健康いわて21プラン(第2次)中間評価報告書をとりまとめました。
健康いわて21プランは、県民の健康増進の推進に関する基本的な計画です。
その第2次プランは、平成26(2014)年度から平成34(2022)年度までの9か年計画であり、県では、中間年である平成29(2017)年度において、目標項目の進捗状況や取組状況を評価するとともに、その課題を明らかにし、プラン後期の施策に反映するため、中間評価報告書をとりまとめました。
主な目標項目の評価
- 健康いわて21プランの全体目標である「健康寿命の延伸」については、最新の平成28年調査では、男性は71.85歳(基準値+2.42歳)、女性は74.46歳(基準値+1.21歳)となっています。
- もう一つの全体目標の「脳卒中死亡率全国ワースト1からの脱却」については、本県の脳卒中の年齢調整死亡率は、男女とも着実に減少していますが、都道府県順位では、男性がワースト3位に改善したものの、女性はワースト1位にとどまっています。
- 血圧と密接に関連する食塩摂取量は減少しており、これまでの様々な取組の成果として表れています。
- 一方、日常生活における歩行数や肥満、野菜摂取量などの生活習慣病に関連する要因は基準値よりも悪化しており、取組の強化が求められています。
今後の取組の方向性
各分野の目標項目の進捗状況と中間評価により明らかになった課題を踏まえ、乳幼児期から高齢者まで、それぞれのライフステージに応じた健康な生活習慣づくりの施策などに重点的に取り組んでいきます。
健康いわて21プラン(第2次)中間評価報告書の概要
健康いわて21プラン(第2次)中間評価報告書(全体版)
- 表紙・目次
- 第1章 計画策定の趣旨とその動向
- 計画策定の趣旨
- 基本的な方向性を実現するための取組と目標
- 健康いわて21プラン(第2次)の推進体制
- 計画に関する動向
- 第2章 中間評価の目的及び方法等
- 中間評価の目的
- 中間評価の方法
- 全体の指標の評価状況
- 第3章 分野別評価と今後の課題・取組の方向性
- 全体目標
- 主要な生活習慣病の発症予防と重症化予防の徹底
- がん
- 脳血管疾患・心疾患
- 糖尿病
- 慢性閉塞性肺疾患(COPD)
- 栄養・食生活、身体活動・運動、休養、飲酒、喫煙及び口腔の健康に関する生活習慣及び社会環境の改善
- 栄養・食生活
- 身体活動・運動
- 休養
- 飲酒
- 喫煙
- 口腔の健康
- 社会生活を営むために必要な機能の維持及び向上
- こころの健康
- 次世代の健康
- 高齢者の健康
- 健康を支え、守るための社会環境の整備
- 東日本大震災津波後の健康づくり
- 目標項目に係る中間実績値及び到達度一覧
- 第4章 関係機関における取組状況の評価
- 保健所における取組状況
- 市町村における取組状況
- 関係機関・団体における取組状況
- 取組の課題
- 第5章 目標項目及び指標の変更
- 目標項目及び指標の変更
- 変更の内容
- 第6章 今後の取組
- 今後の取組の方向性
- 施策実施に当たって重視する視点
- 目標項目一覧
- 第7章 保健医療圏域別の取組状況
- 盛岡保健医療圏
- 岩手中部保健医療圏
- 胆江保健医療圏
- 両磐保健医療圏
- 気仙保健医療圏
- 釜石保健医療圏
- 宮古保健医療圏
- 久慈保健医療圏
- 二戸保健医療圏
- 参考資料
- 健康いわて21プラン(第2次)目標項目の個別評価調書
- 健康いわて21プラン(第2次)に係る活動状況調査結果
- 健康いわて21プラン(第2次)の中間評価の経過
- 岩手県健康いわて21プラン推進協議会設置要綱
- 健康いわて21プラン分析・評価専門委員会設置要領
- 健康いわて21プラン口腔保健専門委員会設置要領
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このページに関するお問い合わせ
保健福祉部 健康国保課 健康予防担当
〒020-8570 岩手県盛岡市内丸10-1
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