岩手県の産業

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ページ番号1000651  更新日 令和5年9月8日

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岩手県の産業を紹介します。

農業

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令和3年の農業産出額は2,651億円で、東北第2位、全国第10位となっています。広大な農地や変化に富んだ気象条件など農業資源に恵まれ、各地域で立地特性を生かした多彩な農業が展開されており、我が国の食料供給基地としての役割を担っています。
特に近年は、米、畜産に加え、全国一のりんどうや夏秋ほうれん草などの園芸産地が形成されており、米、園芸、畜産を柱とした収益性の高い農業への再編が図られています。

林業

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令和3年の林業産出額は、約193億円であり、全国におけるシェアは4%、全国第6位となっています。
令和2年度の森林面積は約118万haと県土の77%を占め、針葉樹や広葉樹がバランスよく育っています。
この豊富な森林資源を将来にわたり循環利用するとともに、森林の公益的機能が発揮されるよう、適切な森林整備、地域を集約して経営を行う担い手の育成、木材生産の低コスト化、県産材利用の促進などに取り組んでいます。

水産業

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令和3年の漁業生産額は約296億円で、東北第3位、全国第14位となっています。リアス式海岸の静穏海域や水産物の生育に適した岩礁に恵まれ、あわびが全国第1位、わかめが全国第2位、さけが全国第3位になるなど「つくり育てる漁業」の先進県となっています。
こうした漁業を支えるため、沿岸漁場、漁港、漁村の生産・生活基盤の整備や流通加工体制の整備、さけ、あわびなどの種苗放流を進めています。

建設業

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県民の暮らしや産業活動の基盤となる社会資本の整備・維持管理の直接の担い手である建設業は、災害時における緊急対応など、県民の安全・安心の確保にも大きな役割を果たしています。また、県内の全就業者数の約10%が従事しているなど、地域の雇用や経済を支えています。
今後、建設投資の減少など建設業を取り巻く環境は厳しさを増していることから、建設現場の生産性向上に向けた新技術の活用や、農業や林業、環境リサイクル事業、高齢者介護事業といった新たな分野への事業展開など、建設業が有する経営資源を生かした取り組みが広がっています。

製造業

岩手県の製造品出荷額は自動車関連産業や半導体関連産業をはじめとする企業立地の進展や地場産業の振興などにより、令和2年には2兆4,943億円となっており、中でも自動車関連が約23.3%、半導体関連が約16.5%を占めるなど、国際競争力の高いものづくり産業が県経済をけん引しています。
県では、自動車、半導体関連などの完成品メーカーと、それを支える基盤技術を有する中小企業群が集積した、国内有数のものづくり産業集積より一層の実現を目指しています。
また、農林水産業から食品製造等、外食、小売業等を総合的な「食産業」としてとらえ、今後の成長が期待される企業等に重点的に密着しながら、付加価値の高い総合産業として成長していくことを目指しています。

このページに関するお問い合わせ

政策企画部 広聴広報課 広聴広報担当(広報)
〒020-8570 岩手県盛岡市内丸10-1
電話番号:019-629-5283 ファクス番号:019-651-4865
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。