留学生：Jihad Rahmawanさん（インドネシア）

あなた自身について教えて下さい。

日本の大学で勉強しようと思ったきっかけは何ですか。

ずっと日本の文化、豊かな伝統、最先端技術革新に魅力されてきました。歴史と現代が美しく共存する日本は、若い頃から念願の目的地でした。この特殊な環境に浸る機会を得たのは、非現実的な感じがします。日本の教育制度は優秀さで有名なので、私の分野で最も優れた専門家から懸命に学びたいと思います。専門家と協力して、新たな技術を探って、このような先進的な考え方を持つ社会の一員となる機会はまさに夢を叶えたようです。ここにいることは、人生の野望を果たすだけでなく、個人的な成長やキャリアの大きな機会への扉を開くことにもなります。

現在どのような活動(仕事・勉強・取組)をされていますか。

現在はアフマド・ダーラン大学でAIやその関連科目の講師を務め、次世代の革新者とテクノロジーへの情熱を分かち合います。講師の役目に加えて、AIの研究に深く携わっており、何が可能なのかの限界を押し広げる画期的なプロジェクトに取り組んでいます。私の専門はロボット工学やスマートシステム、産業自動化などの分野における最新鋭の解決展開です。そういった努力は、革新的な問題解決を通じて、現実社会の課題に取り組もうとしているので、学問的にも実用的にも、AI技術の進歩に貢献することを嬉しく思います。

あなたの出身の地域、または現在お住まいの地域について、文化・伝統・習慣など教えてください。

ジョグジャカルタは文化と伝統に深く根ざした都市です。グデグという甘くて香ばしい料理で有名であり、ジャワ料理の中核を代表するものです。ワヤンは影絵の古代の芸術で、我々の豊かな語り遺産を表して大切な伝統であり続けています。バティックは、緻密な模様と象徴的なデザインで私たちジャワ人の芸術性と創造を見せます。このような文化遺産に加え、地元の人々の温かいおもてなしの心によって、ジョグジャカルタは鮮やかな魅力のある場所となっています。歴史と現代生活が綺麗に絡み合い、本当にユニークな経験ができる都市です。

岩手に関することについて教えて下さい。

岩手で生活をされて印象に残っている場所、食べ物などはありますか。

岩手で最も印象に残っている経験の一つは、盛岡の有名なわんこそばでしょう。小椀が延々と並び、ひとつひとつに美味しい蕎麦が入っているわんこそばは食べ物だけでなく、その背後にある楽しさと伝統も大事です。その出来るだけ多く食べようという競争心は一生忘れないものです。忘れられないものといえば、「北の富士山」とよく呼ばれる岩手山を挙げます。息をのむような美しさと穏やかな風景は、ハイキングや内省に最適な場所です。岩手の食べ物と自然の美しさは、どちらも印象に残りました。

岩手での忘れられない出来事はありますか。

岩手での最も忘れられない思い出の一つは、人生初の雪を経験することでした。目に見える限り全てが白で覆われた光景は幻想的で、いつまでも大切にする瞬間となりました。それ以上に、岩手県の人々のおかげでさらに特別な経験になりました。県民の温かさ、思いやり、とおもてなしの心は寒い真冬でも寛がせてくれまし。冷たい雪と温かい人々という素敵な対照は、岩手で過ごした時間を本当に忘れられないものにしてくれました。

岩手県の皆さんにメッセージをお願いします。

岩手県のみなさん、心から「ありがとう」とだけ言いたいです。皆さんの温かさ、親切心、とおもてなしの心のおかげで、岩手での時間は本当に特別でした。皆さんは素晴らしいです。いつまでも皆さんの美しい地域で作った思い出を大切にします。またいつか岩手を訪れ、私に永続的な影響を与えた人と再会したいです。