日本農業遺産『束稲山麓地域』紹介動画

ページ番号1062936  更新日 令和6年11月14日

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岩手県南部に位置する束稲山麓地域(一関市舞川地区・奥州市生母地区・平泉町長島地区)では、東側に束稲山、西側を東北地方最大の北上川が流れ、東西の水平距離で6kmほどの狭いエリアに、低平地と山麓地、山地が存在する地域です。
地形的な要因により、低平地では洪水害、山麓地では干ばつなどの自然災害が頻発するため、地域の農家は、約300年前から山麓地と低平地の両方に農地を分散所有することで、自然災害の影響を最小限に抑えながら土地に合わせた作付けを行ってきました。また、暮らしと営農に必要なため池や森林は地域の共有財産という意識のもと、共同で管理を行いながら、複数の災害リスクを分散する土地利用システムを築き上げました。
本システムを支えているのは、共同・共助の精神であり、地域では、神楽や例大祭が大事に継承され、地域コミュニティの結束につながっています。
人々が自然災害と向き合いながら、長い時間をかけて築き上げてきた束稲山の特徴的な景観は、西行法師の和歌にも詠まれ、地域から親しまれています。

このようなことが評価され、束稲山麓地域は令和5年1月17日に日本農業遺産に認定されました。

この映像は、当地域の農林業システムの四季を撮影したものです。どうぞご覧ください。

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