令和7年11月 警察学校のトピックス
東日本大震災被災地研修 警備実施実技試験
東日本大震災被災地研修
11月18日、被災地研修を実施しました。本研修は、東日本大震災被災地における伝承教養や、被災地における現地教養を受けることで、災害対策等について見識を広げ、警察官としての誇りと使命感の醸成を図ることを目的として実施しています。
研修は宮古市内を訪れ、初任科学生の実父から、東日本大震災発生当時の状況などについて講話をいただきました。その後、震災メモリアルパーク「中の浜」を訪れ、津波の脅威や規模、避難誘導の留意点などについて教養を受け、同所の展望デッキで黙祷を行いました。また、令和7年6月に開館した宮古市災害資料伝承館に赴き、同館職員から東日本大震災津波の教養を受けました。
研修を終えた学生からは、「警察官としてできることを考え、犠牲者を1人でも減らせるように今後も見識を深めたい。」「東日本大震災の記憶を風化させないよう、私たち若い世代が学び、後世に語り継ぐ必要がある」などといった声が聞かれ、本研修を通じ、警察官としての使命感をより一層醸成していました。
警備実施実技試験
初任科学生は、11月25日に警備実施の実技試験を受けました。
警備実施は、教官の号令を受け、その動作が正確に行えているかどうかが重要になります。また、声の大きさや機敏さに加え、盾の角度や持ち方など、細かい部分まで意識して実施できているかどうかも重要となります。
初任科学生は緊張の中、授業や自主練習の成果を発揮していました。12月には、法学等の筆記試験、点検教練の実技試験も待ち受けており、卒業試験モードに突入していきます。
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