【国際交流員（CIR）】呉榕（ゴ・ヨウ）さん（中国出身）

呉　榕（ゴ・ヨウ）さん【国際交流員（CIR）〔2017.04～2018.04〕中国雲南省昆明市在住】

日本で仕事をしようと思ったきっかけは何ですか。

高校時代から日本文学が好きで、その文学を育む文化の背景・自然と風景・現地の人々を近距離で感じるため、日本へ仕事しようと思いました。

現在どのような活動（仕事・勉強・取組）をされていますか。

現在は雲南省外事弁公室で公務員として働いています。近頃貧困扶助のため中国とべトナムの辺境地域の農村部へ出張しています。

あなたの出身の地域、または現在お住まいの地域について、文化・伝統・習慣など教えてください。

出身地は中国雲南省大理ペー族自治州、昆明市と同じ少数民族の文化が多様な地域です。間もなく8月5日（旧暦6月24日）はイ族の松明祭りで、その日の夜、町の川沿いで松明がともされ、みんな一緒に歌ったり踊ったり、花火を見て夏の夜を満喫します。

岩手で生活をされて印象に残っている場所、食べ物などはありますか。

出張で何度も通った盛岡駅、花巻にある宮沢賢治の記念館、「ここでゴルフをしてはいけません」という看板が掲げられた九戸城、北上の桜展勝地など、また、岩手の冬は寒くても美しいです。
わんこそばを食べるのが一番面白くて楽しい経験でした。

岩手での忘れられない出来事はありますか。

森林の散策とかいろんな自然体験があります。その自然体験を自国へ紹介して民衆の自然保護意識を向上してゆく考えです。

岩手県の皆さんにメッセージをお願いします。

岩手にいた一年間にお世話になった方々に心から感謝しております。これからも雲南省と岩手県、そして中国と日本の友好交流のため微力を尽くします。

その他何かありましたらご自由にお書き下さい。

美景・美食・豊かな地域文化・親切な人々、雲南省と岩手県はいくつか似ているところがあります。もし興味があれば、ぜひ、雲南省へいらっしゃってください。