知事からのメッセージ 令和6年10月
令和6年10月12日(土曜日)
令和6年10月12日、秋色に染まる美しい季節を迎えた矢巾町において、「第14回いわての森林(もり)の感謝祭」を開催しました。
矢巾町は、岩手県のほぼ中央に位置し、西側に南昌山がそびえ、東側には北上川が流れ、美しい田園風景が広がっており、国の史跡に指定されている徳丹城跡など多くの名所や旧跡があります。
また、岩手医科大学附属病院の開院や東北自動車道矢巾スマートインターチェンジの開通などにより、医療・交通の拠点として発展を続けています。
このたび、南昌山を望むこの地で、県内各地から参加いただいた皆様とともに、昨年、天皇皇后両陛下御臨席のもと開催した「第73回全国植樹祭」のレガシーを継承する「いわての森林の感謝祭」を開催できますことは、大変意義深いものであります。
森林には、私たちの暮らしに欠かせない木材の供給に加え、地球温暖化や土砂災害の防止など、多くの働きがあり、先人の方々が苦労して育てた緑豊かな本県の森林を県民みんなで守っていくことが重要です。
本日の感謝祭では、「アカマツ」や「ソメイヨシノ」など、4種類の樹木を植栽します。「アカマツ」は、矢巾町の木であり、「ソメイヨシノ」は、全国植樹祭での苗木のスクールステイの取組を継承し、矢巾町立不動小学校の皆さんが育てた苗木を植栽します。
この植樹活動を通じ、御参集の皆様が「伐って、使って、植えて、育てる」という森林資源の循環利用の大切さや、健全で豊かな森林を次の世代へ引き継いでいくことの大切さを考える良い機会となることを期待します。
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