「もったいない・いわて食べきりキャンペーン」
「春のもったいない・いわて食べきりキャンペーン」を実施します
概要
まだ食べられるにもかかわらず廃棄される食品、いわゆる食品ロスは、日本国内で年間約472万トンも発生しており、このうち約236万トン(約50%)は事業者から、約236万トン(約50%)は家庭から発生しています。これは、国民一人あたりおにぎり1個分(約103g)に近い量の食べ物を毎日捨てていることになります。(農林水産省及び環境省2022年度推計値)
本県においては、令和3年12月に「岩手県食品ロス削減推進計画」を策定し、「県民みんなでトライ!なくそう食品ロス」を基本目標に掲げ、消費者、事業者、行政等の多様な主体が食品ロス削減を「我が事」として捉え、相互に連携・協力しながら食品ロスの削減を推進し、持続可能な生産と消費が行われる社会を岩手から実現するための取組を進めているところです。
その取組の一環として、3月~4月の歓送迎会シーズンに合わせて、「春のもったいない・いわて食べきりキャンペーン」を実施することとしました。このキャンペーンでは、外食時やテイクアウト時の適量注文、宴会時の3010運動(開始後30分と終了前の10分間は料理を食べる時間とする取組)の実践、持ち帰り容器(ドギーバッグ)を使用などの取組について広く県民に呼びかけます。
大切な食べ物を無駄に捨てることのないよう、食品ロス削減の取組に県民の皆様のご理解とご協力をお願いいたします。
実施期間
令和7年3月1日(土曜)から令和7年4月30日(水曜)まで
本県の主な取組
- キャンペーン啓発用チラシデータの作成と配布
- 各種広報媒体を活用した啓発
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「もったいない・いわて食べきり協力店」をご利用ください
岩手県では、平成29年度から、食品ロスの削減に取り組む飲食店及び宿泊施設等を「もったいない・いわて食べきり協力店」として登録する事業を実施しており、県内の177店舗(令和6年2月9日現在)が登録しています。
外食をする際には、「もったいない・いわて食べきり協力店」を利用しお店の取組を応援しましょう!
「もったいない・いわて食べきり協力店」の登録店舗の詳細につきましては、以下のホームページをご覧ください。
『 3010(さんまるいちまる)運動』を実践しましょう
「3010(さんまるいちまる)運動」とは、長野県松本市が考案した宴会時の食品ロスを減らす取組です。
宴会開始後30分間は、自分の席を移動せずに出された料理を楽しみます。
宴会終了10分前になったら、再び自分の席にもどって料理を食べきるようにしましょう。
職場や地域等で開催される宴会の際に、この運動に取り組むことにより、食べ残し量の削減につながります。
「3010運動」で食べ残しゼロを目指しましょう!
宴会の幹事さんへのお願い(宴会時のアナウンス例)
お店を予約する時は・・・
当日の参加者の構成(年齢層、男女比等)をお店に伝えて、なるべく適量で提供してもらえるように料理の内容や量を調整してもらいましょう。
宴会がスタートしたら・・・
参加者に「3010運動」についてアナウンスをお願いします。
【アナウンス例】
皆様に「残さず食べよう3010運動」についてお知らせします。「3010運動」は、宴会時における食べ残しを減らす取組です。乾杯後の30分間と、お開き前の10分間は、自分の席で出されたお料理を楽しんでいただき、食品ロスの削減にご協力をお願いいたします。」
宴会終了間近になったら・・・
今一度、食べきりのアナウンスをお願いします。
【アナウンス例】
皆様にお知らせいたします。間もなくお開きの時間となりますので、今一度自分の席に戻り、料理をお楽しみください。
宴会の時に心がけましょう
宴会4箇条
その1
出席者の構成(性別、年齢層)について事前に店に伝えることによって、適量注文をしましょう。
その2
宴会を始める際には、「3010運動」の実践について参加者に呼びかけましょう。
その3
料理がたくさん残っているテーブルから、少ないテーブルに料理をシェアしましょう。
その4
お開き前に、もう一度席について料理を楽しみましょう。
家庭における食べ残しを減らしましょう!
買い物や調理など、普段の暮らしの中で食品ロスを出さないように心がけましょう。
家庭での食品ロスを減らすポイントは次のとおりです。
買い物では
- 空腹のまま買い物に行かない
- 食材は必要な分だけ購入する
- 安いからといって買いすぎには注意する
- 買い物に行く前に冷蔵庫をチェックする
調理の際は
- 食べきれる分量で調理する
- 残っている食材から調理するように心がける
- 野菜や果物の皮などを厚くむきすぎない
- 食材によっては皮ごと調理して使いきる
普段の暮らしでは
- 冷蔵庫の在庫を把握し食材を腐らせないようにする
- 消費期限と賞味期限を確認し手つかずのまま捨てることのないようにする
注消費期限は、期限を過ぎたら食べない方がよい期限(安全性の保証期限)で、賞味期限は、おいしく食べることができる期限(おいしさの保証期限)です。
食品ロスの削減に取り組みましょう!
全国おいしい食べきり運動ネットワーク協議会
食品ロスについて詳しく知りたい方へ
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このページに関するお問い合わせ
環境生活部 資源循環推進課 資源循環担当
〒020-8570 岩手県盛岡市内丸10-1
電話番号:019-629-5367 ファクス番号:019-629-5369
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