<令和6年11月29日>東北電力ネットワーク株式会社との協働による道路樹木の予防的な伐採を実施しました!

ページ番号1079055  更新日 令和6年11月29日

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 本県では、冬期間に積雪等により倒木が発生し、道路の通行止めや道路沿線の電線の切断等による停電被害が発生しています。
 これらの被害を未然に防止するため、岩手県地域防災計画における緊急輸送道路に指定されるなど主要な幹線道路である一般国道340号において、本県と東北電力ネットワーク株式会社(以下「東北電力NW」という。)が協働し、本格的な降積雪期前の11月29日(金曜)に積雪時等に倒木の危険性がある樹木の予防的な伐採を実施しましたので、お知らせします。

~災害に強い道路ネットワークの確保と積雪時等の停電被害の防止~

 当センターでは、令和4年度~令和5年度に一般国道106号で本取組を実施しており、今年度は、宮古市小国地内の一般国道340号において、積雪時等に倒木の危険がある樹木を約260mにわたって伐採しました。

 一般国道340号は、陸前高田市を起点とし、遠野市、宮古市等を経由して青森県八戸市に至る北上高地を縦断する唯一の幹線道路であり、岩手県地域防災計画における緊急輸送道路に指定されています。

 電線付近の枝を電線管理者である東北電力NWが伐採した後、道路樹木を道路管理者である県が伐採することで、効率的な支障木の伐採が可能となります。

 今後、本格的な降積雪期を迎えますが、本取組により積雪による倒木の被害を未然に防ぐとともに、適時適切な除雪作業等により、冬期間の安全で円滑な交通の確保に努めていきます。

 注 令和5年度は岩手県内で317件の停電が発生し、そのうち約38%に当たる119件が倒木に起因しています。

東北電力NWが電線付近の枝切り
電線管理者である東北電力NWが電線付近の枝を伐採
岩手県が幹伐採・集積
道路管理者である岩手県が幹を伐採・集積
(手前)東北電力NW、(奥)岩手県
道路樹木の予防的な伐採の実施状況(手前側:東北電力NW、奥側:岩手県)

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このページに関するお問い合わせ

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