河川の整備(閉伊川)
総合流域防災事業 閉伊川
事業概要
閉伊川は、北上高地の区界峠に源を発し、山間部を蛇行しながらJR山田線、国道106号に沿って東流し、途中、小国川、刈屋川、長沢川、近内川、山口川などの支流を合流しながら、宮古市街地を貫流後、宮古湾に注ぐ流路延長88.2キロメートル、流域面積972.0平方キロメートルの県内屈指の二級河川である。
この流域は、下流域に三陸沿岸の拠点である宮古市街地が広がっているほか、国道45号、106号、JR山田線及び三陸鉄道など交通網が密集する沿岸地域の交通の要衝となっている。また、近年では、近内地区土地区画整理事業など郊外の宅地開発も行われている。閉伊川流域は、昭和22年、23年のカスリン、アイオン両台風によりいたる箇所で大きな被害を受けたほか、近年でも平成11年7月、平成28年8月豪雨により家屋や農地等の浸水被害が発生している。このため、閉伊川本川及びその支川である山口川・近内川の河川改修を行い、洪水被害の軽減に努めている。
事業期間
昭和39年から令和14年まで
全体延長
L=6,475メートル
総事業費
5,730百万円
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