令和6年11月 警察学校のトピックス
スポーツ大会、実技卒業試験実施、認知症サポーター養成講座受講及び福祉体験
スポーツ大会
11月8日、当校体育館において、初任科長期課程学生が、士気高揚及び融和団結を図ることを目的としてスポーツ大会を実施しました。
競技内容は、男女混合の5チーム及び教官チームで実施したソフトバレーと、各班対抗のドリブルリレー、ピンポン球リレー、メディシンボールリレー、傷病人搬送リレーの4種レースを実施しました。
ソフトバレーは、毎回フルセットで敗れてどんどん体力を奪われる教官チームや、ゆらゆらと動く軌道が読めずにボールに翻弄される学生の姿が見られ、予定時間をオーバーするほどの盛り上がりを見せました。
4種レースでは、各班で協力し全力で取り組む姿が見られました。
開閉会式の司会進行や大会進行、準備片付けなど、学生主体で実施したスポーツ大会は怪我もなく、終始和やかな雰囲気で幕を閉じました。
実技卒業試験実施
初任科長期課程学生は、当校において、11月22日に点検教練、11月26日に警備実施の実技試験を受けました。
点検教練の試験は、指揮官として分隊を指揮することや、その指揮に従い動く分隊員を実施。警備実施では、声の大きさや縦の角度や持ち方などについて実施し、それぞれ教官が採点を行いました。
どちらの科目も全員大声で実施する姿が見られました
認知症サポーター養成講座及び福祉体験
11月27日、当校において、地域包括支援センター青山和敬荘職員の方々から「認知症サポーター養成講座」を受講しました。
講座では、ビデオ視聴や教材により、認知症について正しく理解することや「わがこと」として捉えることについて教養を受けました。その後、職員の方が高齢者役と警察官役を演じたロールプレイングを見て、警察官の対応の悪い点やどのように対応すれば良かったかなどをグループで考えた後発表し、意見を共有しました。
養成講座に続いては、福祉体験学習をしました。
盛岡市社会福祉協議会職員の方や視覚障害者の方からふだんの生活や警察官に伝えたいことについて講話を頂いた後、白杖体験を実施しました。
講話や福祉体験をした学生は、「相手の立場に立つこと」「体験したからといって全てを理解した気にならず相手のニーズに応えること」「コミュニケーションの大切さ」などについて気づきを得て、学びの多い授業となりました。
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