令和6年9月の意見・提言集

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ページ番号1078788  更新日 令和6年11月15日

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令和6年9月に県に寄せられた御意見・御提言を掲載しています。

受理方法別に、1.電子メール、2.電話・ファクシミリ、3.文書・来訪、4.その他の順で掲載しています。

  • 提言内容は、御意見等の要旨です。
  • 取組状況は、御意見等に対する回答時点における県の取組です。
  • 担当部局及び担当課名等は、御意見等の内容を担当する部署です。
  • 反映状況の区分は、次のとおりです。
    • A 提言の趣旨に沿って措置したもの
    • B 実現に努力しているもの
    • C 当面は実現できないもの
    • D 実現が極めて困難なもの

受理年月日:2024年9月10日(県政懇談会)

受理方法:県政懇談会

意見提言内容

 小さい子どもの子育て支援は恵まれていると感じているが、中高生の居場所づくり、守ってあげる環境が足りないと感じている。県としても中高生を守ってあげる、支えてあげる、サポートしてあげるような環境が作れたらいいのではないか。

取組状況

 県教育委員会では、不登校の高校生の学習機会の確保や居場所づくりのために、花巻の総合教育センター内及び盛岡の県立図書館内に県教育支援センターを設置しています。また、不登校の小中学生に対しては、各市町村教育委員会が教育支援センターを設置しているところであり、令和6年度は27の市町で設置しています。県教育委員会では、全ての市町村に教育支援センターが設置されるよう経費の補助事業に取り組んでいます。
 また、保健福祉部では、子ども食堂や学習支援等を行う「子どもの居場所」の開設や運営の支援に取り組んでいるほか、子どもの居場所づくりに取り組む団体の連携組織である「子どもの居場所ネットワークいわて」にコーディネーターを配置し、参画団体の活動内容や子どもの居場所支援に関する普及などを支援しています。
 さらに、環境生活部では、高校生を含めた若者が活動・交流できる居場所として、「いわて若者カフェ」を盛岡に開設しているほか、久慈市、宮古市、陸前高田市、一関市にも若者カフェの連携拠点を設置し、若者の活動を後押ししています。
 今後も福祉、教育、労働、女性活躍など庁内関係部局や市町村等の関係機関で連携し、広く県民の理解と参画を促していきます。

  • 反映区分:B 実現に努力しているもの
  • 部局名:教育委員会事務局
  • 回答課名:教育企画室
  • 回答担当名:企画担当
  • 回答電話番号:019-629-6106

受理年月日:2024年9月10日(県政懇談会)

受理方法:県政懇談会

意見提言内容

 交流人口として社会人に比べて、感受性が豊かで縛られるものがない学生や若い方に来てもらうというのは何か違う影響があるのではないかと思うので、大学生へのインターンに対する補助金のように、フィールドワーク等に対して補助金があるといいのではないか。

取組状況

 県内における県外大学生等との連携・交流については、インターンシップやフィールドワークを通じ、地域の課題やアイディア提言による地域貢献、イベント参加や各種応援活動等の交流が県内各地域で展開されているところです。
 県では、このような活動について、直接的な補助金等による助成は行っていませんが、各市町村による取組の情報共有を図っているほか、県事業を通じた学生等によるフィールドワーク等の取組を展開しています。
 今後も各地域の取組について、関係人口セミナー等により、全県的な共有を図るとともに、地域の実情に応じ、学生等の取組を県・市町村が連携しつつ応援していきます。

  • 反映区分:B 実現に努力しているもの
  • 部局名:ふるさと振興部
  • 回答課名:地域振興室
  • 回答担当名:地域振興担当
  • 回答電話番号:019-629-5184

受理年月日:2024年9月10日(県政懇談会)

受理方法:県政懇談会

意見提言内容

 釜石、岩手での定住を考える際、実家の距離や子育て、高校教育への不安がある。特に高校の選択肢が限られている点や通学の問題が課題。何か学校単位で取組をしてもらえると、釜石だけでなく他の高校も含めて選択肢が広がり、安心できる。

取組状況

 県教育委員会では令和3年5月に「新たな県立高等学校再編計画後期計画」(以下「後期計画」という。)(計画期間:令和3年度から令和7年度までの5年間)を策定し、教育の質の保証と機会の保障という大きな方針を示すとともに、学校の存在が地方創生の推進に重要な役割を果たしている地域では、自治体と連携した教育活動の充実が進められている現状も踏まえ、後期計画期間中において一定の入学者のいる1学年1学級校を維持することとしている他、生徒の進路実現に向けた高校教育充実への期待が高まっていること等の現状を踏まえ、後期計画期間中において、各地域の学校をできる限り維持することとしています。
 今般、後期計画の終期を見据え、令和5年度から次期県立高等学校再編計画の土台となる県立高等学校教育の在り方の検討に着手しているところであり、有識者から御意見を伺う他、パブリック・コメントや県民説明会等を開催し、各地区各界の方々からの御意見も伺いながら、県立高校の配置等、本県における県立高校教育のより良い在り方について、慎重に検討していきます。
 通学手段の確保については、一部の市町村から支援等をいただくとともに、沿岸部においては、三陸鉄道などでの通学に対する補助を行っているところです。引き続き、通学等に係るニーズの把握に努めていきます。

  • 反映区分:B 実現に努力しているもの
  • 部局名:教育委員会事務局
  • 回答課名:学校教育室
  • 回答担当名:高校改革担当
  • 回答電話番号:019-629-6205

受理年月日:2024年9月10日(県政懇談会)

受理方法:県政懇談会

意見提言内容

 いろんな地域で特色のある魅力的なプログラムをたくさん作ってはいるが、アクセスが悪い。県の方で観光のルートを作ってまとめていくような、観光事業をやっていただきたい。

取組状況

 県では、公益財団法人岩手県観光協会と連携して、県内各地域の観光コンテンツを組み合わせた旅の特集や、バスやタクシーなど様々な交通機関を活用したモデルコースなどを作成して、岩手県公式観光サイト「いわての旅」内で岩手県を旅する方々に情報発信しています。
 また、各種観光キャンペーンを実施する際には、県内各地域から情報提供があった観光コンテンツを組み合わせたモデルコースを作成して、県内を周遊していただく情報として発信しています。
 引き続き、様々なコンテンツや交通情報などを組み合わせたモデルコースなどを作成して、本県を旅する方々への情報発信に取り組んでいきます。

  • 反映区分:B 実現に努力しているもの
  • 部局名:商工労働観光部
  • 回答課名:観光・プロモーション室
  • 回答担当名:国内観光担当
  • 回答電話番号:019-629-5574

受理年月日:2024年9月10日(県政懇談会)

受理方法:県政懇談会

意見提言内容

 ツーリズムEXPOで岩手県のブースが小さく目立たなかった。市町村や観光事業者の努力だけでは関係交流人口を増やすのに限界があるため、市町村間の魅力的なプログラムを県として外に売り出す必要があるのではないか。

取組状況

 県や市町村や観光関連事業者等で構成するいわて観光キャンペーン推進協議会では、JR東日本等と連携して各種観光キャンペーンを実施して、県内の様々なイベントや観光コンテンツ、体験プログラムなどをWEBやSNSなどを活用して広く情報発信をしています。また、キャンペーン期間中は、首都圏の主要駅や岩手県のアンテナショップいわて銀河プラザなどで県内の関係者と連携したイベントを開催しています。その他、公益財団法人岩手県観光協会と連携して、東京都や名古屋市や大阪市などで、県内事業者が商談する場を提供する観光商談会を開催しています。
 ツーリズムEXPOについては、一般社団法人東北観光推進機構や東北各県と連携して東北が一体となって出展し、国内外へ魅力発信をしています。
 今後も、こうした各種キャンペーンの実施や関係団体等と連携した情報発信、県内の関係事業者と大都市圏の旅行会社が商談する場を提供するなど、オール岩手で本県の魅力を発信していきます。

  • 反映区分:B 実現に努力しているもの
  • 部局名:商工労働観光部
  • 回答課名:観光・プロモーション室
  • 回答担当名:国内観光担当
  • 回答電話番号:019-629-5574

受理年月日:2024年9月10日(県政懇談会)

受理方法:県政懇談会

意見提言内容

 いわて留学制度は市町村の関係、交流人口を増やす助けになる。例えば、大学の研究フィールドとして留学先を活用するなどの方法がある。県内でも留学制度を取り入れている市町村があるため、事例を共有する場が必要。市町村単位の取組を県全体で結束して進めると良いのではないか。

取組状況

 県教育委員会では、小規模校を対象として取り組んできた「高校の魅力化促進事業」を拡充・発展させ、令和4年度から国の交付金を活用した「いわて高校魅力化・ふるさと創生推進事業」により、取組の全県展開を図っており、魅力ある学校づくりを推進しています。
 その推進にあたっては、地域等関係機関との連携・協働の場(コンソーシアム等)の構築、特色ある教育活動の実践等を支援するとともに、いわて留学に関しては、WEB投稿サイト「note」を活用した情報発信や、リーフレットを作成し、岩手県事務所(東京・名古屋・大阪・福岡)等に配架するなど、いわて留学実施校に対して広報活動の支援に取り組んでいます。
 国の交付金が令和6年度で制度上終了することから、いわて留学の取組事例を共有する仕組み等、今後の方向性やあり方などについて検討を進めていきたいと考えています。

  • 反映区分:B 実現に努力しているもの
  • 部局名:教育委員会事務局
  • 回答課名:学校教育室
  • 回答担当名:高校改革担当
  • 回答電話番号:019-629-6205

受理年月日:2024年9月10日(県政懇談会)

受理方法:県政懇談会

意見提言内容

 私の周りの若い層は、県政が何をやっているかわからない人が多いと思う。私も施策をあまり知らない。県は県がやっていることを周知したうえで、出てきた意見を施策に反映してほしい。

取組状況

 県政の課題や状況について、適時的確に、分かりやすく情報発信し、県民の皆さんの理解を深め、県政への積極的な参画を促進することは大変重要と考えています。
 こうしたことから、県では、全戸配布広報誌「いわてグラフ」や県政テレビ番組「いわて!わんこ広報室」、県公式ホームページ、各種SNS等様々な広報媒体を活用し、情報発信に努めています。
 今後も、若年層をはじめ、県民の皆さんへの広報が、効果的なものとなるよう、各種媒体の特性等を活かした情報発信に努めるとともに、県民の皆さんの御意見の把握と県政への反映に取り組んでいきます。

  • 反映区分:B 実現に努力しているもの
  • 部局名:政策企画部
  • 回答課名:広聴広報課
  • 回答担当名:広聴広報担当
  • 回答電話番号:019-629-5281

受理年月日:2024年9月10日(県政懇談会)

受理方法:県政懇談会

意見提言内容

 観光施策に力を入れてほしい。気候変動で一次産業が苦しいため、水産、農業だけでなく、観光や教育も連携して漁村、農村を盛り上げる広域の取組について考えていただきたい。

取組状況

 県、市町村、観光関連事業者等で構成するいわて観光キャンペーン推進協議会では、県内各地域の受入態勢整備を図るため、宿泊事業者、交通事業者、地域の観光事業者が連携して取り組む観光商品の造成事業に対する支援を実施しています。造成する商品には、地域の漁業者や農園、食の提供なども組み合わせており、様々な産業を観光に取り入れる取組を実施しています。
 また、地域の様々な主体と連携した観光地域づくりは、観光庁が登録する観光地域づくり法人(DMO)を中心に取り組んでおり、県では、DMOの活動や各地域のDMO設立などの支援に取り組んでいます。
 観光産業は、宿泊、飲食、交通、観光施設に加えて、農林水産業や歴史・文化、商工業、地域住民といった様々な方が一体となって取り組むことが重要であることから、今後もオール岩手で各種観光キャンペーンなどを通じた本県への誘客拡大や受入態勢整備に取り組んでいきます。

  • 反映区分:B 実現に努力しているもの
  • 部局名:商工労働観光部
  • 回答課名:観光・プロモーション室
  • 回答担当名:国内観光担当
  • 回答電話番号:019-629-5574

受理年月日:2024年9月21日(希望郷いわてモニター)

受理方法:希望郷いわてモニター

意見提言内容

 県政懇談会が知事出席の下で実施されていると知らなかった。
 県民の声を反映させる場なので、これからも計画的に各地域で開催してほしい。

取組状況

 県政懇談会は、知事が各地で県民の方々から直接御意見、御提言をお聴きし、伺った御意見、御提言等を県政へ反映させるために行っているものであり、令和6年度は、県外の大学生を対象に東京都でも開催しました。
 県政懇談会の開催結果について県ホームページで公表しているほか、県政懇談会で出された御提言について、御提言内容に対する県の取組状況とともに、県ホームページ内の「県政への御意見・御提言」や行政情報センターでの配架で公表しています。 
 引き続き、計画的に各地で県政懇談会を開催し、県民の方々からの御意見の把握と県政への反映に取り組んでいきます。

  • 反映区分:A 提言の趣旨に沿って措置
  • 部局名:政策企画部
  • 回答課名:広聴広報課
  • 回答担当名:広聴広報担当
  • 回答電話番号:019-629-5281

受理年月日:2024年9月21日(希望郷いわてモニター)

受理方法:希望郷いわてモニター

意見提言内容

 岩手県における広聴・広報活動は、県のホームページ、SNSや市町村の広報誌など様々な媒体で行われているが、幅広い年齢層、特にも高齢の方に県の取組などを浸透させるには、「電子的」よりも「紙」と「テレビ」による広報が最も有効な手段と考える。
 そこで、「紙」による「いわてグラフ」の内容を充実させて発行回数を増やし、「テレビ」による「いわて!わんこ広報室」の放送時間を拡大し、且つ内容を充実させることで、より一層、広聴・広報活動が展開できると思う。

取組状況

 県では、県政情報を周知し、県政に対する理解を醸成するため、全戸配布広報誌「いわてグラフ」、県政テレビ番組「いわて!わんこ広報室」や各種SNS等、様々な広報媒体を活用し、情報発信を行っています。
 各広報媒体によって利用者層が異なるため、必要な方に必要な情報を届けることができるよう、各種媒体の特性等を活かした情報発信に努めているところです。
 今後も、広報誌やテレビを含めた各種広報媒体等による広報のあり方について検討を進めながら、必要な情報を適時的確に伝えられるよう、情報発信を行っていきます。

  • 反映区分:B 実現に努力しているもの
  • 部局名:政策企画部
  • 回答課名:広聴広報課
  • 回答担当名:広聴広報担当
  • 回答電話番号:019-629-5282

受理年月日:2024年9月21日(希望郷いわてモニター)

受理方法:希望郷いわてモニター

意見提言内容

 先日の線状降水帯が発生した際に、岩手県広聴広報課のXで【岩手防災情報ポータル】を知った。とても見やすく、分かりやすく情報が整理されており、タイムリーな情報の収集にとても役立った。Xは今必要としている情報を探す手段として欠かせないツールだと思っているので、今後もぜひ積極的に運用してほしい。

取組状況

 県では、県広聴広報課Xを始めとする各種SNS等により、広く県政情報の周知を図っており、その中で、県の防災担当で運用している「岩手防災情報ポータル」などの情報についても、必要なタイミングに合わせ、情報を発信しています。
 情報発信については、適時適切に行うことが重要であると考えており、今後も、各広報媒体の特性を活かした、積極的かつ分かりやすい情報発信を行っていきます。

  • 反映区分:A 提言の趣旨に沿って措置
  • 部局名:政策企画部
  • 回答課名:広聴広報課
  • 回答担当名:広聴広報担当
  • 回答電話番号:019-629-5282

このページに関するお問い合わせ

政策企画部 広聴広報課 広聴広報担当(広聴)
〒020-8570 岩手県盛岡市内丸10-1
電話番号:019-629-5281 ファクス番号:019-651-4865
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