【海外自治体研修員】李悦（リ・ユエ）さん（中国出身）

李　悦（リ・ユエ）さん【海外自治体研修員〔2017.06～2018.04〕中国遼寧省大連市在住】

日本で仕事をしようと思ったきっかけは何ですか。

中国は著しいスビードで発展しつづけており、それに応じた行政制度や機構改革が必要です。私の仕事に関しては、よりよい経営環境を作るための「商事制度改革」という改革が行われています。経済の面でグローバルな行政制度や信用管理などのやり方を勉強したいと思いました。また、個人的に、日本語を勉強をしていたのですが、日本に行ったことがなかったため、中国の近隣である日本の社会と文化を知りたいと思って応募しました。

現在どのような活動（仕事・勉強・取組）をされていますか。

帰国後、日本に来る前と同じ、大連市工商行政管理局で仕事をしています。今は、よりよい経営環境を作ることに取り組んでいます。

あなたの出身の地域、または現在お住まいの地域について、文化・伝統・習慣など教えてください。

日本と同じ、端午の節句があります。端午節は、中国でもっとも有名で、伝統的な祝日の一つです。毎年の陰暦五月五日は、中国の端午節です。これを祝うために、人々はドラゴンボートのレースをし、もち米で作ったちまきを食べ、雄黄酒（ゆうおうしゅ）を飲んで、屈原（くつげん）という人を記念します。ほかにも、家の前におとこよもぎを挿し、子供に五色の糸を結ぶなどの習慣があります。ドラゴンボートのレースを中国の南方で行う場所が多いです。また、ちまきも南北で違います。北方では小豆とナツメをあんにし、南方では肉ちまきが多いです。

岩手で生活をされて印象に残っている場所、食べ物などはありますか。

岩手山はとてもきれいで、印象的です。「岩手の富士山」のような存在で、心静まります。岩手山を見るたびに、この岩手山がある岩手の人たちが幸せだと羨ましく思いました。
また、三陸の牡蠣と前沢牛が美味しかった。

岩手での忘れられない出来事はありますか。

さんさ踊りに参加させていただいて、非常にありがたいです。その時の汗と笑顔は一生忘れられない。また参加したい～～

岩手の皆さんにメッセージをお願いします。

I　miss　you、岩手の皆様。一生忘れられない研修経験が今後の人生を響いて、前へ進んでいくことにします。一年間、色々とお世話になりました、本当にありがとうございました。