いわてグラフ3月号(第787号)テキスト版
表紙
いわてグラフ2024年3月号
第787号 令和6年3月1日発行
今号の表紙は、一戸町出身で読売巨人軍の西舘勇陽投手です。
1軍で活躍して岩手に恩返ししたい
2023年度のプロ野球ドラフト会議で、2球団から1位指名を受け、読売巨人軍に入団した西舘勇陽投手は、一戸町出身。小さい頃から運動が大好きで、野球、陸上、クロスカントリーに取り組み、中学2年の冬から野球一本に集中。花巻東高校時代は「人間力」を鍛えられた3年間であり、「自己や野球への向き合い方を学んだことは、その後の野球人生に役立っている」と言います。プロでの目標は、けがをせず、1軍の投手として活躍すること。「お世話になった人たちに活躍している姿を見せることが一番の恩返し」と、闘志を胸に秘めながら練習に励んでいます。
写真が2枚あります。
1枚目 表紙写真。読売巨人軍 西舘勇陽投手(一戸町出身)。 ウィンドブレーカーにハーフパンツ姿の西舘勇陽投手がグローブをはめて右手にボールを持ち笑顔でグランドに立っています。
2枚目 「岩手の素晴らしさは、季節ごとにさまざまなスポーツが楽しめる自然環境があることだと思います」と西舘投手。笑顔の西舘投手です。写真終わり。
1ページ
コンテンツ
- 1ページ
-
特集1
震災から13年 震災の教訓を未来につなぐ
- 5ページ
-
しあわせレシピ
桜咲く具だくさんしゅうまい
- 6ページ
- 復興キラリ
復興の歩みを進めるいわて三陸の姿を紹介 - 7ページ
- まち・ひと・しごと 住みたい県へ!
子どもの遊び場 - 8ページ
-
教えて!いわて県民計画
文芸活動の振興 - 9ページ
-
わがまちにズームイン
葛巻町 - 10ページ
- ローカル線でいわて旅
JR大船渡線・JR大船渡線BRT&三陸鉄道リアス線 - 11ページ
- 特集2 新型コロナウイルス感染症対策
生活の見直しから健康づくり! - 13ページ
- 岩手県からのお知らせ
- 裏表紙
- NEXT STARS
読者アンケート・プレゼント
ハッシュタグ いわてグラフキャンペーン
エックス(旧ツイッター)、フェイスブック、インスタグラムに「ハッシュタグいわてグラフ」をつけて、投稿すると岩手のいいものをプレゼント!
- 当選商品:三陸まるごとほたてカレー2個セット(カフェデカリーコジカ)
- 当選者数:4名様
- 応募期間:2024年3月1日(金曜日)から3月17日(日曜日)
- 応募方法:「ハッシュタグいわてグラフ」をつけて、あなたが読んでほしい・見てほしいと感じた内容をエックス(旧ツイッター)、フェイスブック、インスタグラム、いずれかのエスエヌエスから投稿してください。
投稿いただいた方の中から抽選で岩手のいいものをプレゼントします。 - 当選発表:当選した方にはダイレクトメッセージにてお知らせします。ダイレクトメッセージを受け取れるよう設定してください。
- 商品の発送時期:2024年3月末頃を予定しています。
- お問い合わせ先:県庁広聴広報課 電話019-629-5283
二次元コードがあります。
1ページから4ページ
特集1 震災から13年 震災の教訓を未来につなぐ
東日本大震災津波から13年を迎えて
始めに、今般の令和6年能登半島地震で犠牲になられた方々の御冥福をお祈り申し上げます。また、被害に遭われた皆様に心からお見舞い申し上げます。
東日本大震災津波の発生から、本年3月11日で13年となります。改めて、犠牲になられた方々に、謹んで哀悼の誠を捧げます。
岩手県は、東日本大震災津波からの復興に当たり、「いのちを守り 海と大地と共に生きる ふるさと岩手・三陸の創造」を目指す姿とし、国内外から多くの御支援を頂きながら、県民一丸となって復興に取り組んできました。
復興道路や津波防災施設の整備などの多くが完了しましたが、復興のステージが進むにつれ、新たな課題も顕在化しています。引き続き、被災者一人ひとりの状況に応じたきめ細かい支援や、主要魚種の不漁対策などなりわいの再生に取り組んでいくとともに、「日本海溝・千島海溝沿い巨大地震」に備え、関係機関と連携した防災・減災対策を進めていきます。
これからも、「誰一人として取り残さない」という理念のもと、新しい三陸の創造を目指し、復興のその先を見据えた取組を進めていきます。
3月11日は、「東日本大震災津波を語り継ぐ日」です。復興の歩みの中で得られた多くの絆や、人と人とが支え合うことの大切さを胸に、東日本大震災津波の教訓を次世代へ語り継ぎ、一人ひとりの大切な人に想いを寄せながら、力を合わせて、ふるさと岩手を築いていきましょう。
岩手県知事 達増拓也
写真があります。白いワイシャツにネクタイをしめた達増知事です。写真終わり。
震災を学び、復興の姿を見つめるため、歩みを進める三陸へ!
2023年6月4日、天皇皇后両陛下ご臨席のもと、「第73回全国植樹祭いわて2023」を開催しました。式典会場の高田松原津波復興祈念公園と県内のサテライト会場を合わせ、県内外から7000人を超える方々が参加。森林や林業に対する理解を深めるとともに、これまでに頂いた支援への感謝と、復興に取り組む姿を発信しました。
また、久慈市や山田町に新たな「道の駅」が開業し、岩手県立陸前高田オートキャンプ場がリニューアルオープンするなど、復興に向かって着実に歩みを進める三陸。その一方で、震災を経験していない世代への伝承など、取り組んでいくべき課題もあります。
時間の経過とともに震災の風化が懸念されていますが、私たちが震災から得た教訓は世界中の人々に必要なもの。いつ起きるか分からない災害からいのちを守るため、震災の事実と教訓を多くの人に発信し、次の世代へ伝承していきましょう。
写真が3枚あります。
1枚目 「第73回全国植樹祭いわて2023」式典の様子 式典会場の高田松原津波復興記念公園内に弧を描いたような屋根のステージが設置され、緑やオレンジの帽子を被った多くの子どもたちや人々が参加しています。
2枚目 「第73回全国植樹祭いわて2023」天皇皇后両陛下によるお手植え 天皇皇后両陛下が鍬を持って立たれています。
3枚目 岩手県立陸前高田オートキャンプ場(スノーピーク陸前高田キャンプフィールド) たくさんの車が横付けされた広い芝生の敷地に数個のテントが設営されています。写真終わり。
震災の教訓を学びながら、自然の魅力に触れてみませんか。
震災の事実と教訓を国内外へ発信し、後世へ伝承することを目的とする東日本大震災津波伝承館。解説員を務める千田房代(ちだ ふさよ)さんは、大船渡市三陸町出身。最近は震災を経験していない子どもたちや、県外からの来館客が増えていると言います。
「大震災は絶対に忘れてはいけないこと。自然災害はいつどこで起きるかわかりません。だからこそ、日頃の備えと訓練が大事。ここでの学びを通して、命の守り方を伝えていきたい」と話します。
解説員として来館者に接する中で、地球の活動に興味を抱いた千田さんは、三陸ジオパークの認定ガイドとしても活躍しています。「ジオパークの魅力は、地球の時間を感じられること。景観が作り出された過程を知ると、より深く楽しむことができますよ」と、千田さん。
自然の「脅威」と「恵み」の両方と共に歩む三陸。その歩みを見つめることで、震災の学びや、ふるさとへの思いを深めてみませんか。
写真があります。
伝承館の解説員と三陸ジオパークの認定ガイドを務める千田房代さん。 被災物の津波で破損した消防団の車両の前に立つ千田さんです。写真終わり。
震災の学びを教育に生かし、「生きる力」を育んでいく
東日本大震災津波の事実と教訓を学び、伝えていくことは、郷土を愛し、地域の復興・発展を支える人材を育てることにつながります。
県は、震災の教訓を生かし、未来を創造していくために、「いわての復興教育」を基盤とした学校教育を進めています。それぞれの学校で地域に応じた取り組みを進め、子どもたちに「生きる力」を育むことが目的です。
こうした活動を共有するため、毎年、「いわての復興教育」児童生徒実践発表会を開催しています。2023年度の発表会では、山田町立山田小学校、釜石市立釜石中学校、宮古恵風(けいふう)支援学校による「実践発表」が行われたほか、「パネルディスカッション」には、大迫(おおはさま)・金ケ崎・大船渡・岩泉の4県立高校が登場。復興教育から得た学びなどについて意見を交わしました。
写真が2枚あります。
1枚目 女子生徒たちが資料の冊子を一緒に見ています。
2枚目 宮古恵風支援学校の生徒たちがステージ発表をしています。写真終わり。
釜石市立釜石中学校
ふるさとの未来を支えるために、地元の震災と復興を学ぶ
同校では、沿岸地域の震災伝承施設などの見学や人々との関わりを通して、復興や防災について学ぶため、2学年を対象とした1泊2日の宿泊研修を実施しました。研修では、県立野外活動センターでの避難所設営やキャッセン大船渡でのエーアール防災ゲームを体験したほか、東日本大震災津波伝承館などを見学。また、三陸鉄道の震災学習列車(釜石駅、盛駅間)で車窓からの様子を見ながら復興状況を学びました。生徒たちは研修で学んだことをまとめ、自分たちが未来のためにできることを発表会や個人新聞で発信しています。
写真があります。生徒たちがグループごとに、段ボールを組み立てている様子です。写真終わり。
岩手県立金ケ崎高等学校
多様な体験や学びを通して、自分たちにできることを考える
「予測不可能な社会を生きるために」というテーマを掲げ、同校では防災意識を高めるさまざまな取り組みを行っています。水害の怖さを学ぶ北上川の水害学習や、身近な通学路の危険個所の確認、大船渡高校との交流を通した震災・復興学習のほか、避難訓練や避難所運営ゲームで災害時の具体的な行動についても体験的に学んでいます。こうした学びを通して生徒たちは、「自分たちにできることは何か」を自問自答。予測できない災害にどう向き合うかを、普段から考え、行動できる力を育んでいます。
写真があります。生徒たちが、高台に集まっています。写真終わり。
震災と防災の学習拠点として、図書館を活用しよう!
2023年11月、岩手県立図書館に震災・防災の学び合いスペース「Iルーム」を開設しました。書架には、東日本大震災津波やさまざまな災害、防災に関する資料や関連本など、約1万点を配架。県内の避難所や市町村のチラシ、発行物なども集められ、当時の様子を時系列で追うことができます。
Iルームでは、職員がこれらの図書や資料の探し方、調べ方を支援したり、テーマや学習内容に応じた図書をセットで貸し出すなど、児童生徒やグループの探究的な学びをサポート。また、自然災害を総合的に学べる拠点として、県内の震災伝承施設と連携し、各施設の特色や展示などについても紹介しています。
「内陸に震災と防災に特化した拠点を作ることで、沿岸部での教育旅行の事前学習や研究者のリサーチなど、いろいろな使い方ができます。多くの人が震災に触れ、考えるきっかけになれば」と、森本晋也館長。今後は防災に関するワークショップなども企画していく予定です。
写真が3枚あります。
1枚目 図書館内に新設された「Iルーム」。ここでは会話もできるのでグループ学習やワークショップなどに最適です。書棚の前に数客のテーブルと椅子が置かれています。
2枚目 岩手県立図書館の森本晋也館長 ワイシャツにネクタイをしめた森本館長です。
3枚目 震災当時、避難所などで発行されたチラシ 地図や情報が書かれた表、かわいいイラストつきの情報などのチラシがまとめられています。写真終わり。
[お問い合わせ先]岩手県立図書館
盛岡市盛岡駅西通一丁目7番1号
いわて県民情報交流センター(アイーナ)内
電話019-606-1730
岩手県立図書館ホームページはこちら の[二次元コード]があります。
震災の教訓を、絵本で読み聞かせしませんか?
就学前の子どもたちにも、絵本を通して震災の学びを伝えてみませんか。県は「いわての復興教育」の3つの教育的価値である「いきる・かかわる・そなえる」をテーマにした絵本を作成しています。幼稚園などの就学前施設や学校、図書館などに配付しているほか、県ホームページからもダウンロードできますので、ぜひご活用ください。
3冊の絵本が紹介されています。
『みんながいるから』
「かかわる」をテーマにした作品です。キッチンカーの「カーチン」を主人公に、仲間や地域の人々との触れ合いや困難を共に乗り越える体験を通して、成長していく物語です。誰かのために自分が役立てることなどに気づき、「かかわることによる自己の成長」を実感していきます。
『てとてをつないで』
「いきる」をテーマにした作品です。手の温もりを通して親から子へと命が引き継がれていること、不安なことに遭遇した時でも手をつないでもらうことで安心感を得られるということを伝えています。風景などの描写に岩手らしさを盛り込み、ふるさとを愛する気持ちも育みます。
『だいじなもの』
「そなえる」をテーマにした作品です。主人公の「のんくん」と「みーたん」は、ある日突然、非日常の世界へと迷い込みます。不安や空腹、寒さなどを乗り越え、元の世界に戻った2人。不思議な世界での経験や教訓から、「困ったときにあるといい大事なもの」について考えるきっかけを作ります。
[お問い合わせ先]県教育委員会事務局学校教育室
電話019-629-6139
絵本のダウンロードはこちら の[二次元コード]があります。
5ページ
しあわせレシピ いわての旬をいただきます!
今号のレシピ
桜咲く具だくさんしゅうまい
いわては美味しい食材の宝庫です。味わい豊かな食材を使って、楽しくクッキング。今回ご紹介するのは、「豚肉」を使ったしゅうまいのレシピ。桜の花の塩漬けをのせた具だくさんのしゅうまいは、お祝いの席にもおすすめです。
写真があります。
桜色の皿に3個のしゅうまいが盛り付けられています。具沢山のしゅうまいの上に塩漬けの桜の花がのせられています。写真終わり。
今号の食材 豚肉
岩手県内には、味、肉質、安全性にこだわり抜いたブランドポークが30以上もあります。飼育方法はそれぞれですが、豚肉の旨みを引き出す麦・イモ類や、ビタミン・ミネラルとなる海藻粉末や鉱物など、独自のこだわりの飼料を与えることで、各銘柄の特徴を引き出しています。いろいろなブランドポークを試して、お気に入りの豚肉を見つけてみてください。
材料 約4人前
しゅうまいの皮 25から30枚くらい
豚ひき肉 350グラム
むき海老 120グラム
水煮たけのこ 120グラム
玉ねぎ 1/4個
干し椎茸 2枚(ぬるま湯に浸けて戻しておく)
片栗粉 大さじ2
調味料
塩 小さじ1/2
こしょう 少々
紹興酒 大さじ1
しょうゆ 小さじ1
胡麻油 大さじ1 調味料終わり
桜の花の塩漬け 適宜
作り方
-
玉ねぎと水煮たけのこは粗めのみじん切りにしてボウルに入れておく。戻した干し椎茸も水気を絞ってみじん切りにし、同じボウルに入れる。片栗粉を入れて全体にまぶすように混ぜておく。
-
むき海老は背わたを取ってさっと洗い、水気を取ってから包丁で叩くようにして粗みじんに切る。1のボウルに豚ひき肉と共に入れて混ぜ、調味料を記載順に入れてよく混ぜる。
- 桜の花の塩漬けは、塩をさっと洗い流した後、5分ほど水に浸ける。味をみて、塩辛くない程度に塩が抜けたらキッチンペーパーなどで水気を取る。
- 2をカレースプーン1杯分(大さじ1杯と同量)くらいずつすくい、しゅうまいの皮で包んでいく。片手の親指と人差し指でシーの文字を作ったところに皮をのせたら具を入れ、底を軽く叩いて平らにしたら3をのせる。せいろにオーブンペーパーなどを敷き、くっつかないように少し離して並べる。
- せいろ用のお湯を沸かして沸騰したら、中強火で15分程蒸す。串で刺して火が通っていたら出来上がり。お好みで辛子醤油や酢醤油を添えてどうぞ。
桜の花の塩漬けは、しゅうまい全部にのせるのではなく半分くらいにしておくと、味の違いが楽しめます。
[レシピ監修]
料理家:橋本玲奈(はしもとれな)さん
紹介
盛岡市在住。飲食店のメニュー開発やケータリング、料理撮影のスタイリングなど、県内を中心に活躍中。紹介終わり
6ページ
復興キラリ 復興の歩みを進めるいわて三陸の姿を紹介します。 おおつち海の勉強室
研究者と地域の交流を深めて三陸の海の魅力を再発見!
大槌町に拠点を構え、海洋の研究をしている東京大学大気海洋研究所大槌沿岸センター。東日本大震災津波の被害を受けて移転したセンターの跡地に、研究展示室「おおつち海の勉強室」を2021年に開設しました。
ここは、三陸の海の生物や環境などを学べる場であり、研究者と地域の交流の場。センターの研究成果を地域の人々に発信しながら、地元の海について共に考える拠点を目指しています。
勉強室では三陸の海の生物たちを水槽に入れて紹介しているほか、写真や動画が見られるタッチパネル式の生き物図鑑も。期間ごとに変わるメイン展示では、テーマに沿った生物標本などが並べられ、多様な角度から三陸の海を学ぶことができます。
「地元の人にとっては当たり前の海ですが、見方を変えると面白い発見がいろいろあります。そうした気づきを与え、子どもたちの探究心を伸ばしてあげたい」と話すのは、大土直哉(おおつちなおや)助教。こうした想いから研究者たちは、出前授業を行ったり、地元の高校生と海洋生物の調査活動なども行っています。三陸の海の魅力を、地域へ、そして子どもたちへ。研究者と地域の交流から、海への興味・関心が育っています。
写真が2枚あります。
1枚目 「おおつち海の勉強室」を運営している東京大学大気海洋研究所 大槌沿岸センターの皆さん。右から3人目は大土直哉助教。水色の壁に様々な魚や亀、うみ鳥が描かれた建物の間に6人の男性が笑顔で並んでいます。
2枚目 施設内の中央にあるオサガメの子のはく製は、子どもたちに大人気。夏休みには、海のことを楽しく学べるイベントも開催。いろいろな展示物がある館内の様子です。中央に大きくオサガメの子のはく製が展示されています。写真終わり。
地図があります。
国道45号線の南側の大槌町役場、大槌駅から海沿いに東へ進んだところにおおつち海の勉強室があります。おおつち海の勉強室の北側すぐのところには東京大学大気海洋研究所大槌沿岸センターがあり、さらに南側の海にはひょうたん島(蓬莱島)があります。地図終わり。
[お問い合わせ先]おおつち海の勉強室
震災の教訓を忘れない!
ラグビーのまちから、震災の記憶と防災の知恵を発信!
2019年9月25日、「ラグビーのまち」として知られる釜石市の『釜石鵜住居(うのすまい)復興スタジアム』で「ラグビーワールドカップ2019ティーエム日本大会」の試合が開催されました。スタジアムがある場所は、震災で被害を受けた釜石東中学校・鵜住居小学校の跡地。震災の際、子どもたちが手を取り合って迅速に避難し、学校の管理下にあった子どもたち全員が難を逃れたことが世界中に広く紹介されました。ラグビーを通して子どもたちに夢や希望を与えながら、復興のシンボルとして、次世代に震災の記憶と防災の知恵を伝えています。
写真があります。(写真提供:釜石市) 大きな屋根幕のメインスタンドです。中央に青いシートがあり両側には木製のシートが設置されています。グランドには緑の天然芝がはられています。写真終わり。
釜石鵜住居復興スタジアムホームページはこちら の[二次元コード]があります。
7ページ
まち・ひと・しごと 住みたい県へ! いわての子みんなでつくる大きなゆりかご
今号のテーマ 子どもの遊び場
県は、一人ひとりの暮らしや仕事、学びに寄り添って人口減少対策に取り組んでいます。今回は、子どもの遊び場についてクローズアップ。親子で楽しめる施設や公園など、県内各地からピックアップしてご紹介します。
楽しい遊び場がいっぱい!週末は家族でお出かけしよう。
岩手県立児童館いわて子どもの森(一戸町)
ブナ林に囲まれた「いわて子どもの森」は、さまざまな遊びを通して、子どもの主体性や自立性を育む体験型の児童館。屋内には巨大なスライダーやおもちゃで遊べるコーナーなど、いろいろな遊びや体験ができる空間が広がります。また、屋外には、アスレチックやキャンプ場、宿泊施設もあり、時間を忘れて楽しめます。 火曜日、年末年始は休館です。
写真があります。緑色の巨大なスライダーやたくさんのアトラクションがある施設内の様子です。写真終わり。
[お問い合わせ先]岩手県立児童館いわて子どもの森 電話0195-35-3888
宮古港しおかぜ公園(宮古市)
道の駅や魚市場が立地する宮古市出崎(でさき)地区に誕生した「宮古港しおかぜ公園」は、海に囲まれた公園です。「宮古うみねこ丸」の船着場もあり、遊覧船での観光はもちろん、海釣りを楽しんだり、のんびり散策するなど、さまざまな楽しみ方ができます。道の駅で買い物や食事も楽しめますので、家族のお出かけにぴったりです。
写真があります。公園内には遊具や石を積んでつくられた潮だまりなどがあります。写真終わり。
[お問い合わせ先]沿岸広域振興局土木部宮古土木センター 河川港湾課
電話0193-65-0031
岩手県立御所湖広域公園(雫石町)
御所湖と岩手山が一望できる広域公園は、豊かな自然に囲まれた憩いの場。広大な園内には、乗り物広場や水辺で遊べるファミリーランド、大型遊具やバーベキューが楽しめる町場地区園地など、家族で楽しめるスペースがいっぱい。また、季節の花々が楽しめる尾入野(おいりの)湿生植物(しっせいしょくぶつ)園では、6月下旬からホタルも見られます。開園は4月1日(乗り物広場は4月13日)からです。(12月から3月は休園)
写真があります。桜が咲く木々と遊具で遊べる広場、近くには遊べる池があり多くの家族でにぎわっています。写真終わり。
[お問い合わせ先]御所湖広域公園管理事務所 電話019-692-4855
千厩川 千石河川(せんごくかせん)公園(一関市)
堤防に植えられたたくさんの桜を楽しめる千厩川。川のほとりにある「千石河川公園(せんごくかせんこうえん)」には、芝生の広場や東屋、ゲートボール場などがあり、川の流れを感じながら遊ぶことができます。また、バーベキュー用の野外炉もありますので、家族やグループの行楽にもぴったり!週末の楽しい時間を水辺で過ごしてみませんか。
写真があります。バーベキュー用の野外炉が設置された公園内です。写真終わり。
[お問い合わせ先]一関市川崎支所産業建設課 電話0191-43-2116
河川の急な増水や水辺の事故には十分気を付けてください。子どもだけで行かず、大人も必ず一緒に行きましょう。
他にも県内の遊び場などをたくさん紹介しています!
人口減少対策につながる取組
事例集(子育て編)はこちら の[二次元コード]があります。
8ページ
教えて!いわて県民計画
みんなで目指す岩手の将来像のための「いわて県民計画(2019から2028)」。10の政策分野から、今回は「教育」の取り組みを紹介します。
文芸活動の振興
問い さまざまな文学作品が多く生まれている岩手。この文化をつないでいくために県はどんな取り組みをしているの?
答え 岩手ゆかりの作家との交流などを通じて、文学作品や創作活動を身近に感じてもらう取り組みをしています。
文学の国いわて
石川啄木や宮沢賢治をはじめ、文化や文学、思想など多彩な分野で多くの優れた作家・研究者を輩出している岩手。近年でも、岩手ゆかりの作家が各文学賞を受賞し、県内の高校生が全国高等学校文芸コンクールで入賞するなど、「文学の国いわて」にふさわしい活躍が続いています。
[近年の岩手ゆかりの作家の作品(一例)]
沼田真佑(ぬまた しんすけ)『影裏(えいり)』(第157回芥川賞)、若竹千佐子(わかたけ ちさこ)『おらおらでひとりいぐも』(第158回芥川賞)、くどうれいん『氷柱の声』(第165回芥川賞候補)、柚月裕子(ゆづき ゆうこ)『ミカエルの鼓動』(第166回直木賞候補)、小砂川(こさがわ)チト『家庭用安心坑夫(かていようあんしんこうふ』『猿の戴冠式(たいかんしき』(第167・170回芥川賞候補)
文学作品や創作活動に親しんでもらうために、岩手ゆかりの作家のお話を聞く「講演会」と高校生を対象にした「文学交流会」を2023年12月に開催しました。
文学の魅力や小説の裏話を楽しくトーク
文学の国いわて講演会
宮沢賢治の生涯を父・政次郎(まさじろう)の視点から描いた作品『銀河鉄道の父』で、第158回直木賞を受賞した作家・門井慶喜(かどい よしのぶ)さんを講師に招き、講演会を開催。前半は、作家になるまでのお話や文学の面白さ、文学によって広がる世界などについてお話しいただき、後半は担当編集者である講談社の小林龍之(こばやし たつゆき)さんも参加。『銀河鉄道の父』の制作エピソードや編集者の役割など、門井さんと楽しいトークを展開しました。
写真があります。講師の作家・門井慶喜さん(左)と講談社の担当編集者・小林龍之さん(右) 本が置かれたテーブルの両側に門井さんと小林さんが着席しています。門井さんが手ぶりを交えながら話しています。写真終わり。
作家が高校生に小説の書き方を指南!
文学の国いわて塾(文学交流会)
この塾は、小説を書くことに興味を持つ高校生たちが、作家から指導を受けられる貴重な機会です。講師に招いたのは、岩手在住の作家・綿世 景(わたせ けい)さん。作家として活躍するまでの道のりや創作への想いを伺った後、参加者が「秘密」をテーマに事前に作成してきた小説について、添削指導を受けました。小説の軸の作り方、プロットの組み立て方など技術的なことも話題に上り、高校生たちは創作意欲を高めていました。
写真があります。参加した高校生たちと講師を務めた作家の綿世景さん(前列中央) 10名の高校生たちと綿世さんが二列に並んでいます。中央に綿世さんが座っています。写真終わり。
すでに知っているストーリーや読んだことのある作品でも、読むごとに新たな発見があります。さまざまな作品に触れて、世界を広げてみましょう。すでに知っているストーリーや読んだことのある作品でも、読むごとに新たな発見があります。さまざまな作品に触れて、世界を広げてみましょう。
講演会の様子は動画で見ることができます の[二次元コード]があります。
お問い合わせ 県庁文化振興課 電話019-629-6286
9ページ
わがまちにズームイン
葛巻町
地域おこし協力隊の皆さんを通して市町村の魅力をご紹介。
今号は「葛巻町」へご案内します。
ご案内役 葛巻町・地域おこし協力隊
八重樫徳基(のりあき)さん
プロフィール 花巻市出身。2023年春に葛巻町に着任。学生時代は柔道、その後スポーツ関係の仕事をしていた経験を生かし、地域スポーツコーディネーターとして活動中。プロフィール終わり。
日々の暮らしの中で出会う、たくさんの魅力に触れてみて。
町の面積の84.5パーセントを森林が占める葛巻町は、林業と酪農が盛んなまち。豊かな自然や多様な資源を生かし、「ミルクとワインとクリーンエネルギーのまち」として、さまざまな取り組みを行っています。
生涯スポーツに力を入れていることも、その一つ。「地域スポーツコーディネーター」として活動する八重樫徳基さんは、スポーツイベントや指導者のスキルアップ講習会などを企画し、町民がスポーツに触れ、楽しむ機会を作っています。
「葛巻暮らしを始めて約1年ですが、驚いたのはワインの美味しさ。すっかりはまってしまいました」と八重樫さん。「牛乳も感動するほどおいしい」と、葛巻の自然から生み出される食の豊かさを絶賛します。
また、移住してから気づいたのが、日常と自然の近さ。山から朝日が差し込む風景や朝霧が立ち込める風景など、何気ない景色の美しさに見とれることが多いのだとか。
「何より素晴らしいのが、町の人々の温かさ。親身に話を聞いてくれたり、祭りや飲み会にも声をかけてくれたりするので、地域に溶け込みやすいんです」と、八重樫さんは語ります。日常の中で出会う豊かな食と美しい景色、そして温かな人情。魅力あふれる葛巻町へ、出かけてみませんか。
写真が4枚あります。
1枚目 メガネをかけた笑顔の八重樫さんです。
2枚目 町の人に勧められ、八重樫さんが感激したという「くずまきワイン」。 (写真提供・葛巻町)
赤ワイン、白ワインなどが並んでいます。
3枚目 山の合間から朝日が昇る風景に感動!葛巻町は何気ない日常の景色が美しい。(写真提供・八重樫徳基さん) 緑の土手や民家、田んぼに朝日が当たり輝いています。
4枚目 八重樫さんも参加した「くずまき秋まつり」。地区の人たちと一緒に山車を力強く引きました。(写真提供・八重樫徳基さん) 八重樫さんと3人の男性が鯉口シャツ、腹掛け、股引、地下足袋のいで立ちで山車を引く様子です。写真終わり。
10ページ
ローカル線でいわて旅
岩手県には、地域のさまざまな魅力が詰まった多くのローカル線があることをご存じですか。
いつもと違った車窓から眺めるいわての景色で、素敵な旅を満喫しましょう。 今回は、一ノ関駅と盛駅をつなぐJR大船渡線・JR大船渡線BRTと、久慈駅と盛駅をつなぐ三陸鉄道リアス線を紹介します。
JR大船渡線・JR大船渡線BRT
辰年はドラゴンレールに乗って美しい景色やまちの風景に出会う旅へ!
竜のように曲がりくねった線形から、「ドラゴンレール」の愛称で親しまれているJR大船渡線。一ノ関・気仙沼間の沿線には、四季を通じて舟下りが楽しめる猊鼻渓(げいびけい)や、初夏には約20万本のツツジが山頂を真っ赤に染める室根山など、美しい景色が自慢の観光名所がたくさん。気仙沼・盛間はジェーアール大船渡線BRT(バス高速輸送システム)に乗って、陸前高田市や大船渡市のまちの中をバスで巡ることができます。美しい景色やまちなみを探す旅に出かけてみませんか。
写真があります。
濃い緑色の鉄橋をクリーム色の車体にドア部分が薄い緑色の列車が走っています。写真終わり。
JR大船渡線の観光情報はこちら の[二次元コード]があります。
三陸鉄道リアス線
三陸鉄道は4月1日で開業40周年、雄大な三陸の自然をもっと楽しもう
三陸鉄道の冬の風物詩と言えば、こたつに入りながら三陸の海の景色と海の幸を満喫できる「こたつ列車」(運行は3月24日までの土日・祝日)。走行中には、鬼の格好をした「なもみ」(県北沿岸地域に伝わる伝統行事)も登場し、列車の旅を盛り上げてくれます。また、2024年4月に開業40周年を迎えるにあたり、記念切符の販売や企画列車の運行など、三陸をより楽しめる催しが予定されています。車窓から広がる雄大な自然を眺めながら、三陸の歴史に思いを馳せてみませんか。「こたつ列車」は久慈・宮古間、宮古・久慈間でのご予約ができます。
写真があります。
大沢橋梁を走る列車です。白い車体に赤・青のシンボルカラーの車両にレトロ調の車両がつながっています。写真終わり。
三陸鉄道の情報はこちら の[二次元コード]があります。
地図があります。
岩手県内の11路線が書かれています。
ジェーアール花輪線[大館、好摩間]
ジェーアール田沢湖線[大曲、盛岡間]
ジェーアール北上線[横手、北上間]
ジェーアール東北本線[盛岡、花巻、北上、一ノ関]
ジェーアール八戸線[八戸、久慈間]
ジェーアール山田線[盛岡、宮古間]
ジェーアール釜石線[花巻、釜石間]
ジェーアール大船渡線ビーアールティー[盛、気仙沼間]
ジェーアール大船渡線[一ノ関、気仙沼間]
アイジーアールいわて銀河鉄道[目時、好摩、盛岡間]
三陸鉄道リアス線[久慈、宮古、釜石、盛間] 地図終わり。
11ページから12ページ
特集2 新型コロナウイルス感染症対策 ちょっと改善、いますぐ実行!生活の見直しから健康づくり!
新型コロナウイルス感染症の流行をきっかけに、生活習慣が大きく変わった人も多いのではないでしょうか。生活習慣の乱れは、がんや心疾患、脳血管疾患など、重大な病気につながる恐れもあります。いつまでも元気に暮らせるよう、自分や家族など身近な人の健康に目を向けてみましょう。
新型コロナウイルス感染症の相談窓口はこちら
かかりつけ医がいない場合や、相談する医療機関に悩む場合
いわて健康フォローアップセンター
電話 0570-089-005 ファクス050-3730-7658
受付時間:24時間受付(土日・祝日含む)
ポイント1 がん検診を受けよう!
死亡原因の1位は「がん」、早期発見が重要です
2021年の調査によると、岩手の「がん」による死亡者数は4,523人で、死亡原因の1位です。がんとなるリスクには、喫煙、過剰な飲酒、運動不足、食生活の偏り、ウイルスへの感染などいろいろありますが、予防するには生活習慣の改善や感染症対策が重要です。
また、定期的にがん検診を受けることが、早期発見・早期治療につながります。コロナ禍で受診を控えていた方も、積極的に受診し、「精密検査が必要」と判断された場合は、必ず受診しましょう。
岩手県の死亡原因(2021年)
1位 がん 2位 心疾患 3位 脳血管疾患
岩手県の部位別のがん検診の受診率(2022年)
胃がん(52.3パーセント)、肺がん(59.0パーセント)、大腸がん(52.9パーセント)、子宮(頸)がん(46.5パーセント)、乳がん(50.6パーセント)
がん検診を忘れずに!
がん検診は、お住まいの市町村や勤務先で実施しています。実施時期などを確認し、忘れずに受診しましょう。
ポイント2 運動量をアップしよう!
1日「プラス2,000歩」で、コロナや病気に負けない体づくりを!
コロナ禍で外出の機会が減り、運動不足になったという人も多いかもしれません。県民生活習慣実態調査によると、2022年の20歳から64歳の1日の平均歩行数は、男性が6,581歩で、女性は5,874歩。生活習慣病の予防の観点から見た目標8,000歩より、約2,000歩不足している結果となっています。
ウォーキングは日常的にできる運動であり、脳血管疾患などの生活習慣病の予防のほか、免疫力アップにも役立ちます。「プラス2,000歩」を目指して、積極的に歩いてみましょう。
県民のみなさんに教えてもらいました!「地域のお宝さがしてプラス2,000歩マップ」
県内には地元の人しか知らない風光明媚な場所や、名所・旧跡がたくさんあります。そんな素敵な「お宝」を堪能できるウォーキングコースを県民のみなさんから募集し、「いわて健康情報ポータルサイト」で紹介しています。みなさんも、プラス2,000歩を目指しながら身近にある「お宝」を探しに出かけませんか。
いわて健康情報ポータルサイト の[二次元コード]があります。
ポイント3 食生活を見直そう!
全国に比べて岩手は、肥満傾向の子どもの割合が多いことをご存知ですか。適切な食生活は、子どもたちの健やかな成長や、健康で豊かな生活に欠かせません。また、生活習慣病の予防にも重要な役割を果たします。今一度、食生活を見直してみましょう。
1日の食塩摂取量の目安は7.0グラム〈20歳以上〉
生活習慣病に関わる高血圧の最大の原因は、食塩の取りすぎです。岩手県民の1日当たり食塩摂取量は10.1グラム(2022年)で、国が掲げる目標値7.0グラムよりも多い状況です。料理の味付けは薄味にする、漬物は少量にする、麺類の汁は残す、外食や加工品を控えるなど、日頃の行動に気をつけながら減塩を心がけましょう。
いつもの食事に野菜をプラス!
野菜や果物に含まれる「カリウム」には、食塩を排泄しやすくする働きがあります。岩手県民の1日当たりの野菜摂取量は280グラム(2022年)で、あと70グラム足すと理想である350グラムに達します。70グラムは、小鉢のほうれん草のおひたしや小皿の野菜サラダが目安。一日の食事に野菜のおかず「プラス1皿」で、野菜不足を補いましょう。
写真があります。
野菜の摂取量測定会の様子。自分の「食生活が見える」と好評です。 ベジメータ 野菜足りてますか?指1本で簡単チェックと書かれたボードの横で野菜の摂取量の測定をしている様子です。写真終わり。
13ページから14ページ
岩手県からのお知らせ
新型コロナウイルス感染症の拡大などの状況によっては、掲載した内容に変更が生じる場合があります。
ご存じですか?
不動産に関する無料電話相談会の開催
不動産鑑定士による不動産の無料電話相談会を開催します。
日時 4月12日(金曜日)
時間帯に応じて以下の不動産鑑定事務所に直接電話願います。
受付時間 9時から12時まで
城石不動産鑑定株式会社 電話019-613-2422
有限会社空環研究所 電話019-651-0996
合同会社昭典不動産鑑定事務所 電話0198-29-4777
受付時間 13時から16時まで
東日本不動産コンサルタント有限会社 電話019-626-5256
東野不動産鑑定事務所 電話019-624-1999
一般財団法人日本不動産研究所盛岡支所 電話019-652-1821
相談内容 不動産に関する売買、賃貸借、相続、交換、担保、訴訟及び行政法規等
お問い合わせ先 一般社団法人岩手県不動産鑑定士協会 電話019-604-3070
いわて被災者支援センターのご案内
県は、東日本大震災津波で被災された方の生活再建を支援する「いわて被災者支援センター」を釜石市と盛岡市に設置しています。 センターでは、暮らしやお金の悩みなどの困りごとについて、弁護士、ファイナンシャル・プランナーといった専門家や関係機関と連携して、解決のお手伝いをします。 相談は無料ですので、まずはお気軽にご相談ください。
受付時間 9時から17時まで (土日祝日、12月29日から1月3日を除く)
県サイト内ページ番号検索 1041384
お問い合わせ先 いわて被災者支援センター
主に沿岸地域にお住まいの方 電話0193-30-1034
主に内陸や県外にお住まいの方 電話019-601-7640
認知症のつどい(地域交流会)のご案内
認知症のつどい(地域交流会)では、認知症のご本人や介護している方、関心のある方が集まり、日々の悩み事や疑問を語り合っています。周りの人には相談しにくい悩み事も、認知症介護の経験者に相談できます。開催日時や場所については、認知症の人と家族の会岩手県支部ホームページをご覧ください。
お問い合わせ先 公益社団法人認知症の人と家族の会 岩手県支部
電話0197-61-5070 [二次元コード]があります。
警察署などの窓口業務受付時間のご案内
2024年1月から、警察署、運転免許試験場を含む運転免許センター、警察本部における一部業務の受付時間を変更しました。県民の皆様にはご不便をおかけしますが、ご理解とご協力をお願いします。詳しくは県警察ホームページをご覧ください。
受付時間 9時から16時まで
受付時間が変更となる主な業務 運転免許証の記載事項変更、自動車保管場所証明申請関係 など
お問い合わせ先 岩手県警察本部 警務部警務課 電話019-653-0110(代表)
[二次元コード]があります。
県職員の給与等のあらまし
県職員の給与は、県議会での予算や給与条例の審議、県人事委員会の給与勧告などを通じて明らかにされていますが、県民の皆さんに、より一層の理解をいただくため、そのあらましをお知らせします。詳しくは県ホームページをご覧ください。
給与費の状況(2023年度普通会計予算)
職員数A 18,955人
給与費
給料 783億9375万2千円
職員手当 460億2110万9千円
計B 1244億1486万1千円
一人当たり給与費A分のB 656万4千円
注1 職員数には、知事・議員などの特別職の職員、非常勤の職員や公営企業などの職員数は本表には含まれていません。
注2 職員手当には、退職手当及び児童手当は含まれていません。
注3 特別職の職員や非常勤の職員に支払われる給与、共済組合、公務災害補償の負担金などは本表には含まれていません。
給与 (2023年度の状況)
一般行政職の初任給、平均給料月額及び平均年齢の状況
大卒 初任給197,800円
平均給料月額318,203円
平均年齢42.1歳
注1 初任給は、2023年度の改定後の額です。
注2 平均給料月額は、2023年4月1日時点の一般行政職の職員の基本給の平均です。
特別職の給料等の状況1,230,000
給料月額 知事1,230,000円 副知事950,000円
期末手当 6月期 1.65月分 12月期 1.75月分 計 3.40月分
期末手当は、2023年度の改定後の額です。
職員定数
部門別職員数の状況と主な増減理由(各年4月1日現在)
一般行政 2023年4,310人 2022年4,354人 44人減
主な増減理由 復興事業の進捗に伴う減など
特別行政 2023年14,123人 2022年14,300人 177人減
主な増減理由 学校・学級の統廃合縮少による減など
公営企業等 2023年5,615人 2022年5,581人 34人増
主な増減理由 医療提供体制の強化による増など
合計 2023年24,048人 2022年24,235人 187人減
県サイト内ページ番号検索 1011020
お問い合わせ先 県庁人事課 電話019-629-5079
募集しています
2023年度岩手県芸術選奨 作品募集中!
優れた芸術活動の業績を表彰する「岩手県芸術選奨」の参加作品を募集しています。
募集作品 2023年度中に発行、発表した以下の分野の作品
- 文学作品、評論などを内容とする出版物
- 演劇、音楽、舞踊、能楽、邦楽、舞台美術の各分野における公演、発表(単独での公演などに限る)及び映像による作品
募集期限 5月31日(金曜日)消印有効
募集要項などの詳細は、県ホームページをご覧ください。たくさんのご応募をお待ちしております!
県サイト内ページ番号検索 1070748
お問い合わせ先 県庁文化振興課 電話019-629-6485
いわてグラフに広告を掲載しませんか
県内全世帯に配布されるいわてグラフに広告を掲載しませんか。2024年度の募集は3月下旬頃から開始する予定です。詳しくは、県庁広聴広報課までお問い合わせください。
お問い合わせ先 県庁広聴広報課 電話019-629-5283
お出かけください
企画展「世界に誇る!岩手の無形文化遺産」
日本が無形文化遺産保護条約を結んでから2024年で20年になります。近年、岩手県では鬼剣舞や永井の大念仏剣舞が「風流踊」としてユネスコ無形文化遺産に登録されました。日本や岩手の無形文化遺産について、所蔵資料で紹介します。
期間 5月6日(月曜日・振替休日)まで
開催期間中の休館日:2月29日(木曜日)、3月25日(月曜日)から31日(日曜日)、4月30日(火曜日)
お問い合わせ先 岩手県立図書館 電話019-606-1730 [二次元コード]があります。
アートフェスタいわて2023
-岩手芸術祭受賞作品・推薦作家展 プラス 岩手県美術選奨受賞者作品展-
第76回岩手芸術祭美術展10部門の受賞作品や推薦作家による作品約100点に加え2021年度美術選奨受賞者4名の作品も展示します。
期間 3月2日(土曜日)から3月24日(日曜日)(休館日:月曜日)
お問い合わせ先 岩手県立美術館 電話019-658-1711 [二次元コード]があります。
テーマ展「ラグビーといわて」
岩手県のラグビーの歴史と今について紹介します。
期間 3月23日(土曜日)から5月19日(日曜日)(休館日:月曜日)
写真があります。
新日鐵釜石ラグビー部のトロフィー【日本製鉄北日本製鉄所釜石地区蔵】
金色のトロフィー、優勝盾、優勝カップ、ラグビーボールの形のものなどが並んでいます。写真終わり。
[お問い合わせ先]岩手県立博物館 電話019-661-2831 [二次元コード]があります。
広聴広報ガイド
ご意見・ご提言
手紙・はがき 郵便番号020-8570(住所不要) 岩手県広聴広報課
電子メール koucho@pref.iwate.jp 電話 019-629-5110
受付時間 8時30分から17時00分 (土・日・祝日・年末年始を除く)
ファクス 019-651-4865[24時間受付]
岩手県ホームページ
岩手県 で 検索 二次元コードがあります。
県政情報、防災情報、 岩手の魅力情報を発信中
岩手県広聴広報課 ツイッター 二次元コードがあります。
東日本大震災津波伝承館の情報を発信中
東日本大震災津波伝承館 ツイッター 二次元コードがあります。
岩手県公式ライン
岩手県の最新情報、防災、くらしに関する情報をお届けします。ぜひ登録を!
二次元コードがあります。
県政テレビ番組「いわて!わんこ広報室」 毎週 放送中!!
- テレビ岩手 月曜日 18時54分から19時00分 (再放送)土曜日 21時54分から22時00分
- 岩手めんこいテレビ 日曜日 8時55分から9時00分
- 岩手朝日テレビ 水曜日 23時10分から23時15分
- アイビーシー岩手放送 木曜日 18時55分から19時00分
都合により放送時間が変更になることがあります。
放射線影響対策のお知らせ
野生山菜採取にあたっての留意点
野生山菜の検査の結果、放射性物質濃度が基準値を超えると出荷制限などが行われます。採取の際は県ホームページを参考にしてください。なお、販売する場合(フリマサイトなどで販売する場合も同様)は必ず販売前に自主検査を行い、1キログラムあたり100ベクレル以下であることを確認してください。
県サイト内ページ番号検索1002103
表があります。
野生山菜の出荷制限などの状況(2024年2月7日現在)
品目名、対象地域の順に読みます。
コシアブラ 盛岡市、花巻市、北上市、遠野市、一関市、釜石市、奥州市、住田町
ゼンマイ 一関市、奥州市、住田町
ワラビ 陸前高田市、奥州市(旧前沢町及び旧衣川村の区域)、平泉町(旧長島村の区域)
タケノコ 一関市(旧一関市、旧室根村及び旧川崎村の区域)、陸前高田市(旧矢作村及び旧横田村の区域)、 奥州市(旧前沢町及び旧衣川村の区域) 表終わり
[お問い合わせ先]
【放射性物質濃度検査】県庁県民くらしの安全課 電話019-629-5322
【出荷制限等】県庁林業振興課 電話019-629-5775
【全般】県庁復興危機管理室 電話019-629-6912
裏表紙 ネクストスターズ・アンケートアンドプレゼント
ネクストスターズ 輝く岩手の若者たち!
若者たちの活躍は、いわてに元気をもたらします。スポーツ、音楽、芸術など、さまざまな分野で夢に向かって活躍する若者たちをご紹介します。
筑波技術大学総合デザイン学科4年
東京2025デフリンピック 大会エンブレム制作
多田伊吹(ただ いぶき)さん
デザインで想いを届け、多くの人を笑顔にしたい
「手」をモチーフに、桜の花をあしらい、カラフルな線で描かれたデザイン。これは、2025年に東京で開催される、聴覚障がいがある人たちのオリンピック「デフリンピック」の大会エンブレムです。
考案したのは、盛岡市出身の多田伊吹さん。生まれつき聴覚障がいがあり、普段は手話でコミュニケーションを取っています。小さな頃から絵を描くことや、ものづくりが好きだった多田さんは、「デザインを通して人の役に立ちたい」と、筑波技術大学の総合デザイン学科へ進学。基礎的な知識や技術をはじめ、誰もが使いやすいユニバーサルデザインなどを学びました。
採用されたエンブレムは、コミュニケーションを取る上で大事な「手」にひらめきを得て、試行錯誤を重ねたデザイン。「人々のつながりを〝輪〟で表現し、その先に咲く桜の花に新たな可能性を込めました」と、制作の狙いを語ります。
多田さんにとってデザインは、相手に想いを届けられる手段の一つ。常に「伝わりやすく、分かりやすく、見やすい」デザインを心がけており、自分の想いが伝わった時は「とても嬉しい」と言います。
大学卒業後は旅行代理店で働くという多田さん。「デザインの力を生かして、お客様に喜びや感動を贈りたい」と、胸を膨らませています。
写真が2枚あります。
1枚目 少し横を向いた笑顔の多田さんです。
2枚目 背景は、多田さんが大好きな岩手銀行赤レンガ館。「季節が巡るたび岩手の風景が浮かび心の支えになっています」と語ります。岩手銀行赤レンガ館を背にデザインしたカラフルな線の手のかたちとトウキョウ2025と書かれた白いボードを持っています。写真終わり。
読者アンケート アンド プレゼント
質問
- 記事は分かりやすかったですか?(番号で回答)
1非常に分かりやすい 2分かりやすい 3普通 4分かりにくい 5非常に分かりにくい 4または5の方は、どのような点が分かりにくかったかお書きください。 - 今回の企画で興味を持ったものは何ですか?
- 身の回りで知りたい分野は何ですか?(番号で回答・複数回答可)
1産業 2医療・福祉 3防災 4教育・文化 5環境 6社会資本整備 7その他
7その他の方は、関心があるものをお書きください。 - 本誌へのご意見・ご要望がありましたら、ご自由にお書きください。
アンケートにお答えいただいた皆さまの中から抽選で合計15名様にプレゼント!
プレゼント
A 佐助豚3種の柔らかしゃぶしゃぶセット 3名様
二戸で育った折爪(おりつめ)三元豚(さんげんとん)・佐助は、脂の融点が低く、口に入れると甘みのある脂がとろけ出します。ロース・肩ロース・バラの3種類の味わいをゆず風味のポン酢でどうぞ。
[お問い合わせ先]久慈ファーム有限会社 電話0195-23-3491
B くずまき高原牧場さけるチーズ4個入 5名様
生乳と食塩だけで作ったフレッシュタイプのチーズです。ミルクの風味が感じられるまろやかな味わいが特徴。ワインのおつまみや、サラダに使うのもおすすめです。
[お問い合わせ先]くずまき高原牧場 電話0195-66-0555
住所・氏名・年齢・職業・電話番号・ご希望のプレゼントのアルファベット記号(A・Bのいずれか)をお書きの上、はがき、ファクス、電子メール、または右の二次元コードや県ホームページに掲載している応募フォームからご応募ください。
送り先
- はがき 郵便番号020-8570(住所不要) 岩手県広聴広報課 「いわてグラフ9月号・読者アンケート」係
- ファクス 019-651-4865
- 電子メール kouhou@pref.iwate.jp
- 応募締切 2024年3月22日(金曜日)必着
- 当選発表 商品の発送(2024年3月末頃)をもって代えさせていただきます。
ご記入いただいた個人情報やアンケートの内容につきましては、厳正な管理の下で取り扱い、アンケート集計、プレゼントの発送にのみ利用させていただきます。
つたわるフォントを使用しています ベジタブルオイルインク
いわてグラフは岩手県が制作する広報誌です。518,500部作成し、県内全世帯に配布しています。1部当たりの単価は、約23円です。
原本奥付
2024 3月 岩手県広報誌 いわてグラフ 第785号
2024年3月1日発行(年4回 6月・9月・12月・3月発行)
企画・発行 岩手県政策企画部広聴広報課 岩手県盛岡市内丸10番1号
電話 019(629)5283
編集・印刷 株式会社 東北博報堂 盛岡支社 原本奥付終わり
このページに関するお問い合わせ
政策企画部 広聴広報課 広聴広報担当(広報)
〒020-8570 岩手県盛岡市内丸10-1
電話番号:019-629-5283 ファクス番号:019-651-4865
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。