出前授業「松尾鉱山と北上川の清流化対策」

岩手県内の小中学生に『出前授業』を行いました

　旧松尾鉱山における北上川清流化対策の重要性を伝えるため、岩手県内の小中学生に出前授業を行いました。

• 令和元年度：寺田小学校、西根第一中学校、平舘小学校
• 令和2年度：田山小学校、柏台小学校
• 令和3～4年度：実績なし
• 令和5年度：松尾中学校
• 令和6年度：大更小学校、松尾中学校

• 授業では、身近な地域に東洋一と呼ばれた硫黄鉱山があったこと、その鉱山から流れ出る強酸性坑廃水により北上川が汚染され大きな社会問題となったこと、今きれいな川があるのは中和処理施設で24時間365日休まず処理が行われているからであることなどを説明しました。生徒のみなさんは、初めて知ることに驚いた様子を見せながら、とても熱心に説明を聞いてくれました。
• 参加した生徒からは、「中和処理施設のおかげで水がきれいになり、今の生活ができていることは本当にありがたいと思った。」、「実際に施設を見た方が資料を見るのと違い、たくさんの事を深く知ることができた。」、「これからも松尾鉱山の歴史を語り継いで、同じ失敗をしないようにすることが大切だと思った。」などといった感想が寄せられました。

出前授業「松尾鉱山と北上川の清流化対策」を随時実施しています

• 小中学生を対象に、県の担当職員が出向き松尾鉱山の歴史や北上川の清流化を維持する取組について分かりやすく解説します。
• 実施期間は、令和6年6月1日から令和7年2月28日まで
• 派遣費用は無料です。
• パソコン（パワーポイント）を使用しますので、プロジェクターやスクリーンなどを御用意ください。
• 申込を希望される場合は、実施の1か月前までに以下担当窓口に御連絡ください。