2019年度「企業対抗チャレンジマッチ」の実績をまとめました
岩手県では、働き盛り世代の健康度アップを目指し、平成30年度から「企業対抗チャレンジマッチ」を開始しています。
2019年度も、御参加いただいた企業と従業員の皆様の取組成果をまとめました。
ぜひ、ご覧ください。
企業対抗チャレンジマッチとは?
専用の歩数量計を使い、約6か月の歩行数アップにチャレンジしていただく事業です。チャレンジの前後に、内臓脂肪面積を測定し、チャレンジの成果を「見える化」します。
本事業の受託事業者
平成30年度に引き続き、本事業の受託事業者は花王株式会社です。
使用する歩数量計の「ホコタッチ」は、歩行数、消費エネルギー、歩行速度及び歩行年齢、装着時間等を測定することができ、各企業に設置したホコタッチステーションを介し、いつでもデータの読み取りと集積ができる機能を持っています。この仕組みにより、参加企業間での順位や参加従業員個々人の順位がわかる仕組になっています。
また、内臓脂肪面積は、花王株式会社が開発した測定機器を使用しています。
2019年度の参加企業数及び参加従業員数
2019年度は、24企業、1,022名の従業員の皆様に御参加いただきました。
結果の概要
内臓脂肪面積の変化
開始時の内臓脂肪面積の測定者は1,007名(男性659名、女性348名)、終了時の測定者は912名(男性590名、女性322名)となっています。このうち、2回とも参加した方903名(男性583名、女性320名)のデータを対象データとしています。
区分(単位:平方センチメートル) |
男性 |
女性 |
---|---|---|
開始前の平均内臓脂肪面積 |
120.3 |
71.3 |
終了時の平均内臓脂肪面積 |
118.4 |
71.3 |
差 |
-1.9 |
0 |
なお、終了時に平均内臓脂肪面積が減少した企業は、男性で16企業(66.7%)、女性で12企業(50.0%)となっています。
平均内臓脂肪面積が最も減少した企業は、男性が-20.0センチ平方メートル、女性が-15.5センチ平方メートルとなっています
また、内臓脂肪面積が減少した方は51.2%となっており、5%以上減少した方が全体の37.7%、10%以上減少した方が全体の29.0%(再掲)となっています。
内臓脂肪が減少した方の割合は、最も多い企業で80.0%となっており、最も少ない企業でも33.3%となっています。
生活習慣の改善
内臓脂肪を測定する際(開始時と終了時)、生活習慣に関するアンケートも実施しました。次の項目で、特に有意な改善が見られています(2回とも参加した方で集計)。
性別 | 質問内容 |
---|---|
男性 |
ラーメン、パスタなどの麺類は週4回未満 間食としての洋菓子・菓子パンは週3回未満 食物繊維を積極的に選ぶ |
女性 |
きのこ類をよく食べる スナック菓子はあまり食べない 自分は人よりキレイ好きだと思う |
歩行の状況
1日5時間以上装着した方の平均歩行数は、男性が7,650歩、女性が6,928歩となっています。平均歩行速度は、男性が毎時3.81キロメートル、女性が毎時3.89キロメートルとなっています。
このページに関するお問い合わせ
保健福祉部 健康国保課 健康予防担当
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