令和7年1月 警察学校のトピックス
今年の抱負を書き初めで、初任補修科第46期入校式、初任科第99期長期課程卒業式
今年の抱負を書き初めで
新年一回目の授業は書き初めです。
1月6日、長期課程学生は、当校において、「どんな警察官になりたいか」「今年の抱負」を筆でしたためました。
年末年始休暇中、令和7年の抱負を表す漢字一文字若しくは二文字となぜその漢字にしたのかを考えてくるよう宿題を課せられた学生たち。授業では、久しぶりに筆を扱った者、自宅から習字道具を持参した者など様々な学生がおりましたが、それぞれが背筋を伸ばし、筆を走らせていました。
文字を書いた後は、同期生の前で、なぜこの漢字にしたのかを一人ずつ発表しました。
自分自身の氏名の漢字や、変化変動を表す「変」、自分たちを表す又はこれから育っていくという意味の「芽」、大きな声で行動するという決意を表す「覇気」など、それぞれ記載した漢字を持って、その抱負を発表しました。
1月30日に当校初任科課程を卒業し、各警察署に配属された学生たち。皆の前で発表した抱負を実現できるよう、学校から見守っています。






初任補修科第46期入校式
令和6年9月に当校初任科短期課程を卒業し、各警察署における職場実習を終えた34名が、1月20日、初任補修科第46期生として警察学校に入校しました。
当校において行われた入校式では、警務部長から「実務能力・現場執行力の向上」「職務倫理の基本の確立」の2点について訓示を受けました。学校長は、「初任補修科生として地域警察活動の基本となる知識、技能の習得に努めてほしい。」と式辞を述べました。
初任補修科では2か月間、現場で感じた疑問点を解消するための演習や、地域警察官として実務能力を向上させるための実践に即した訓練などのほか、各種検定を受検します。




初任科第99期長期課程卒業式
冬晴れの1月30日、当校において、初任科第99期長期課程卒業式が挙行されました。
前日までの降雪の影響で足下の悪い中、来賓の方々や卒業生の御家族が卒業式に参列し、入校当初から成長した卒業生の姿に感動している様子でした。
卒業証書授与では、卒業生一人一人がステージに登壇し、学校長から卒業証書を授与されました。配置辞令では、それぞれの配属先と氏名が読み上げられると、卒業生は大きな声で返事をして活発に起立し、10か月間で変化したりりしい姿を見せてくれました。
本部長は、「プロフェッショナルになること。ルールを守ること。」の2点について話され「この2点は警察職員としての誇りと使命感を体現するための基礎である。」と訓示をされました。
警察学校長は、「短期課程卒業後のプレッシャーに打ち勝つため、声を出すことを全員で意思統一し、それまで以上に大きな声を出してやる気を示していたことが頼もしい姿として記憶に残っている。」と10か月間の研修を振り返りました。また、先日野球殿堂入りしたイチロー選手でさえもあと1票が足りずに満票をもらえなかったことを例に出し、「初任科第99期として入校したことには大いに意味がある。この99という数字は、100にはまだ届いていない、何かが足りないから100になるための努力をしなければならない。イチロー選手がもらえなかったのはあと1票でしたが、皆さんが100を目指すために足りないものは、10でも30でもなく、もっとたくさんあり、その足りないものを身に付けるため、これから各警察署に赴任し、警察官としての実務を積むことになります。」と式辞を述べられました。
卒業生代表答辞では、入校生活を「警察官としてはもちろん、社会人として成長することができたかけがえのない大切な財産である。駆け足ではなく、全力疾走の10か月間だった。」と振り返りました。
当校を巣立った41名の卒業生は、県内15警察署に配属され、地域を守る警察官としてそれぞれの配属先で勤務しています。




















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