令和7年4月 警察学校のトピックス
初任科第100期・一般職員初任科第38期入校式、10キロメートル持久走、一般職員初任科第38期卒業式
初任科第100期・一般職員初任科第38期入校式
4月7日、当校において、初任科第100期・一般職員初任科第38期の入校式が挙行されました。
入校式では、警察音楽隊の演奏で入校生が意気揚々と入場行進した後、元気に国歌を斉唱しました。任命辞令交付では、入校生一人一人が呼名されると、それぞれはつらつとした返事をして起立し、代表が警察本部長から辞令書を受領しました。学生宣誓では、来賓の方々や入校生の家族が見守る中、代表が警察本部長に対し「良心のみに従い不偏不党、かつ、公平中正に警察職務の遂行に当たる。」と宣誓しました。
初任科短期課程は6か月、長期課程は10か月、一般職員初任科は1か月間、同期の仲間たちとともに、職責の自覚や使命感を培う職務倫理等の教養を受け、職務遂行に必要な基礎的知識及び技能の修得に努めます。

















10キロメートル持久走
4月22日、初任科生及び一般職員初任科生は、当校の恒例行事である御所湖一周10キロメートル持久走を実施しました。
学生による選手宣誓後、笑顔でスタートラインに立った学生たちは、学校長の号砲により一斉にスタートを切りました。
各ポイントで誘導する教官方からの励ましや、新緑や湖畔の次々と変わる景色、前後を走る同期生の姿を力へと変えながら走る学生たち。ゴールまで残り4キロメートル地点にある給水所でほっと一息つき、また前へと進みます。初任科短期課程の総代と、長期課程男性学生1名が首位争いのデッドヒートを繰り返し、最後は短期課程の総代が一位でゴールテープを切りました。
今回参加した学生たちは全員無事に完走しており、ゴール後の表情から、諦めずに完走したことがそれぞれの自信につながった様子が見て取れました。
先にゴールしていた学生全員で最終走者を迎え入れ、全員完走という目標を成し遂げたことにより同期全体の連帯感が醸成された持久走となりました。


















一般職員初任科第38期卒業式
4月25日、当校において、一般職員初任科第38期の卒業式が挙行されました。
4月1日の入寮から、入校式、毎日の授業、卒業試験、初任科生とともに走った10キロメートル持久走と、あっという間に入校期間が終了し、卒業式を迎えました。
式典では、卒業生一人一人の所属・氏名が呼ばれ返事をして起立した後、代表者に卒業証書が渡されました。研修成績優秀者には本部長賞、成績優良者に学校長賞が授与され、総代・副総代にはその功労をたたえ、学校長賞が送られました。
卒業式終了後は教官方との写真撮影を行い、その後は、初任科生が花道をつくり、一人一人のお見送りをしました。お見送りを受けた卒業生の中には、涙ぐむ学生もいました。
「今までの人生で一番濃い1か月間」と表現するほど学生にとっては目まぐるしい毎日だった入校期間を経て無事卒業した一般職員初任科第38期11名は、それぞれの配属先に赴き、勤務します。卒業生11名の益々の活躍を期待しています。










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