豚流行性下痢(PED)の侵入防止対策を!

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ページ番号1008068  更新日 平成26年5月30日

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 平成26年4月14日、本県でPEDが確認されて以降、これまでに9例1)が発生しました。本病は、平成25年10月に沖縄県で発生して以来、全国的に感染が拡大し、これまでに1道32県518農場2)(岩手県含む)での発生が確認されています。本病は、平成8年に全国的な流行があり、その後は散発的に発生していましたが、平成18年以降は確認されていませんでした。
 PEDの症状は、水様性下痢及び嘔吐を特徴とします。特に10日齢以下の哺乳豚では脱水症状により、死亡率が100%に達する場合があります。母豚は、食欲減退により泌乳減少又は停止し、哺乳豚の死亡率を助長します。侵入防止対策として、人や車両のと畜場や各農場への入退場時の消毒などの侵入防止対策が重要です。また、母豚へのワクチンの活用も現在流行しているPEDウイルスに対して効果的です。
 伝染性が疑われる下痢症状を確認した際は、速やかに管理獣医師に相談し、家畜保健衛生所へのご連絡をお願いします。

1)平成26年4月30日現在
2)沖縄県、茨城県、鹿児島県、宮崎県、熊本県、愛知県、青森県、高知県、岡山県、佐賀県、大分県、鳥取県、福岡県、長崎県、埼玉県、千葉県、三重県、香川県、愛媛県、栃木県、群馬県、新潟県、静岡県、石川県、富山県、山形県、福島県、岐阜県、北海道、福井県、岩手県、秋田県、宮城県(平成26年4月30日現在)

このページに関するお問い合わせ

岩手県中央家畜保健衛生所 病性鑑定課
〒020-0605 岩手県滝沢市砂込390-5
電話番号:019-688-4111 ファクス番号:019-688-4012
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。