平成28年12月の意見・提言集
平成28年12月に県に寄せられたご意見・ご提言を受理方法別に掲載しています。
受理方法の掲載順は、1.電子メール、2.電話・ファクス、3.来訪・文書、4.その他となります。
- 提言内容は、御意見等の要旨です。
- 取組状況は、御意見等に対する回答時点における県の取り組みです。
- 担当部局及び担当課名等は、御意見等の内容を担当する部署です。
- 反映状況の区分は、次のとおりです。
- A 要望の趣旨に沿って措置したもの
- B 実現に努力しているもの
- C 当面は実現できないもの
- D 実現が極めて困難なもの
- S その他
- T 感謝・御礼
受理年月日:2016年12月7日(電子メール)
受理方法:電子メール
意見提言内容
JR廃線の代替案として、LRTの他にBRT(次世代型バス交通)がある。バスに転換してでも足を途絶えさせないようにしなければ、地方の過疎化が更に進むことになる。
取組状況
本県では、東日本大震災津波により被災したJR大船渡線(盛~気仙沼間)が、平成27年12月に沿線の大船渡市及び陸前高田市とJR東日本との間で、BRTにより本格復旧することで合意しました。
現時点で、本県において鉄道事業者と廃止等を協議している鉄道路線はありませんが、JR大船渡線の例もあるように、住民の生活の足を確保するという点で、BRTも選択可能な公共交通機関であると認識しています。
- 反映区分:A 提言の趣旨に沿って措置
- 部局名:政策地域部
- 回答課名:地域振興室
- 回答担当名:交通担当
- 回答電話番号:019-629-5204
受理年月日:2016年12月19日(電子メール)
受理方法:電子メール
意見提言内容
県道矢幅停車場線の歩道に、平成27年に設置された歩道のロードヒーティング(矢幅駅~やはぱーく間:道路の両側)が未稼働のため、雪が歩道に積って歩行困難な状態である。
早急に原因を追究し、稼働させてほしい。
取組状況
御提言をいただいた区間の県道には、ロードヒーティングは設置しておりません。
積雪があった際には、県の除雪基準に基づき、除雪による交通確保に努めているところですので、御理解をお願いします。
- 反映区分:B 実現に努力しているもの
- 部局名:盛岡広域振興局
- 回答課名:土木部
- 回答担当名:道路環境課
- 回答電話番号:019-629-6628
受理年月日:2016年12月20日(電子メール)
受理方法:電子メール
意見提言内容
県のインフルエンザ情報の更新が遅い。国立感染症研究所感染症情報センターの発表では注意報が出ているにもかかわらず、平成28年12月20日11時時点で県のホームページは、3日~4日前の平成28年12月16日の情報となっている。
今年は、高校生、中学生が先に感染しているので、これから小学生の流行の恐れもあるので、素早い対応をしてほしい。
また、大混雑して医療機関が疲弊しないよう、早目の対応をしてほしい。
取組状況
本県では、インフルエンザのまん延を防止するため、予防対策の普及啓発、発生動向の把握と県民への情報提供を行っています。
御指摘の時期の情報は、更新まで若干時間を要し御迷惑をおかけしましたが、今後は迅速に情報提供していきます。
なお、県ホームページはシステムの都合から、更新が報道機関への情報提供の翌日となることがありますので、御理解いただきますようお願いします。
- 反映区分:A 提言の趣旨に沿って措置
- 部局名:保健福祉部
- 回答課名:医療政策室
- 回答担当名:感染症担当
- 回答電話番号:019-629-5472
受理年月日:2016年12月21日(電子メール)
受理方法:電子メール
意見提言内容
岩手に数ヶ月滞在したが、売られている食べ物も、外食も、塩分が高くしょっぱくて食べられなかった。脳血管疾患が多い県と聞いていたが、その理由がよく分かった。岩手の食材は素晴らしいが、塩分の高さで台無しである。
脳血管疾患ワーストから大きな改革をして改善すれば、全国的にも話題になると思うが、何も考えていないのか。
取組状況
御指摘のとおり、本県は平成24年国民健康・栄養調査において、男女ともに食塩摂取量が全国で最も高いという結果になっています。
取組として、県民運動推進組織「岩手県脳卒中予防県民会議」を立ち上げ、毎月28日を「いわて減塩・適塩の日」と定め、県民の皆様に塩分の摂り過ぎに注意いただくよう、スーパーマーケットなどの協力により、のぼり旗の掲示やチラシの配布、減塩メニューや減塩食品の試食、野菜摂取の呼びかけなどを県内各地で行っています。
また、「外食栄養成分表示登録店推進事業」(メニューに塩分とカロリーを表記すること)なども実施しており、こうした環境整備、普及啓発の取組を引き続き行っていきます。
- 反映区分:B 実現に努力しているもの
- 部局名:保健福祉部
- 回答課名:健康国保課
- 回答担当名:健康予防担当
- 回答電話番号:019-629-5468
受理年月日:2016年12月27日(電子メール)
受理方法:電子メール
意見提言内容
いわての学び希望基金は、被災生徒への奨学金の資金は確保されたそうだが、被災者にこだわらず児童生徒が安心して学べるように受給資格を拡大してはどうか。
フードバンク等生活・就職支援活動と連携し、所得に関わらず県民が安心して生活ができ、経済的な問題を考えなくても進学できるようにしてほしい。
また、岩手に来れば希望が持てると思えば、移住して来る若い人も増えると思う。
取組状況
いわての学び希望基金は、東日本大震災津波により著しい被害を受けた児童・生徒等の修学の支援及び教育の充実等のために設置され、国内外の多くの皆様から寄せられた善意の御寄付により支えられています。
県では、親御さんを亡くされた子どもたちへの奨学金の給付に加え、本基金の趣旨から被災地の子どもたちの教育環境の整備のために活用しているところであり、引き続き、被災地の子どもたちの学びがより充実したものとなるよう取り組んでいきます。
- 反映区分:D 実現が極めて困難なもの
- 部局名:教育委員会事務局
- 回答課名:教育企画室
- 回答担当名:総務担当
- 回答電話番号:019-629-6109
受理年月日:2016年12月5日(その他)
受理方法:県政懇談会
意見提言内容
農業普及員の指導やアドバイスなど、県が農家のバックアップをしてくれることで基礎が固まることから、今後もこのような支援を継続してほしい。
取組状況
県では、農業改良普及センターを中心に、地域農業を支え、産地の核となる経営体の育成に向けて、意欲ある担い手に対し、経営ビジョンの策定とその実現に向けた農用地の利用集積や財務・労務管理能力の習得等を支援しています。
また、農産物加工など6次産業化を目指す農業者の方々に対しては、食のプロフェッショナルチーム等の専門家と連携し、商品開発や販路開拓等の取組を支援しています。
今後もこのような支援を継続するとともに、農業普及員の資質向上に努めながら、民間の専門家等との連携を強化し、意欲ある農業者の経営発展と地域農業の振興に取り組んでいきます。
- 反映区分:A 提言の趣旨に沿って措置
- 部局名:農林水産部
- 回答課名:農業普及技術課
- 回答担当名:普及担当
- 回答電話番号:019-629-5652
受理年月日:2016年12月5日(その他)
受理方法:県政懇談会
意見提言内容
商工会等で事業を行うに当たって、きちんと形になるにはある程度の年数が必要になってくるが、人数が少ないところは疲弊している。頑張っているところには資金面以外でも何かサポートがあると非常に助かる。
取組状況
商工会は、商工業の発展、地域の経済社会において大きな役割を果たしており、県では、これまでも商工会やその連合組織である岩手県商工会連合会と連携し、各種事業を実施しているところです。
商工会が行う中小企業の支援については、専門家派遣事業なども行っており、商工会の実情や事業の内容に応じ、今後も引き続き連携した取組を進めていきます。
- 反映区分:B 実現に努力しているもの
- 部局名:商工労働観光部
- 回答課名:経営支援課
- 回答担当名:新事業・団体支援担当
- 回答電話番号:019-629-5546
受理年月日:2016年12月5日(その他)
受理方法:県政懇談会
意見提言内容
米価が下がっている中で農家は苦しい状況であるが、酒米は収益が2倍であることから、中小の農家が生き延びる道として一つの選択肢になるのではないか。
取組状況
県では、「全国の消費者や実需者から、長く愛され続けるお米の産地」を目指して、それぞれの地域で特色ある米づくりに取り組むこととしています。
酒米については、これまで、「ぎんおとめ」「吟ぎんが」「結の香」を開発するとともに、高品質生産に向けた栽培技術指導等に取り組んでいますが、今後は、各地域と岩手県酒造組合や酒造メーカーが連携し、農家が酒米生産に一層取り組めるよう、関係団体との情報交換や栽培技術指導を強化し、農家所得の確保を図っていきます。
- 反映区分:B 実現に努力しているもの
- 部局名:農林水産部
- 回答課名:県産米戦略室
- 回答担当名:県産米戦略担当
- 回答電話番号:019-629-5708
受理年月日:2016年12月5日(その他)
受理方法:県政懇談会
意見提言内容
グリーンツーリズムやスポーツツーリズム、アグリツーリズムなどいろいろなものと組み合わせることで選択肢が増え、やりやすい面も出てくるのではないか。
融合することを我々も意識しなければいけないが、行政も意識することで、一挙両得になるのではないか。
取組状況
グリーンツーリズムやスポーツツーリズム等のテーマ性が強い観光旅行については、多様なニーズがあり、テーマやニーズに合わせて観光の魅力を発信することで、観光客の誘客につながると認識しています。
県としても、これまでサイクルツーリズムと岩手の魅力ある食を組み合わせたモニターツアーを実施するなど、本県の魅力を組み合わせた旅行商品が造成されるよう働きかけを行ってきたところです。
今後も、市町村や関係団体と連携し、観光素材を組み合わせた旅行商品が数多く造成されるよう、多様なニーズを踏まえた旅行を提案し、より多くの方々に本県を訪れていただくよう努めていきます。
- 反映区分:B 実現に努力しているもの
- 部局名:商工労働観光部
- 回答課名:観光課
- 回答担当名:観光振興担当
- 回答電話番号:019-629-5574
受理年月日:2016年12月5日(その他)
受理方法:県政懇談会
意見提言内容
トップアスリートを育てて大きな大会を誘致するのもよいが、県民に運動習慣を根付かせる活動として、お祭り的な大会等も必要ではないか。
取組状況
県民に運動習慣を根付かせる活動としては、毎年体育の日に県営体育施設等を活用したスポーツフェスティバルを実施しており、多くの県民が参加しています。
今後は、希望郷いわて国体の開催、成功を記念したスポーツ振興イベントの創出や既存のスポーツ大会等の充実について、スポーツ関係団体及び市町村と連携・協働し取り組んでいきます。
- 反映区分:B 実現に努力しているもの
- 部局名:教育委員会事務局
- 回答課名:スポーツ健康課
- 回答担当名:体育・スポーツ担当
- 回答電話番号:019-629-6189
受理年月日:2016年12月5日(その他)
受理方法:県政懇談会
意見提言内容
公益性の高い総合型地域スポーツクラブの活動の維持、継続のためには、特に自主財源の確保が大きな課題となっている。課題解決に向けて、業務委託などの行政のバックアップ体制を充実させてほしい。
取組状況
県教育委員会としても、総合型地域スポーツクラブにおける自主財源の確保が課題であると認識しており、今後は、総合型クラブに求められる役割を整理し、スポーツを通じた健康増進や学校との連携等において、総合型クラブが行政とパートナーシップを構築し、公益的な事業主体として役割を果たしていけるよう、県体育協会や県クラブ連絡協議会等とも連携しながら検討していきます。
- 反映区分:B 実現に努力しているもの
- 部局名:教育委員会事務局
- 回答課名:スポーツ健康課
- 回答担当名:体育・スポーツ担当
- 回答電話番号:019-629-6189
受理年月日:2016年12月5日(その他)
受理方法:県政懇談会
意見提言内容
アグリフロンティアスクールで酪農経営の理念や目的など、いろいろなことが学べた。ありがたい機会であり今後も勉強する場所があれば農業経営者は助かるのではないか。
取組状況
いわてアグリフロンティアスクールは、経営感覚・企業家マインドを持って、経営革新に取り組む先進的な農業経営者等を育成することを教育理念としており、受講生の自己研さん及び相互研さんの「学びの場」を提供しています。
今後も引き続き、若い農業経営者等のニーズに対応し、講義内容を充実させるとともに、地域別の農業経営力向上のための研修実施などの支援を行っていきます。
- 反映区分:B 実現に努力しているもの
- 部局名:農林水産部
- 回答課名:農業振興課
- 回答担当名:担い手対策担当
- 回答電話番号:019-629-5643
このページに関するお問い合わせ
政策企画部 広聴広報課 広聴広報担当(広聴)
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