宮古管内の漁港（3）　平井賀漁港

平井賀漁港（ひらいがぎょこう）

• 所在地：下閉伊郡田野畑村平井賀
• 漁港指定：第1種　昭和26年11月14日
• 管理者：田野畑村
• 関係漁協名：田野畑村漁協
• 背後集落名：羅賀、明戸、平井賀、和野

平井賀漁港の紹介

田野畑村沿岸部の中央に位置し、周囲の海岸は日本の代表的白亜紀化石を産する、学術的にも景観的にも貴重な地域である。
本漁港は、海上交通の拠点基地として、江戸時代から木材、木炭等の積出港として賑わってきた。
現在は、漁業専用港として利用されており、ワカメ、コンブの海面養殖業や定置網に加え、サケ延縄等が盛んに行われている。
漁港の整備は昭和34年から始められ、現在、地域水産物供給基盤整備事業により整備を進めている。平成6年度に合併した羅賀地区では、釣りや磯遊びができる憩いの場として平成9年より漁港環境整備事業により親水施設や炊事場などの整備を行った。
また、背後集落では平成11年度から集落環境整備事業により生活環境の改善に取り組んでいる。