JICA海外協力隊:小松 万理子さん(モザンビーク派遣)

ページ番号1022694  更新日 令和1年8月23日

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  • 青年海外協力隊(コミュニティ開発)
  • モザンビーク共和国派遣(2018年4月から)

あなたの近況を教えてください

現在どのような活動・取組をされていますか。

 モザンビークの観光地ビランクーロにて、観光事業支援の取り組みを行っています。派遣から1年が経過し、生活にもすっかり慣れて地域の人たちともうまくコミュニケーションがとれるようになってきました。作成した観光マップの配布や更新作業に加えて、ホームページ作成や旅行代理店のパンフレット作成の手伝いなどをしています。今は、新たにこの街の観光ガイドブックのようなものが作れないか模索中です。派遣期間も折り返して終わりが見えてきましたが、帰国までに少しでも形にできるように頑張りたいと思います。

あなた自身、最近何か出来事がありましたら、教えてください。

 観光事業支援の活動に加えて、地域のごみ問題にも関心をもっています。ビランクーロは海とビーチが美しい街ですが、ごみ処理機能が整備されておらず、残念ながら路上にごみが散乱している状態です。この状況を改善しようと、NGO団体を中心にビーチ清掃プロジェクトが動いています。私も微力ながらこの活動の力になりたいと思い、何度かビーチ清掃に参加しました。世界中で海洋プラスチックごみが問題になっている今、決して他人事では済まされません。美しいビランクーロ、美しい地球を守るのは一人ひとりの小さな意識からだと思います。自分自身も勉強するつもりで、このプロジェクトに引き続き携わっていきたいと思います。

このプロジェクトの紹介動画を私が作成しました。NGO団体のFacebookページに掲載してもらったので、リンク先から視聴して頂けると嬉しいです。

岩手に関することについて教えて下さい。

お住まいの地域で何か岩手(日本)に関する話題など、ありましたら教えてください。

 そもそも「日本」という国は中国の一部だと思っている人が大半なので、岩手について説明する以前に日本というのは1つの国で中国とは違うんだ、ということを伝えるので精いっぱいです笑

岩手県の皆さんにメッセージをお願いします。

 モザンビークは南半球にあるため現在は冬にあたりますが、岩手の夏は暑いでしょうか?まもなくラグビーワールドカップも開催され、盛り上がることと思います。遠い地から、大会の成功を応援しています。

 6月8日の「世界海洋デー」に実施されたビーチ清掃に参加しました。延べ145人が参加し、ごみ拾いを行いました。こういう取り組みに参加することで、住民(特に子供たち)の環境に対する意識が変わっていったらいいなと思います。

写真:世界海洋デー参加者

写真:海岸清掃の様子

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