合は、自然保護課あてに御相談ください。
- 反映区分:C 当面は実現できないもの
- 部局名:環境生活部
- 回答課名:自然保護課
- 回答担当名:自然公園担当
- 回答電話番号:019-629-5372
受理年月日:2016年9月26日(電子メール)
受理方法:電子メール
意見提言内容
岩手県高齢者総合支援センター女性職員の態度に腹が立った。自分の意見を大きな声で主張し、「会議があるのにあなたの電話につきあっている。次の相談があるのでそろそろ」と言ってまとめようとする。
また、解決できないから同じ県の医療相談センターに連絡するよう言われたが、結局は解決できずにたらいまわしになった。
県としても、リハビリについてサポートがあってもよいのではないか。そのために相談してたらいまわしでは心が折れる。
取組状況
岩手県高齢者総合支援センターへの相談において、不快な思いをさせたことを深くお詫び申し上げます。
高齢者総合支援センターでは、高齢者に関する総合相談窓口を開設していますが、全ての相談に適切に対応することが困難であることから、医療などの専門的な内容の相談については、より適切に対応できる専門の相談機関を紹介しています。
県民医療相談センターでは、様々な医療に関する相談について、解決の糸口を探すお手伝いをしていますが、相談内容によっては、他の相談機関等を御紹介する場合があります。
今回の相談内容については医師の治療上の判断によるものと考えられますが、当センターを含む行政機関には、医師の医学的判断について指導する権限はありません。
このため、御相談を解決する方法としては、医療機関との十分な話し合い以外に無いものと考え、当該病院内に設置されている医療相談窓口を御紹介した次第です。
また、在宅介護については、医療の分野ではないことから、当センターでは適切なご助言ができないため、介護専門の相談機関を御紹介したものですので、御理解願います。
県では、相談業務を担う関係機関等が連携し、情報共有を図り、より適切な相談窓口を御紹介できるよう努めていますが、他の専門の相談機関の御紹介にあたっては、相談者にその趣旨が十分に伝わるようより丁寧な説明に心掛けていきます。
- 反映区分:B 実現に努力しているもの
- 部局名:保健福祉部
- 回答課名:保健福祉企画室
- 回答担当名:企画担当
- 回答電話番号:019-629-5412
受理年月日:2016年9月2日(文書)
受理方法:文書
意見提言内容
花巻市内には、二つの猟友会があり、一つの猟友会は、現在有害鳥獣駆除の対象はカラスのみとなっている。 岩手県猟友会に一括委任でなく岩手県が県内各市町村に委任し、市町村が有害駆除者を集い参加者全員で駆除業務を行えば、現在より効果が上がると思う。
有害鳥獣駆除への参加が可能となるよう御協力をお願いする。
取組状況
本県におけるシカの捕獲については、狩猟のほか、市町村による有害捕獲、県が実施している指定管理鳥獣捕獲等事業により実施しています。
市町村による有害捕獲の従事者については、それぞれの市町村長が任命していますので、花巻市に御相談いただきますようお願いします。
県が実施している指定管理鳥獣捕獲等事業の実施主体については、法律等の制度により、国又は県が実施主体と定められており、市町村が実施主体となることはできません。また、当該事業においては、市町村ごとの捕獲頭数の設定ではなく、県内全域における捕獲目標を設定し、認定鳥獣捕獲等事業者に捕獲業務を委託しています。
なお、認定鳥獣捕獲等事業者の認定に係る捕獲実績については、法人の業務として組織的に実施されたものなど、有害捕獲許可に基づく捕獲以外の捕獲であっても対象となる場合がありますので、詳細については自然保護課に御相談ください。
- 反映区分:B 実現に努力しているもの
- 部局名:環境生活部
- 回答課名:自然保護課
- 回答担当名:野生生物担当
- 回答電話番号:019-629-5371
受理年月日:2016年9月13日(その他)
受理方法:県政懇談会
意見提言内容
軽米を訪れて、体験したことのないことをやりたい人も多いので、薪割や機織り、郷土のお菓子をおばちゃんたちと一緒につくることができると楽しいのではないか。
また、随時対応できるような仕組みができればいい。せっかく田舎に来るのだから、ゆっくり過ごしつつ、しゃべりながら何かおいしいものを食べたりしながら、軽米、二戸、九戸や岩手県での話や思い出を持って帰ってもらうことができたらいいと思う。
取組状況
県では、平成26年度から、二戸地域の「自然・生活風土」や「ひと・歴史文化」等の資源を活かした体験・交流型観光推進事業を進めており、地域住民が案内役(体験・交流インストラクター)となった体験交流プログラムメニューを掘り起こして参加者を集め、各メニューの磨き上げを図っているところです。
地域住民の人柄そのものを前面に出し、そこに住む人々の本質的で豊かなライフスタイルに触れていただくことをテーマに据え、若者や女性を含め分野を問わず誰でも案内役として活躍でき、自分の地域に自信と誇りを持ちながら相互に連携・発展が可能となるような仕組づくりを進めています。
また、子どものうちから自分の地域をよく知り、地域の人々と繋がり、地域に対する愛着(郷土愛)を育む機会をつくるとともに、地元での認知・盛り上がりが持続的な交流人口拡大に不可欠であることから、参加者の主なターゲットは地元二戸地域を中心とした周辺地域の小学生の親子連れとしており、将来にわたって地域に根差した取組となるよう事業を展開しているところです。
今後も二戸地域の体験・交流型観光を推進するため、地元の各観光協会等のサポート・コーディネート力を高める取組を進めながら、事前予約がなくても随時対応が可能となるよう地元市町村と連携し受入態勢の強化を図っていきます。
- 反映区分:B 実現に努力しているもの
- 部局名:県北広域振興局(二戸)
- 回答課名:経営企画部
- 回答担当名:二戸地域振興センター地域振興課
- 回答電話番号:0195-23-9201
受理年月日:2016年9月13日(その他)
受理方法:県政懇談会
意見提言内容
テウチグルミは、全国から問い合わせも多く、豊作の年でも次の年の5月ぐらいには全部売り切れる状態で、それだけ実の価値はあるが、九戸村でクルミを独自に売っているのは1軒しかない。
たくさんの人が、村の一つのブランドとして大きく売り出してもらえたらと思う。
取組状況
県では、二戸地域の独特の産物や食文化について、イベントやメディア等を通じた情報発信を行っているところですが、九戸村独特の産物であるテウチクルミについても、様々な機会に九戸村独特の産物として紹介していきたいと考えています。
また、村や生産者の方々でブランド化して売り出す際には、販路等の様々な相談について、県の産業創造アドバイザー派遣などの支援が可能ですので御相談ください。
- 反映区分:B 実現に努力しているもの
- 部局名:県北広域振興局(二戸)
- 回答課名:経営企画部
- 回答担当名:二戸地域振興センター地域振興課
- 回答電話番号:0195-23-9201
受理年月日:2016年9月13日(その他)
受理方法:県政懇談会
意見提言内容
地域活動の夏祭りには九戸村の人口の10分の1の700人から800人が集まるが、資金不足で大変な状態だ。活動費は、お祭りやイベントの出店で販売したもので賄ってはいるが、ゲストを呼んだり、ステージを作る運営資金が足りず、前に進まない状態が続いている。
地域団体への補助金制度があれば、地域おこしも前に向かっていけると思う。
取組状況
県では、地域団体等による活動により地域が活性化されることが重要と認識しており、地域活動を対象とした、一般財団法人自治総合センターによるコミュニティ助成事業や、一般財団法人地域活性化センターによる地域イベント助成事業などについて、各市町村を通じて周知しているところです。
また、県の地域経営推進費市町村補助事業においても、地域活動等のソフト事業を対象としており、市町村からの申請をもとに事業費の3分の2の補助を行っています。
これらの事業の活用については、各市町村にお問い合わせください。
- 反映区分:A 提言の趣旨に沿って措置
- 部局名:県北広域振興局(二戸)
- 回答課名:経営企画部
- 回答担当名:二戸地域振興センター地域振興課
- 回答電話番号:0195-23-9201
受理年月日:2016年9月13日(その他)
受理方法:県政懇談会
意見提言内容
こだわりの農産物を農家が独自に販売していけるような指導もしてほしい。
特にインターネット販売は非常に魅力があるので、小規模でも独自でやっていけるように、仕組みの勉強ができるような指導をしてほしい。
取組状況
県は、県産農林水産物の高付加価値化を図るため、地域の品質やおいしさにこだわった農林水産物を積極的にPRし、ブランド化と販路拡大に取り組んでいます。
ホームページ「いわて食財倶楽部」では、県産農林水産物の紹介や販売先へのリンクなどの情報提供・販路拡大に向けた取組を行っています。
また、いわてアグリフロンティアスクールでは、「マーケティング科目」で、「インターネットを利用したマーケティング」を開設するなどマーケットイン戦略の習得と、生産・製品の開発や流通イノベーションの達成を目標とした教育を行っています。
今後も、農業者の販路拡大・所得向上につながるよう、関係者と連携しながら、引き続き販路拡大に向けた交流会や研修会等の情報提供等に取り組んでいきます。
- 反映区分:B 実現に努力しているもの
- 部局名:農林水産部
- 回答課名:農業普及技術課
- 回答担当名:普及担当
- 回答電話番号:019-629-5652
受理年月日:2016年9月13日(その他)
受理方法:県政懇談会
意見提言内容
農業だけで生計を立てることができる地域というのが、今後必ず大事になってくる。
県北地域は、内陸と比べて中山間地で農地が狭いため、小規模でもやっていけるような農業の振興が、この地域のこれからの地域活性化には不可欠だと思う。そのために農産物への価格補償や農家への所得補償で安心して農産物を作り生計を立てていけるような農業の基盤作りが求められているのではないか。
取組状況
国では、農業経営全体に着目し、価格低下を含めた収入減少を補てんする「収入保険制度」の導入に向け、調査・検討を進めており、平成29年の通常国会に関連法案を提出するスケジュールとなっています。
県としては、収入保険制度が、農業経営を支える万全なセーフティネットとなるよう、注視していきます。
- 反映区分:B 実現に努力しているもの
- 部局名:農林水産部
- 回答課名:農業振興課
- 回答担当名:担い手対策担当
- 回答電話番号:019-629-5641
受理年月日:2016年9月13日(その他)
受理方法:県政懇談会
意見提言内容
漆器が好きで、使ってもらいたいと思うので、これからも漆をかいて、漆器をつくることが続いてほしい。
漆器はいいものだということは知ってもらっているが、使ってみようというところまではいけないのが現状だ。漆器を使うことが普通になるようなきっかけづくりを考えていくべきだと思う。
きっかけがつくれたら、漆に携わる人や愛用してくれる人が増え、結果的には、伝統を守ることになると思う。
取組状況
県では、漆器を含む伝統工芸品について、首都圏や県内での展示販売会や物産展、アンテナショップ等を通じて消費者への情報発信に取り組んでいますが、新たなライフスタイルにマッチした商品開発や情報発信を展開するため、関係機関や事業者と連携した推進方法の検討を進めていきます。
また、小・中・高校生に対し、伝統工芸に対する興味を喚起するパンフレットを製作・配布するなど、若年層から伝統工芸をより身近に感じることができる機会の拡大を図っていきます。
- B 実現に努力しているもの
- 部局名:商工労働観光部
- 回答課名:産業経済交流課
- 回答担当名:地域産業担当
- 回答電話番号:019-629-5535
受理年月日:2016年9月13日(その他)
受理方法:県政懇談会
意見提言内容
二戸の文化や歴史に触れる日帰りツアーを企画しているが、この地で受け継がれたものを地元の人の言葉で伝えておもてなしすることで、お客様も感動して帰るので、リピーターも少しずつ増えてきている。日々の暮らしの中に魅力があり、それが価値につながると思うのでそれをどう見せていくか、また受け継いでいく仕組みづくりが課題であり、未来づくりだと思う。
取組状況
県では、平成26年度から、二戸地域の「自然・生活風土」や「ひと・歴史文化」等の資源を活かした体験・交流型観光推進事業を進めており、地域住民が案内役(体験交流インストラクター)となった体験交流プログラムメニューを掘り起こして参加者を集め、各メニューの磨き上げを図っているところです。
地域住民の人柄そのものを前面に出し、そこに住む人々の本質的で豊かなライフスタイルに触れていただくことをテーマに据え、若者や女性を含め分野を問わず誰でも案内役として活躍でき、自分の地域に自信と誇りを持ちながら相互に連携・発展が可能となるような仕組づくりを進めています。
また、子どものうちから自分の地域をよく知り、地域の人々と繋がり、地域に対する愛着(郷土愛)を育む機会をつくるとともに、地元での認知・盛り上がりが持続的な交流人口拡大に不可欠であることから、参加者の主なターゲットは地元二戸地域を中心とした周辺地域の小学生の親子連れとしており、将来にわたって地域に根差した取組となるよう事業を展開しているところです。
今後も地元市町村と連携した受入態勢の強化を図り、二戸地域の体験・交流型観光を推進するため、地域おこし協力隊や地元市町村が企画する体験交流イベント等と連携・調整し、質の向上を図っていきます。
- B 実現に努力しているもの
- 部局名:県北広域振興局(二戸)
- 回答課名:経営企画部
- 回答担当名:二戸地域振興センター地域振興課
- 回答電話番号:0195-23-9201
受理年月日:2016年9月13日(その他)
受理方法:県政懇談会
意見提言内容
岩手県の高校生とのファッションショーは、次の世代を育成することを考えると、興味を持ってもらい、自分がデザインしたものが自分たちの手でつくって物に変えるという経験をしたり、このイベントを続けていく中でまた違う形になっていっても、おもしろいし、アピールすることにもつながるのではないか。
取組状況
県では、地域の特性を生かした産業振興に取り組んでいるところであり、県北地域における主要産業の一つである縫製業については、平成25年度から北いわて学生デザインファッションショーを開催し、平成27年度に一般社団法人北いわてアパレル産業振興会が主催してからは、ファッションショーの開催支援を行っているところです。
ファッションショーでは、県内の学生・生徒から募集した学生ファッションデザインの優秀賞作品を、北いわての縫製事業者が実際に制作し、プロモデルによるファッションショーで披露しています。
また、平成28年5月に北いわての縫製事業者9社から中堅女子社員9名が参加し、「北いわて仕立て屋女子会」を結成し、自分達のデザインした服の制作を行っているところであり、こちらもファッションショーでの発表を予定しています。
今後とも、地域の縫製事業者と連携して、このような縫製業の魅力を発信する取組を推進していきます。
- B 実現に努力しているもの
- 部局名:県北広域振興局(二戸)
- 回答課名:経営企画部
- 回答担当名:二戸地域振興センター地域振興課
- 回答電話番号:0195-23-9201
このページに関するお問い合わせ
政策企画部 広聴広報課 広聴広報担当(広聴)
〒020-8570 岩手県盛岡市内丸10-1
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