北上川清流化対策の重要性を伝えるテレビ番組を放送しました。

　旧松尾鉱山新中和処理施設稼働35周年を記念して、北上川清流化対策の重要性を伝えるため、平成29年12月31日（日曜）にIBC岩手放送で、県政特別番組「つなぐ、未来へ パート3 ～雲上の楽園からのメッセージ～」を放送しました。
　かつて旧松尾鉱山から流れ出た強酸性水により北上川が濁り、大きな社会問題となった時代を経て、中和処理施設稼働によって鮭が遡上する清流を取り戻した経緯や、現在も24時間365日稼働を続ける中和処理の取組などについて、岩手県立大学学生の出演により県民目線を通して紹介し、北上川清流化対策の重要性を伝える内容です。

テレビ番組 　つなぐ、未来へ　パート3　～雲上の楽園からのメッセージ～

• 放送日時：平成29年12月31日（日曜）　17時00分~17時30分
• 放送局：IBC岩手放送
• 出演者：岩手県立大学写真部の学生（3名）、IBC岩手放送　神山浩樹アナウンサー他

番組の内容

• 松尾鉱山の歴史
  東洋一の硫黄鉱山、雲上の楽園と呼ばれた当時を元従業員のインタビューで紹介します。
• 新中和処理施設稼働に至る経緯及び中和処理の仕組み
  日本一の規模の坑廃水量を処理する、バクテリアを使ったユニークな仕組みを紹介します。
• 危機管理対策、鉱山跡地で広がるボランティア活動
  新中和処理施設の災害訓練を通じ万全を期す様子、植樹による緑の再生活動を紹介します。
• 出演学生（岩手県立大学写真部）による大学祭での松尾鉱山関連展示
  それぞれの学生が、切り取った一枚の写真に込めた思い、メッセージを伝えます。

YouTubeでご覧いただけます。

• 岩手県動画公式チャンネル　つなぐ、未来へ［3］（松尾鉱山）（外部リンク）