循環型社会の形成と3Rの推進

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ページ番号1005634  更新日 令和6年9月5日

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持続可能な循環型社会の形成に向けて

私たちに大きな恩恵を与えてきた「大量生産・大量消費型」の経済社会活動は、他方で、膨大な量の廃棄物や環境負荷、天然資源の枯渇、地球温暖化問題などの環境影響の問題を生じることになりました。

こうした状況に対応し、「持続可能な社会」の実現のために必要な「循環型社会」の形成に向けた道程を明らかにするため、平成12年、循環型社会形成推進基本法が制定され、この法律の中で、循環型社会の形成のための「3R」の考え方が導入されました。

循環型社会とは、資源採取、生産、流通、消費、廃棄などの社会経済活動の全段階を通じて、廃棄物等の発生抑制や循環資源の利用などの取組により、新たに採取する資源をできるだけ少なくした、環境への負荷をできる限り少なくする社会をいいます。

3R(スリーアール)とは

3Rとは次の3つの言葉をあらわしている環境にやさしく資源を大切にする暮らしの合言葉です。

Reduce (リデュース)=ごみの発生抑制

Reduce (リデュース)は、ごみの発生を抑制し、ごみを減らすことです。

買い物にはマイバッグ(エコバッグ)を持参する、使い捨てのプラスチック(スプーン、フォーク、ストロー)などはもらわない、必要な物だけ必要な分だけ買うなど、ごみの発生を少なくし、ごみを減らすことが必要です。

Reuse (リユース)=くりかえし使用する

Reuse (リユース)は、ものを繰り返し使用することです。

詰替商品を購入して中身を詰め替えて利用する、リサイクルショップを利用するなど、すぐに ごみとして捨てずに繰り返し使用し、ごみが出にくいように行動することが求められています。

Recycle (リサイクル)=再生利用

Recycle (リサイクル)は、再び資源として利用することです。

リサイクルが進むように、市町村のごみ収集のルールを守り、分別して資源回収に出す、地域の集団回収に協力することが必要です。

「3R」とは、これら3つの単語の頭文字のRをとったものです。
そして、「3R」は、順番が大事です。

まず優先されるのは、ごみを減らす、ごみになるようなものを減らすこと(Reduce ・リデュース)です。
次に、使えるものは繰り返し使い(Reuse ・リユース)、そしてどうしても使えなくなったものは、再び資源として使えるように再生利用(Recycle ・リサイクル)することが大事です。

「循環型社会」の形成のためには、事業活動や日常生活を、”もったいない”の考え方に即した「3R」を基調としたライフスタイルを実践することが求められています。

10月は「3R推進月間」です

リデュース・リユース・リサイクルに取り組みましょう

令和6年度3R推進月間啓発用ポスターの画像


 

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このページに関するお問い合わせ

環境生活部 資源循環推進課 資源循環担当
〒020-8570 岩手県盛岡市内丸10-1
電話番号:019-629-5367 ファクス番号:019-629-5369
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。