令和6年1月の意見・提言集

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ページ番号1072968  更新日 令和6年4月1日

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令和6年1月に県に寄せられた御意見・御提言を掲載しています。

受理方法別に、1.電子メール、2.電話・ファクシミリ、3.文書・来訪、4.その他の順で掲載しています。

  • 提言内容は、御意見等の要旨です。
  • 取組状況は、御意見等に対する回答時点における県の取組です。
  • 担当部局及び担当課名等は、御意見等の内容を担当する部署です。
  • 反映状況の区分は、次のとおりです。
    • A 提言の趣旨に沿って措置したもの
    • B 実現に努力しているもの
    • C 当面は実現できないもの
    • D 実現が極めて困難なもの

受理年月日:2024年1月4日(電子メール)

受理方法:電子メール

意見提言内容

 県道108号の関根橋から国道456号までの区間は、歩道が整備されておらず、危険である。
 特に関根橋は、通勤、通学、自転車の利用者も多いが、雪道になると端に溜まった雪で人が歩くには狭く、車を運転する側もひやりとする。
 片側だけでもいいので、関根橋を含め、国道456号につながる信号までの約350mに、歩道を整備してほしい。

取組状況

 歩道整備については、県内各地から多くの要望があり、必要性、緊急性等を考慮しながら整備を進めている状況です。
 要望の区間については、早期の整備は難しい状況ですが、交通量の推移や公共事業予算の動向等を見極めながら総合的に判断していきます。

  • 反映区分:C 当面は実現できないもの
  • 部局名:県土整備部
  • 回答課名:道路環境課
  • 回答担当名:維持グループ
  • 回答電話番号:019-629-5880

受理年月日:2024年1月24日(電子メール)

受理方法:電子メール

意見提言内容

 ヤングケアラー支援に関するセミナーに関心があったが、県のサイトを見るまでセミナーが行われることを知らなかった。
 町内会の福祉に携わっていても情報が入ってこない。特に高齢の役員はDXに疎いこともあり、その点も考慮した情報発信をお願いしたい。
 また、子どもは子ども、高齢者は高齢者と、社会構造で対策が分けられているが、この状態では共生社会の実現は難しく、世代融合的な取組を検討してほしい。

取組状況

 いただいた御意見を参考に、関心のある方にお知らせが届くよう、今後のセミナーの周知方法について検討していきたいと思います。
 また、世代融合的な取組についても、関係課と連携しながら取り組んでいきます。

  • 反映区分:B 実現に努力しているもの
  • 部局名:保健福祉部
  • 回答課名:子ども子育て支援室
  • 回答担当名:子ども家庭担当
  • 回答電話番号:019-629-5457

受理年月日:2024年1月4日(その他)

受理方法:希望郷いわてモニター

意見提言内容

 特殊詐欺被害をなくすため、交番の警察官が高齢世帯や独居世帯を訪問する際、対面で電子ギフト券などの実物を見せながら、被害防止に関する話をするといいのではないか。

取組状況

 県警察では、巡回連絡時における高齢者の方々に対する被害防止の広報や老人クラブなどにおける各種集会での防犯講話、テレビ、ラジオ、新聞などによる広報、関係機関・団体と協力した各種キャンペーンの実施など、様々な機会を活用して特殊詐欺に関する情報を発信しています。
 電子ギフト券に関する詐欺については、巡回連絡時に電子ギフト券のイラストを記載したチラシなどを活用して広報しているほか、防犯講話では詐欺の手口を紹介する動画を放送するなど、分かりやすい情報発信に努めています。
 提案いただいた御意見を参考に、引き続き効果的な広報啓発活動を推進し、特殊詐欺被害防止を図っていきます。

  • 反映区分:A 提言の趣旨に沿って措置
  • 部局名:警察本部
  • 回答課名:生活安全企画課
  • 回答担当名:特殊詐欺対策係
  • 回答電話番号:019-653-0110

受理年月日:2024年1月4日(その他)

受理方法:希望郷いわてモニター

意見提言内容

 高齢者はチラシを見て字を読むより、説明を声で聞く方が分かりやすく、また、警察官の話であれば聞くと思うので、特殊詐欺被害を防ぐための取組として、高齢者の集まりや地域行事など高齢者が多く集まる場所で、どんな電話が詐欺なのかや、どんなことを要求してくるのかについて話をしたり、高齢者に動画を見てもらうのがいいのではないか。

取組状況

 県警察では、巡回連絡時における高齢者の方々に対する被害防止の広報や老人クラブなどにおける各種集会での防犯講話、テレビ、ラジオ、新聞などによる広報、関係機関・団体と協力した各種キャンペーンの実施など、様々な機会を活用して特殊詐欺に関する情報を発信しています。
 特に、県内の民放テレビ4局において特殊詐欺の手口や対策を呼びかけるテレビCMを放送しており、令和5年度は岩手県出身の元プロボクシング世界3階級王者の八重樫東氏、大相撲伊勢ノ海部屋の錦木徹也氏を起用したCMにより注意喚起を行っているほか、高齢者の方々に対する対策として、CMと連携したチラシを作成し、民生委員やケアマネージャーなどといった方々と連携した広報啓発活動を行っています。
 また、防犯講話では詐欺の手口を紹介する動画を放送するなど、分かりやすい情報発信に努めています。
 提案いただいた御意見を参考に、引き続き効果的な広報啓発活動を推進し、特殊詐欺被害防止を図っていきます。

  • 反映区分:A 提言の趣旨に沿って措置
  • 部局名:警察本部
  • 回答課名:生活安全企画課
  • 回答担当名:特殊詐欺対策係
  • 回答電話番号:019-653-0110

受理年月日:2024年1月4日(その他)

受理方法:希望郷いわてモニター

意見提言内容

 特殊詐欺被害防止のためには、もしかしたら自分も騙されるかもしれないと思わせる広報が必要であり、自分が騙されることで家族や親族にどんな影響があるかを具体的に知らせることで、本人だけでなく周りの人も対策をすると思うので、具体的にどんな文言ややり方で詐欺行為をしてくるのかを高齢者に広報するほか、高齢の親に具体的にどのような話をして対策をさせたらいいのかについて広報してはどうか。

取組状況

 県警察では、巡回連絡時における高齢者の方々に対する被害防止の広報や老人クラブなどにおける各種集会での防犯講話、テレビ、ラジオ、新聞などによる広報、関係機関・団体と協力した各種キャンペーンの実施など、様々な機会を活用して特殊詐欺に関する情報を発信しています。
 高齢者の方々に対する対策としては、CMと連携したチラシを作成し、民生委員やケアマネージャーなどといった方々と連携した広報啓発活動を行っています。
 また、高齢者の御家族に対する広報では、固定電話を常時留守番電話設定にして詐欺の電話に出ないようにする対策や、NTT東日本で実施しているナンバー・ディスプレイの無償化サービスなどの特殊詐欺被害防止の取組を紹介するなど、具体的な対策方法の広報を推進しています。
 提案いただいた御意見を参考に、引き続き効果的な広報啓発活動を推進し、特殊詐欺被害防止を図っていきます。

  • 反映区分:A 提言の趣旨に沿って措置
  • 部局名:警察本部
  • 回答課名:生活安全企画課
  • 回答担当名:特殊詐欺対策係
  • 回答電話番号:019-653-0110

受理年月日:2024年1月4日(その他)

受理方法:希望郷いわてモニター

意見提言内容

 特殊詐欺罪は10年以下の懲役という重罰であると聞いたことがあるが、詐欺容疑で逮捕された人を見ると、比較的若者が多いように感じられ、特殊詐欺に加担している若者はアルバイト感覚で安易に実行している者もいると思う。特殊詐欺対策として、具体的に詐欺罪の量刑や重罰について広報してはどうか。

取組状況

 県警察では、SNSやインターネット掲示板を使い、詐欺の受け子や強盗などの犯罪実行者を募集する、いわゆる「闇バイト」への対策として、政府インターネットテレビで配信されている広報啓発動画「闇バイトの真実」などの動画を活用して、大学生などの若者に対する広報啓発活動を推進しています。
 広報啓発動画では、詐欺罪や強盗罪の量刑を表示した上で、「高収入」などをうたったアルバイトの募集は犯罪実行役の募集であることや、一度でも応募すれば都合の良い「捨て駒」として犯罪行為から抜け出せなくなることを紹介しています。
 未来のある若者が安易に犯罪に加担しないように、引き続き闇バイトの対策に関する広報啓発活動を推進します。
 広報啓発動画「闇バイトの真実」は、岩手県警察ホームページの闇バイト対策のページに配信先のリンクを掲載しています。

  • 反映区分:A 提言の趣旨に沿って措置
  • 部局名:警察本部
  • 回答課名:生活安全企画課
  • 回答担当名:特殊詐欺対策係
  • 回答電話番号:019-653-0110

受理年月日:2024年1月18日(その他)

受理方法:県政懇談会

意見提言内容

 子どもや親子の遊び場の需要を感じており、県内に親子のための健全な遊び場が増えることを願っている。

取組状況

 県では、悪天候時や冬期間においても未就学児などが安心して遊ぶことができる遊び場を確保するため、令和6年度から、市町村が実施する、既存の公共施設や民間施設を活用した屋内の遊び場整備に要する経費を補助する「既存資源を活用した子どもの遊び場整備事業」を行うこととしています。
 また、全県的な子どもの健全育成活動の拠点施設として、大型児童館の「いわて子どもの森」があります。いわて子どもの森では、屋内・屋外体験施設の他、定期的なワークショップの開催や季節ごとのイベントなど、子ども達に楽しんでもらえるような遊びのプログラムを提供しているところです。

  • 反映区分:B 実現に努力しているもの
  • 部局名:保健福祉部
  • 回答課名:子ども子育て支援室
  • 回答担当名:次世代育成担当
  • 回答電話番号:019-629-5494

受理年月日:2024年1月18日(その他)

受理方法:県政懇談会

意見提言内容

 学童の問題について、学童を希望する方が多いが、土曜日に開所している学童や開所時間が長い学童が限られるため、学区外の学校を希望する家庭があり、本来通うべき学校の児童数が減っているという困った話を聞いている。

取組状況

 放課後児童クラブの設置については、市町村ごとに、幼児教育・保育の需要と供給を踏まえ、計画的に整備を推進しているところです。
 県としては、いただいた御意見について、地域の実情を把握した上で、市町村へのヒアリング等を通じて助言を行っていきます。

  • 反映区分:B 実現に努力しているもの
  • 部局名:保健福祉部
  • 回答課名:子ども子育て支援室
  • 回答担当名:子育て支援担当
  • 回答電話番号:019-629-5460

受理年月日:2024年1月18日(その他)

受理方法:県政懇談会

意見提言内容

 子どもが病気になると病児保育を頼ることになるが、病児保育は施設も少なく、受入れ人数も少ない上、事前に予約をしていないと子どもを預けられない。子どもは突然体調を崩したり、回復したりすることもあるので、事前の予約というのは、制度としておかしいのではないか。

取組状況

 安心して子育てができる環境づくりを推進するため、県内22市町の病院・保育所等において、病児保育を実施しています(令和5年4月現在)。
 御意見のとおり、利用定員や人員体制の問題もあり、原則事前の予約をお願いしているところですが、病児保育事業の安定運営のため、御理解願います。ただし、空き状況によっては当日の予約も可能な市町村もあります。
 県としては、保育の実施主体である市町村が病児保育を実施できるよう支援していきます。

  • 反映区分:C 当面は実現できないもの
  • 部局名:保健福祉部
  • 回答課名:子ども子育て支援室
  • 回答担当名:子育て支援担当
  • 回答電話番号:019-629-5460

受理年月日:2024年1月18日(その他)

受理方法:県政懇談会

意見提言内容

 学校内で問題が起こった時に、生徒でも先生でもない立場で、当事者同士を引き離して話を聞いてあげるような第三者的な立場の者の配置が必要ではないか。

取組状況

 生徒指導は、児童生徒の発達段階を踏まえて行うものであり、学校内において児童生徒間で起こった問題に対しては、その児童生徒の普段の様子や特性等を把握している先生が中心となって対応することで、問題が起こった要因や背景等を理解することができ、問題の解決につながっていくものと考えています。
 また、学校では、担任という立場に限らず、養護教諭や教育相談担当などが対応したり、スクールカウンセラー等の専門家の助言を得て対応したりすることや、いじめ等の対応にあたっては、警察との連携も可能であり、第三者的な立場の者の配慮がなされていると考えています。

  • 反映区分:B 実現に努力しているもの
  • 部局名:教育委員会事務局
  • 回答課名:学校教育室
  • 回答担当名:生徒指導担当
  • 回答電話番号:019-629-6145

受理年月日:2024年1月18日(その他)

受理方法:県政懇談会

意見提言内容

 NPO法人については、公益社団法人に対して行っているような立入り調査が無いが、県として今後の法人の指導をどのように考えているのか。自浄作用に頼る部分も必要だとは思うし、NPOについては内閣府が担当になっているが、過去に県内であったNPO法人の問題等も踏まえて、岩手県からNPOをより良くする提言を行ってはどうか。

取組状況

 特定非営利活動促進法では、NPO法人の自主性、自立性を尊重し、市民による緩やかな監督とそれに基づく法人の自浄作用による改善・発展を期待して、行政の関与を極力抑制することを基本理念としています。
 一方、法の理念を損なうような活動が現れてくると、健全な活動を行っている他のNPO法人に対する信頼にも悪影響を与える恐れがあることから、県では、内閣府が策定したNPO法の運用方針を基本に、本県としてのNPO法の運用方針を定め、NPO法人に対する指導・監督を行っているところです。
 今後も、法の理念を踏まえつつ、NPO法人に対する適時適切な指導・監督に努めていきます。

  • 反映区分:B 実現に努力しているもの
  • 部局名:環境生活部
  • 回答課名:若者女性協働推進室
  • 回答担当名:連携協働担当
  • 回答電話番号:019-629-5199

受理年月日:2024年1月18日(その他)

受理方法:県政懇談会

意見提言内容

 県の生涯学習推進センターで開催している各講座について、学校を通して年間予定などの紙での配布があれば、もっと多くの方に生涯教育が広まるのではないか。

取組状況

 県立生涯学習推進センターで開催する各種講座については、広く県民に周知するため、岩手県生涯学習情報提供システム「まなびネットいわて」(ホームページ)に年間予定及び講座ごとの開催要項・チラシを掲載しています。また、現在は、申込も同システムで行うことができるようにするなど、ペーパーレス化を進めています。
 紙媒体による周知については、団体等からの要望に応じ、対応を相談・検討していきます。

  • 反映区分:B 実現に努力しているもの
  • 部局名:教育委員会事務局
  • 回答課名:生涯学習文化財課
  • 回答担当名:生涯学習担当
  • 回答電話番号:019-629-6176

受理年月日:2024年1月18日(その他)

受理方法:県政懇談会

意見提言内容

 地域の情報に詳しい方を配置し、「移住、引越し」等に必要な情報窓口を設置すれば、移住前や家を建てる前に、地域の学区、学校情報、自治会等の情報が入手でき、安心できるのではないか。

取組状況

 県では、令和元年度から、首都圏に設置する移住相談窓口と移住を受け入れる市町村との連携体制を構築するため、岩手県移住コーディネーター登録制度を設けたところです。
 現在、県内の全33市町村に移住コーディネーターが配置されており、首都圏の相談窓口から円滑に引継ができるような体制を構築しています。

  • 反映区分:A 提言の趣旨に沿って措置
  • 部局名:商工労働観光部
  • 回答課名:定住推進・雇用労働室
  • 回答担当名:移住定住推進担当
  • 回答電話番号:019-629-5588

受理年月日:2024年1月18日(その他)

受理方法:県政懇談会

意見提言内容

 親の収入差による子の教育格差の問題について、高校新卒者の中には、大学や専門学校に行きたかったが、親に無理だと言われたので就職したという人が一定数いて、親の収入が多くないと進学できないということは大きな問題ではないか。

取組状況

 県教育委員会では、高校奨学事業の1つとして、経済的理由により進学を断念しないよう、大学等進学を希望する高校生等に対し、奨学金の貸与制度(タイプD)を設けています。この制度は、県内の4年制大学に進学した場合や、他の学校へ進学しても卒業後一定期間県内企業に就職した場合は、返還免除になるものです。
 今後も、岩手県ホームページをはじめ、広く周知を図っていきます。

  • 反映区分:A 提言の趣旨に沿って措置
  • 部局名:教育委員会事務局
  • 回答課名:教育企画室
  • 回答担当名:総務担当
  • 回答電話番号:019-629-6108

受理年月日:2024年1月18日(その他)

受理方法:県政懇談会

意見提言内容

 物価高騰対策について、個人事業主に対する一律の救済策をお願いしたい。

取組状況

 県内の中小企業者は、3年に及ぶ新型コロナウイルス感染症の感染拡大やエネルギー・物価高騰等の影響により、非常に厳しい経営状況が続いていると受け止めていることから、県では、中小企業者の事業継続に向けて「中小企業者等事業継続緊急支援金」を二度にわたり実施したところです。
 今後も状況を注視しながら、全国知事会等と連携し国への提言・要望を行うとともに、適時適切に必要な対策を講じていきます。

  • 反映区分:B 実現に努力しているもの
  • 部局名:商工労働観光部
  • 回答課名:経営支援課
  • 回答担当名:商業振興担当
  • 回答電話番号:019-629-5547

受理年月日:2024年1月18日(その他)

受理方法:県政懇談会

意見提言内容

 教職員のわいせつ事案には厳しい処分を下し、教職員の採用に当たっても、その点に留意してほしい。

取組状況

 わいせつ事案には、これまでも標準処分例に基づき、懲戒免職処分としているところです。また、教職員の採用に関しては、特定免許状失効者管理システムを用い、すべての志願者について、かつて児童生徒暴力等を行った者でないかを確認しています。

  • 反映区分:A 提言の趣旨に沿って措置
  • 部局名:教育委員会事務局
  • 回答課名:教職員課
  • 回答担当名:組織人事担当、小中人事担当、県立学校人事担当
  • 回答電話番号:019-629-6122、019-629-6127、019-629-6130

受理年月日:2024年1月18日(その他)

受理方法:県政懇談会

意見提言内容

 不登校対応に関して、市町村により対応がバラバラであると、そのしわ寄せは児童生徒とその家族にいくため、岩手県独自のガイドラインを決めてほしい。児童生徒各々の状況に合わせ、なるべく不公平感を抱かせず、各自が能力を伸ばせるような対応をお願いしたい。
 また、フリースクール事業やこどもの居場所事業についても、岩手独自の規格設定とガイドラインが必要だと考える。それらを設定するための協議会の設置を検討し、構成員としては、教育関係者を半数、フリースクール事業者及びこどもの居場所事業者を半数として、知事に議長を務めてもらいたい。

取組状況

 子どもの居場所づくりについて、県では、県内で子どもの支援に取り組む団体や支援機関が参画する「子どもの居場所ネットワークいわて」にコーディネーターを配置し、参画団体の活動継続と充実のための情報共有、参画団体の活動内容や子どもの居場所に関する普及啓発等の情報発信、新規開設に係る立ち上げ支援、食材を提供したい個人・団体等と子ども食堂とのマッチングなどを行っています。
 引き続き、新規開設・運営継続に関する支援や未実施市町村への働きかけを強化し、関係者と情報共有しながら、子どもの居場所の整備が適切に進むよう取り組んでいきます。

  • 反映区分:B 実現に努力しているもの
  • 部局名:保健福祉部
  • 回答課名:子ども子育て支援室
  • 回答担当名:次世代育成担当
  • 回答電話番号:019-629-5461

受理年月日:2024年1月18日(その他)

受理方法:県政懇談会

意見提言内容

 不登校対応に関して、市町村により対応がバラバラであると、そのしわ寄せは児童生徒とその家族にいくため、岩手県独自のガイドラインを決めてほしい。児童生徒各々の状況に合わせ、なるべく不公平感を抱かせず、各自が能力を伸ばせるような対応をお願いしたい。
 また、フリースクール事業やこどもの居場所事業についても、岩手独自の規格設定とガイドラインが必要だと考える。それらを設定するための協議会の設置を検討し、構成員としては、教育関係者を半数、フリースクール事業者及びこどもの居場所事業者を半数として、知事に議長を務めてもらいたい。

取組状況

 不登校児童生徒の多様な居場所の確保や教育支援センターやフリースクール等民間団体との連携を図るため、令和3年度から「不登校児童生徒支援連絡会議」を設置開催し、不登校児童生徒の支援に係る課題等についての意見交換や情報共有を図っています。
 令和5年度の連絡会議では、学校と連携した保護者への支援や保護者向けの情報提供について話題とし、各市町村教育委員会や各教育事務所の関係者と情報共有したところです。
 令和6年度は、新たに保護者等を対象とする学習会を開催するなど、不登校児童生徒やその保護者に対する支援の充実が図られるよう関係団体との一層の連携に取り組んでいきます。

  • 反映区分:B 実現に努力しているもの
  • 部局名:教育委員会事務局
  • 回答課名:学校教育室
  • 回答担当名:生徒指導担当
  • 回答電話番号:019-629-6145

受理年月日:2024年1月31日(その他)

受理方法:県政懇談会
 

意見提言内容

 洋野町には、サーフィン雑誌の取材が来たり、海外の方が数日間滞在し取材したりすることがある。その際、海外の方から、これまで世界中を回った中で洋野町の波は5本の指に入る素晴らしさだと言われる等、洋野町の波は質が良い。
 そうした中、洋野町のパンフレットには、波乗りができる場所としていくつかのサーフポイントが載っているが、トイレ等の設備はまだまだ全然整っていない。
 特にも女性サーファーにとっては、小さくてもトイレが整備されるだけでだいぶ環境が良くなると思う。実際に、トイレがない場所で排泄をしたりするサーファーのせいで地元の人とトラブルになったりなどの話も聞こえてくる。

取組状況

 観光客の満足度を向上させ、多くのリピーターの確保につなげていくためには、観光地に限らず、岩手に滞在する観光客が岩手に滞在するすべての時間を快適に過ごすことのできる環境を構築していくことが重要と考えております。
 海水浴場等におけるトイレ等の整備等は市町村が担当しております。県としては、市町村に情報提供を行い、市町村での整備について促していきます。

  • 反映区分:B 実現に努力しているもの
  • 部局名:商工労働観光部
  • 回答課名:観光・プロモーション室
  • 回答担当名:プロモーション担当
  • 回答電話番号:019-629-5577

受理年月日:2024年1月31日(その他)

受理方法:県政懇談会

意見提言内容

 「漁業者になりたいです」と言って、地域に来る若者がコロナのタイミングで増えたと思う。
 私自身が新規で漁業を始めたとき、資金面や漁業技術の習得に向けた課題の解決、また、その地域出身ではない中で地域と密なコミュニケーションをとることは、大変だと感じた。新しく来て、漁業で頑張りたいという方々を見ていても、同じであると感じている。
 現場と行政と組合が、密に連携して、現地の方々のサポートなどをすることで、今地域に来ている方々が、これからも続けていきやすくなるのではないかと思う。

取組状況

 県では、新規漁業就業者の長期研修を支援する国の事業や市町村の漁業就業支援制度の周知を行うとともに、漁業就業に係る相談に応じています。
 また、市町村、漁協等と連携して、漁業就業を希望される方と就業地域とのマッチングに取り組んでいます。
 さらに、いわて水産アカデミーでは、漁業の基本的な知識やロープワーク、網縫いなどの基礎的な漁労技術の講義、実習を行っており、講義についてはアカデミー生以外の漁業就業を希望する方にも参加いただいています。
 今後もこれらの取組により、関係機関と密に連携しながら、新規就業者が県内各地で安心して漁業を継続していけるよう努めていきます。

  • 反映区分:A 提言の趣旨に沿って措置
  • 部局名:農林水産部
  • 回答課名:水産振興課
  • 回答担当名:漁業調整担当担い手チーム
  • 回答電話番号:019-629-5806

受理年月日:2024年1月31日(その他)

受理方法:県政懇談会

意見提言内容

 自然エネルギーが豊富なエリアにも関わらず、化石燃料由来のエネルギーコストの上昇に悪影響を受ける企業や個人が多い状況である。
 自然エネルギーへの転換コストの低減、イニシャルコストへの手厚い助成など、いわての恵みの恩恵を受けられるような、構造転換に繋がるような施策をお願いしたいと思う。

取組状況

 県では事業者の省エネ対策や再生可能エネルギーの導入を支援するため、高効率照明機器や高効率空調機器等への設備更新や自家消費型太陽光発電の導入、太陽光発電・蓄電池・EV・充放電設備をセットで整備する場合に、その経費の一部の補助を行っています。
 令和6年度はこれらの事業者向けの補助に加え、新たに家庭向けにZEH水準を上回る新築戸建て住宅の建設に要する経費の補助を行うなど、引き続き企業や個人の脱炭素の取組を支援していきます。

  • 反映区分:B 実現に努力しているもの
  • 部局名:環境生活部
  • 回答課名:環境生活企画室
  • 回答担当名:グリーン社会推進担当
  • 回答電話番号:019-629-5271

受理年月日:2024年1月31日(その他)

受理方法:県政懇談会

意見提言内容

 岩手に移住してきた首都圏の方々への補助金について、私は関西圏からの移住だったので対象外であった。
 首都圏に限らず御支援頂けると嬉しいと思う。

取組状況

 国においては、東京一極集中の是正に向けて、東京圏から地方へ移住した場合の経済的負担を軽減するため、「移住支援金」の制度を設け、県ではこの制度を活用し、「移住支援金」を支給しています。
 また、県独自に、国の「移住支援金」の制度の対象とならない東京圏の方を対象とする「いわて若者移住支援金」を支給しています。
 現状では、東京圏からの移住者を対象としていますが、本県からの転出者の状況や国の移住支援金制度の拡充状況も見ながら検討していきます。

  • 反映区分:C 当面は実現できないもの
  • 部局名:商工労働観光部
  • 回答課名:定住推進・雇用労働室
  • 回答担当名:移住定住推進担当
  • 回答電話番号:019-629-5588

受理年月日:2024年1月31日(その他)

受理方法:県政懇談会

意見提言内容

 岩手競馬は、非常に貴重な存在だと思う。
 近代競馬の歴史の始まりの地でもある岩手は、もっと競馬ファンに認知され、来てもらえる場所になればと思う。
 岩手競馬も、今は売上が好調であるが、それを支える現場の人材確保にかなり苦労されており、かなりの部分が外国からの労働者に依存していると聞いている。
 日本に来てくれている外国人人材の方々が、今後も末永く岩手に安心して暮らしていけるように環境を整えることと、若い人材が馬に興味を持って、岩手に来てくれるような環境づくりに繋がるような取組を期待している。

取組状況

 岩手県競馬組合では、外国人きゅう務員向けの英語での研修会、労働環境に配慮した水沢競馬場きゅう舎の整備等を行っているところであり、雇用主である調教師とも相談しながら、職場環境、生活環境の整備に努めています。
 また、岩手競馬で働く若手人材が増加するように、県立盛岡農業高校、県立水沢農業高校を訪問し、競馬事業の魅力をPRしているほか、岩手県競馬組合のホームページ及び地方競馬全国協会の求人サイトできゅう務員の募集を行っています。
 騎手への勧誘活動としては、盛岡市、奥州市の中学校を若手現役騎手とともに訪問し、PRしています。
 いただいた御意見については、岩手県競馬組合に共有していきます。

  • 反映区分:A 提言の趣旨に沿って措置
  • 部局名:農林水産部
  • 回答課名:競馬改革推進室
  • 回答担当名:競馬改革推進室
  • 回答電話番号:019-629-5634

受理年月日:2024年1月31日(その他)

受理方法:県政懇談会

意見提言内容

 学びの場がほしい。
 例えば、日本各地の地方で活躍されている方をお呼びして講演会を開催したり、実際の地方での生業のつくりかたなどをお聞きしたい。色々な方々のお話を聴ける場があると良いと思う。
 人が学ぶことで、街が変わってくると思う。これからも岩手で暮らしていきたいけれど、仕事や暮らしに不安があったり、満足出来ない部分がある若い方の励みになるような気がしている。良い循環がある街になれば良いと思う。

取組状況

 県では、岩手県公会堂地下に「いわて若者カフェ」を設置し、当該カフェは若者の交流や相談の場として利用されています。
 また、多様な分野に精通し、県内外で活躍している方を「カフェマスター」として委嘱し、当該カフェの主催イベント等で講演や若者との交流を行っていただき、若者の背中を押し、活動意欲を高められるよう、取り組んでいるところです。
 引き続き、若い方の励みになるような学びの場を提供することで、地域課題に取り組む若者等の人材育成につなげるとともに、お互いがお互いがエンパワーし合う環境づくりを推進します。

  • 反映区分:B 実現に努力しているもの
  • 部局名:環境生活部
  • 回答課名:若者女性協働推進室
  • 回答担当名:青少年・男女共同参画担当
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