基本高水流量の決め方

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ページ番号1013057  更新日 平成26年2月20日

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  • 計画の決め方はどうなっていますか?
  • 計画高水流量は簗川本川より根田茂川のほうが流量が大きいのはなぜですか?

回答

  1. 簗川の基本高水流量は、高水流量を求める際の一般的な手法である「貯留関数法」を用いて計算しています。貯留関数法には幾つかの係数がありますが、この係数を求める際には、降雨量から計算で求められる洪水流量波形が、実際に観測された洪水流量波形をできるだけ再現されるようトライアル計算を行います。
    また、流出解析は、計画雨量を2日で210ミリ(100分の1規模)とし、33の実績降雨から14の降雨のパターンを選定し、これらを計画降雨2日で210ミリまで引き伸ばし、貯留関数法により基準点流量を求めました。
    その結果、昭和33年9月型の降雨パターンから求められた値が最も大きいことから、これを基本高水としています。
  2. 簗川ダムの流域は、簗川と根田茂川の2つの流域からなり、流域面積(集水面積)は簗川が35.1平方キロメートル、根田茂川が82.1平方キロメートルと根田茂川の方が大きくなっています。根田茂川のほうが流量が大きいのは、この流域面積に起因するものです。

計画高水流量配分図

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