ワクチン非接種肉用鶏群にみられた鶏伝染性気管支炎
鶏伝染性気管支炎(IB)は呼吸器、卵管及び腎臓に障害を招く鶏のウイルス性疾患で、養鶏業においては経済被害をもたらす大きな伝染性疾患の1つです。
予防するためのワクチンは、中和活性領域を決定し血清型に関与するS1遺伝子型により5種類市販されていますが、あらかじめ流行に即した適切な組み合わせのワクチンを選択することは容易でなく、費用対効果の観点から肉用鶏コマーシャル農場では初生時以外あえて接種しない農場も見受けられます。
本報告では、肉用鶏農場で認められた事例を紹介し、本病対策としてのワクチン効果について考察しました。
PDFファイルをご覧いただくには、「Adobe(R) Reader(R)」が必要です。お持ちでない方はアドビシステムズ社のサイト(新しいウィンドウ)からダウンロード(無料)してください。
このページに関するお問い合わせ
岩手県中央家畜保健衛生所 病性鑑定課
〒020-0605 岩手県滝沢市砂込390-5
電話番号:019-688-4111 ファクス番号:019-688-4012
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。