平成29年5月の意見・提言集
平成29年5月に県に寄せられたご意見・ご提言を受理方法別に掲載しています。
受理方法の掲載順は、1.電子メール、2.電話・ファクス、3.来訪・文書、4.その他となります。
- 提言内容は、御意見等の要旨です。
- 取組状況は、御意見等に対する回答時点における県の取り組みです。
- 担当部局及び担当課名等は、御意見等の内容を担当する部署です。
- 反映状況の区分は、次のとおりです。
- A 要望の趣旨に沿って措置したもの
- B 実現に努力しているもの
- C 当面は実現できないもの
- D 実現が極めて困難なもの
- S その他
- T 感謝・御礼
受理年月日:2017年5月2日(電子メール)
受理方法:知事ホームページ
意見提言内容
いわて産業振興センター及び岩手県発明協会に対し、私が保有する意匠権を活用した起業喚起の提案をしたところ、内容を確認もせず、門前払いされた。
知的財産権の活用者は企業か起業家によるところであり、東北のためになるならと発案したもので、知的財産の活用は国家の政策上重視されているにも関わらず、入口で閉ざされてしまうとは思いもよらなかった。
価値があるか否かは客観的判断に委ねるべきで、閉鎖的な体質と愕然とした。
取組状況
本県では、地域産業の競争力・成長力を高め、本県経済の活性化を図るため、平成19年3月に岩手県知的財産戦略を策定し、知的財産の創造、保護、活用という一連の「知的創造サイクル」の確立に向け、関係機関・団体とも連携しながら取組を進めてきました。
このような中、個別事案の対応等については、各機関・団体に委ねられているところですが、県として今後も知財権の利活用等に係る周知などを行っていきます。
- 反映区分:A 提言の趣旨に沿って措置
- 部局名:商工労働観光部
- 回答課名:商工企画室
- 回答担当名:企画担当
- 回答電話番号:019-629-5525
受理年月日:2017年5月15日(電子メール)
受理方法:知事ホームページ
意見提言内容
岩手県の仮設住宅は、かなり空きがあると聞いたが、復興作業のため県外から滞在している作業員に対し、空き部屋を貸してもらえないか。
また、空きがある仮設住宅を利用できないのはどのような理由か。
取組状況
応急仮設住宅の空き住戸の使用については、国から本来の使用や今後の集約・撤去の妨げにならないよう求められている中、県では、I・Uターン者で住む家がない方や面的整備事業等のまちづくり事業で一時的な転居を必要とする方に限定して目的外の使用を認めているところです。
また、県では、住宅の自力再建を行う者から住宅建築を請け負った工務店等に対し、遠隔地からの工事従事者のための仮設宿泊施設用として応急仮設住宅を用途廃止し貸与する事業を、沿岸市町村にある一部の応急仮設住宅を活用し実施しています。
詳しくは、岩手県建築住宅課までお問い合わせ願います。
- 反映区分:B 実現に努力しているもの
- 部局名:復興局
- 回答課名:生活再建課
- 回答担当名:被災者支援担当
- 回答電話番号:019-629-6936
受理年月日:2017年5月10日(電子メール)
受理方法:電子メール
意見提言内容
一般車道を走行する自転車に対する車の危険性やマナーの悪さを常々感じる。岩手県においても他県で実施している「思いやり1.5m運動」のような自転車及び歩行者に対する車のマナー向上のための啓蒙運動を広く行ってほしい。
自転車や歩行者に対する車のドライバーのマナーアップの啓蒙を県をあげて広くかつ長く行うことが、自転車の運転者や歩行者の身の安全性を確実に向上させることができる最も有効で初期投資の少ない効率的な対策と考える。
取組状況
自転車の安全利用については、平成20年度から「正しい交通ルールを守る県民運動」の一つとして、5月に「自転車の安全利用推進期間」を設定しています。御提言の趣旨については、県民総参加による交通安全運動を一層強力に推進し、正しい交通ルールの遵守と交通マナーの実践を伴った交通事故のない社会の実現に向け、平成30年度県民運動実施要綱に反映させることを検討します。
- 反映区分:B 実現に努力しているもの
- 部局名:環境生活部
- 回答課名:県民くらしの安全課
- 回答担当名:県民生活安全担当
- 回答電話番号:019-629-5330
受理年月日:2017年5月15日(電子メール)
受理方法:電子メール
意見提言内容
有害鳥獣捕獲で捕獲された野生動物を溺死させている事例がある。許可申請時に処分方法を明示させ、溺死を実施しないよう強く指導してほしい。
取組状況
県の捕獲許可の取扱いについては、鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律に基づき許可しているところです。
また、その許可に当たっては「処分する場合は可能な限り鳥獣に苦痛を与えない方法をとる」という条件を付すこともあります。一部の野生鳥獣の捕獲許可については、市町村へ権限を委譲しているところですが、県として「可能な限り苦痛を与えない方法」によるよう会議等において、引き続き、市町村へ周知助言していきます。
- 反映区分:B 実現に努力しているもの
- 部局名:環境生活部
- 回答課名:自然保護課
- 回答担当名:野生生物担当
- 回答電話番号:019-629-5371
受理年月日:2017年5月23日(電話・ファクシミリ)
受理方法:電話
意見提言内容
教員免許のことで教育委員会に電話をしたが、担当職員の電話対応が悪すぎる。分からないことに関しての返答が「あー、はー」では話にならない。どのような立場で話をしているのか。非常に不快な思いをした。県の窓口として恥ずかしくないのか。
取組状況
この度は職員の電話対応により不快な思いをされましたことについて、お詫びを申し上げます。
今回、御指摘がありました点については、全ての職員に対し、相手の話をよく聞き、丁寧に対応することを注意したところです。
今後、業務推進に当たっては、県民の皆様のお気持ちに寄り添い、それぞれの事情に配慮して対応するよう徹底していきますので、ご理解いただきますようお願いします。
- 反映区分:A 提言の趣旨に沿って措置
- 部局名:教育委員会事務局
- 回答課名:教職員課
- 回答担当名:免許担当
- 回答電話番号:019-629-6121
受理年月日:2017年5月12日(その他)
受理方法:県政懇談会
意見提言内容
バス料金が倍近く上がり、旅行会社からは「岩手県はいいところなのだけれども、広過ぎるからツアーが組みづらい」という話がある。
岩手県のわんこきょうだいは5ブロックに分かれているが、その中で県内の観光施設3カ所に行ったら助成するといったスタンプラリーのような取組ができたらいいと思う。
取組状況
県、市町村及び民間事業者で構成するいわて観光キャンペーン推進協議会では、これまでも沿岸地域と内陸をつなぐ日帰りバスツアーを対象として支援を行っておりますが、今年度はさらに、宿泊付ツアーも対象とし、県内をより広く、長く周遊する旅行商品の造成を支援することとしています。
今後も、御提言の趣旨を踏まえ、県内の周遊が促進される取組を進めていきます。
- 反映区分:A 提言の趣旨に沿って措置
- 部局名:商工労働観光部
- 回答課名:観光課
- 回答担当名:国内観光担当
- 回答電話番号:019-629-5579
受理年月日:2017年5月12日(その他)
受理方法:県政懇談会
意見提言内容
平成28年度に、碁石海岸のインフォメーションセンターでインバウンド関係の補助金申請を行ったが、公的機関ということで却下された。大船渡市をインバウンドで売り込む際には各国のパンフレットを作成したいが、相当の予算が必要になることから、活用できる補助金制度があればいいと思う。
取組状況
インバウンドの拡大については、国が平成28年度に創設した「東北観光復興対策交付金」の活用が考えられます。
この交付金は、県や市町村も交付対象としているところであり、プロモーションや受入態勢の整備等に活用することが可能です。
多言語パンフレット作成は外国人旅行者の利便性の向上が図られるものであり、県としても市町村と連携しながら、外国人観光客の利便性が図られるよう受入環境整備に取り組んでいきます。
- 反映区分:A 提言の趣旨に沿って措置
- 部局名:商工労働観光部
- 回答課名:観光課
- 回答担当名:国際観光担当
- 回答電話番号:019-629-5573
受理年月日:2017年5月12日(その他)
受理方法:県政懇談会
意見提言内容
高速道路が間もなく釜石まで全線開通になり、立丸峠も2年後には開通になる。道の駅「風の丘」の機能を充実させることによって、沿岸に行くのであれば「風の丘」に寄って情報を集めてから沿岸に行く、沿岸の方々が内陸に行く場合も「風の丘」で情報を集めていくというような拠点になるよう取り組んでいきたいが、通過される道の駅になるのではないかとの懸念がある。
取組状況
県としては、国に対し東北横断自動車道釜石秋田線に道の駅への案内標識設置を働きかけているほか、県管理道路への案内標識の設置に取り組んでいきます。 また、道の駅「遠野風の丘」の機能拡充については、国、県、市で連携しながら取り組んでいきます。
- 反映区分:B 実現に努力しているもの
- 部局名:県土整備部
- 回答課名:道路環境課
- 回答担当名:維持担当
- 回答電話番号:019-629-5878
受理年月日:2017年5月12日(その他)
受理方法:県政懇談会
意見提言内容
大船渡の知名度は全国的に低いが、アクセスが悪い条件の中でも、来てくれたお客様には喜んでもらえる。岩手沿岸エキスポとして、沿岸地域でテーマ性を持ったイベントを開催したい。そのためには各分野の関係者が実際に見て触れて得られる情報や商談する機会をつくれるよう三陸全体で取り組んでいきたい。
取組状況
県では、山田線宮古~釜石間の復旧と三陸鉄道への経営移管、東日本大震災津波伝承施設の整備、ラグビーワールドカップ2019TMの開催等が控える平成31年を、交流人口拡大のまたとない機会を捉え、同年に「三陸防災復興博(仮称)」を開催することを計画しています。これは、御提言の「岩手沿岸エキスポ」と同趣旨のものと捉えており、実現に向け検討を進めていきます。
- 反映区分:B 実現に努力しているもの
- 部局名:政策地域部
- 回答課名:地域振興室
- 回答担当名:地域連携推進担当
- 回答電話番号:019-601-5726
受理年月日:2017年5月12日(その他)
受理方法:県政懇談会
意見提言内容
教育旅行に求められているものが変わってきており、いろいろな場所でいろいろな体験をしてほしいが、時間の制限や旅行代金の上限、バスの問題などで、与えたいものと、求められていることの差を感じる。
地域に特化したプランを地域の人たちと構築していくことが課題だ。
取組状況
県では、これまでも首都圏や北海道等における学校等の訪問活動や説明会の開催など、教育旅行の誘致に取り組んできたところです。
一方、ご指摘のとおり様々な課題もあると認識しています。
こうしたことから、県も構成員となっているいわて観光キャンペーン推進協議会において、バス代助成を実施するほか、昨年度、公益財団法人さんりく基金内に設立した三陸DMOセンターと連携し、来訪者に応じた多様な旅行プログラム造成の促進に努めているところです。
今後も、地域の方々と連携し、震災復興、防災減災、ジオパーク、自然体験など、岩手ならではの教育旅行プログラムの構築を進めていきます。
- 反映区分:A 提言の趣旨に沿って措置
- 部局名:商工労働観光部
- 回答課名:観光課
- 回答担当名:三陸観光地域づくり担当
- 回答電話番号:019-629-5572
受理年月日:2017年5月12日(その他)
受理方法:県政懇談会
意見提言内容
三陸沿岸を含む沿岸部はみちのく潮風トレイルとして認定され、スタジアムの建設地にあった釜石東中学校の生徒や、岩手大学の皆さんと一緒にマップを作った。2019年のラグビーワールドカップの試合が行われる時には来てくれた人に、この地域で何か楽しむものを提供したい。
取組状況
ラグビーワールドカップ2019TM釜石開催に向け、平成29年4月に県と釜石市で開催実行委員会を立ち上げました。
当委員会では、釜石市を訪れる全国・全世界のラグビーファンの方々が開催期間中大いに楽しんで滞在していただくために、会場周辺のファンゾーンの形成やシティドレッシングのデザイン等についての企画及び検討が開始されたところです。
また、県では、ラグビーワールドカップ2019TM釜石開催を契機とした沿岸部への誘客促進や交流人口の拡大のために、「三陸防災復興博(仮称)」の開催等を通じて、復興後の新しい三陸の姿を全国各地、世界各国に向けて情報発信していく予定です。
開催にあたっては、市町村や団体・企業、地域の皆さんと連携し、みちのく潮風トレイルも含め、三陸沿岸の地域資源を活かした交流人口の拡大や地域全体の活性化に取り組んでいきます。
- 反映区分:B 実現に努力しているもの
- 部局名:沿岸広域振興局(本局)
- 回答課名:経営企画部
- 回答担当名:企画推進課
- 回答電話番号:0193-25-2701
受理年月日:2017年5月12日(その他)
受理方法:県政懇談会
意見提言内容
岩手に生きると決めた人たちの価値を最大限生かし、研修や旅行の企画を組んでいくことが、一番必要とされているのではないか。
取組状況
県では、岩手・三陸地域側から岩手・三陸ならではの旅行プログラムを造成し、売り込んでいくことを狙いに、公益財団法人さんりく基金内に昨年度設立した三陸DMOセンターと連携し、三陸地域全体で教育旅行商品等の企画・開発を集中的に担う人材の育成と具体的な旅行商品の造成を進めているところです。御意見も参考にしながら、岩手・三陸に住む方々の視点に立って、岩手・三陸ならではの教育旅行プログラムの構築に取り組んでいきます。
- 反映区分:A 提言の趣旨に沿って措置
- 部局名:商工労働観光部
- 回答課名:観光課
- 回答担当名:三陸地域づくり担当
- 回答電話番号:019-629-5572
受理年月日:2017年5月12日(その他)
受理方法:県政懇談会
意見提言内容
「岩手に行けばこれを学べる」というキャッチフレーズをつくり、他の地域と連携しながら、岩手で完結させるような教育旅行をつくっていきたいので、県にはバックアップしてほしい。
取組状況
県では、これまでも首都圏や北海道等における学校等の訪問活動や説明会の開催など、教育旅行の誘致に取り組んできたところです。
さらに、公益財団法人さんりく基金内に昨年度設立した三陸DMOセンターと連携し、三陸地域全体で教育旅行商品等の企画・開発を集中的に担う人材の育成と具体的な旅行商品造成の促進を進めているところです。
今後も、三陸地域との連携のもとで、震災復興、防災減災、ジオパーク、自然体験など、岩手ならではの教育旅行プログラムの構築を進めていきます。
- 反映区分:A 提言の趣旨に沿って措置
- 部局名:商工労働観光部
- 回答課名:観光課
- 回答担当名:三陸観光地域づくり担当
- 回答電話番号:019-629-5572
受理年月日:2017年5月12日(その他)
受理方法:県政懇談会
意見提言内容
教育旅行は行って終わりではなく、子どもたちが学んできたことや感じてきたことを形にして、家族にも伝えることで誘客につながると思うので、形にする方法を考えることが必要だと思う。
取組状況
県では、公益財団法人さんりく基金内に昨年度設立した三陸DMOセンターと連携し、三陸地域全体で教育旅行商品等の企画・開発を集中的に担う人材の育成と具体的な旅行商品の造成を進めているところです。
今後も、御意見の趣旨も参考にしながら、参加した生徒から家族に伝わり、将来的な家族ぐるみでのリピートへとつながるような工夫も取り入れながら、岩手ならではの教育旅行プログラムの構築を進めていきます。
- 反映区分:A 提言の趣旨に沿って措置
- 部局名:商工労働観光部
- 回答課名:観光課
- 回答担当名:三陸観光地域づくり担当
- 回答電話番号:019-629-5572
受理年月日:2017年5月12日(その他)
受理方法:県政懇談会
意見提言内容
震災を機に都市部の方と出会ったが、新しい考え方や生き方に触れて、自分の成長を感じた。
これからのまちづくりや町を支えていくためには、町民が成長していかなければいけない。そのためには教育旅行の受入れや基本研修の受入れを通して、私たちが震災で何を感じ、どう成長したかを伝え、来た方と一緒に成長する場をつくることが必要だ。
取組状況
県では、これまでも、震災学習を核とした教育旅行、企業研修旅行の誘致に取り組んできたところであり、また、公益財団法人さんりく基金内に昨年度設立した三陸DMOセンターと連携し、三陸地域全体で教育旅行商品等の企画・開発を集中的に担う人材の育成と具体的な旅行商品の造成の促進にも取り組んでいるところです。
今後も、御意見の趣旨も参考にしながら、三陸地域が連携し、震災復興、防災減災、ジオパーク、自然体験など、岩手ならではの教育旅行プログラムの構築を進めていきます。
- 反映区分:A 提言の趣旨に沿って措置
- 部局名:商工労働観光部
- 回答課名:観光課
- 回答担当名:三陸観光地域づくり担当
- 回答電話番号:019-629-5211
このページに関するお問い合わせ
政策企画部 広聴広報課 広聴広報担当(広聴)
〒020-8570 岩手県盛岡市内丸10-1
電話番号:019-629-5281 ファクス番号:019-651-4865
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。