＜令和5年11月28日＞東北電力ネットワーク株式会社との協働による道路樹木の予防的な伐採を実施しました！

　本県では、冬期間に積雪等により倒木が発生し、道路の通行止めや道路沿線の電線の切断等による停電被害が発生しています。
　これらの被害を未然に防止するため、主要な幹線道路である一般国道106 号において本県と東北電力ネットワーク株式会社が協働し、積雪時等に倒木の危険性がある樹木の予防的な伐採を実施しましたので、お知らせします。

～災害に強い道路ネットワークの確保と積雪時等の停電被害の防止～

　令和5年11月28日（火曜）に実施した東北電力ネットワーク株式会社（以下「東北電力NW」という。）との協働による道路樹木の予防的な伐採では、宮古市川内地内の一般国道106号において、積雪時等に倒木の危険がある樹木を約100mにわたって伐採しました。

　令和4年度に岩手県内で発生した停電件数234件のうち、約44％にあたる102件が樹木に起因したものであり、そのうちの約77％にあたる79件が倒木によるものとなっています。

　本取組は、本県と東北電力NWが連携し、令和4年度から取り組んでいるもので、電線付近の枝を電線管理者である東北電力NWが伐採した後、道路樹木を道路管理者である県が伐採することで、効率的な支障木の伐採が可能となります。

　今後、本格的な降積雪期を迎えますが、本取組により積雪による倒木の被害を未然に防ぐとともに、適時適切な除雪作業等により、冬期間の安全で円滑な交通の確保に努めていきます。