令和6年10月の意見・提言集
令和6年10月に県に寄せられた御意見・御提言を掲載しています。
受理方法別に、1.電子メール、2.電話・ファクシミリ、3.文書・来訪、4.その他の順で掲載しています。
- 提言内容は、御意見等の要旨です。
- 取組状況は、御意見等に対する回答時点における県の取組です。
- 担当部局及び担当課名等は、御意見等の内容を担当する部署です。
- 反映状況の区分は、次のとおりです。
- A 提言の趣旨に沿って措置したもの
- B 実現に努力しているもの
- C 当面は実現できないもの
- D 実現が極めて困難なもの
受理年月日:2024年10月15日(希望郷いわてモニター)
受理方法:希望郷いわてモニター
意見提言内容
県のみならず全国的に「再犯防止」に対する意識は低いように感じる。これを醸成するためには、国が主導して都道府県、保護司など民間団体と連携した広報啓発活動を地道に展開していくことが必要と考える。
取組状況
法務省では、国民に、犯罪や非行の防止、立ち直り支援への正しい理解を深めていただくための広報活動として、「社会を明るくする運動」を展開しています。県では、保護観察所や保護司等と連携し、毎年度、当該運動に取り組んでおり、引き続き、この運動を通して、再犯防止に関する意識啓発を図っていきます。
- 反映区分:B 実現に努力しているもの
- 部局名:保健福祉部
- 回答課名:地域福祉課
- 回答担当名:生活福祉担当
- 回答電話番号:019-629-5421
受理年月日:2024年10月15日(希望郷いわてモニター)
受理方法:希望郷いわてモニター
意見提言内容
「再犯防止」の一翼を担う保護司の報酬支給を含めた身分保障や更生保護団体に対する助成を手厚く行うことで、より一層啓発活動や就職支援等が展開できると思う。
取組状況
法務省では、持続可能な保護司制度の確立に向けた検討会を実施しており、年齢条件や、職務内容の在り方、待遇、活動環境等について議論されています。県では、更生保護団体の活動経費を一部補助しているところですが、国の動向を注視しながら、県による適切な支援を検討していきます。
- 反映区分:B 実現に努力しているもの
- 部局名:保健福祉部
- 回答課名:地域福祉課
- 回答担当名:生活福祉担当
- 回答電話番号:019-629-5421
受理年月日:2024年10月15日(希望郷いわてモニター)
受理方法:希望郷いわてモニター
意見提言内容
再犯性の高い性犯罪、薬物犯罪については中毒性や趣向など本人の意識のキャパシティを超えるところを外部が支えていくしかないので先ずは一人にしないことが重要ではないか。そのためにも保護司や支援者、協力者が継続的に関われるように環境面、資金面も支援することが必要である。
また、貧困などが原因で再犯する場合も想像されるため、就労等の支援や受け入れ先への支援も必要である。
取組状況
令和2年度に策定した「岩手県再犯防止推進計画」においては、就労・住居の確保、保健医療・福祉サービスの利用の促進等を重点課題としています。また、更生保護関係団体等の活動への支援、関係機関・団体等との協力による啓発活動などに取り組むこととしており、こうした取組を通じて、たとえ犯罪を犯しても、誰一人取り残さず、地域社会で孤立することなく、再び社会復帰できるよう支援し、犯罪や非行が少なく、安全・安心に暮らせるまちづくりの実現を図っていきます。
- 反映区分:B 実現に努力しているもの
- 部局名:保健福祉部
- 回答課名:地域福祉課
- 回答担当名:生活福祉担当
- 回答電話番号:019-629-5421
受理年月日:2024年10月29日(県政懇談会)
受理方法:県政懇談会
意見提言内容
いわて若者カフェは、フラットに参加できたり、若者の交流や主体的に活動できる場所になっていて、魅力的だと感じているが、そのような場所が東京にもあると良いと感じている。
東京で岩手に関したイベントを開催する場合の課題として、イベントで生まれたつながりをどう継続させるかということが挙げられる。そのような課題を解決するためにも、首都圏で岩手が好きな若者や岩手と関わりたい若者の継続的な拠点があると良いと考えた。
そのような場所があれば、首都圏から岩手を盛り上げる、関わるというような活動が広まっていくと思うし、岩手にいる若者と連携して何かイベントを行ったり、新たな可能性があると思う。
取組状況
県では、若者同士やカフェマスターとの交流などを通じて、若者の主体的な活動を支援できるよう、岩手県公会堂地下に「いわて若者カフェ」を設置しています。いわて若者カフェでは、県内外の専門家を講師とした連携交流ミーティングや若者が自ら企画立案した活動「おためし○○部」などが行われ、若者の交流や相談の場として利用されています。
また、県央地区以外の県内4か所(宮古市、久慈市、一関市、陸前高田市)に連携拠点を設置し、近隣の若者が気軽に訪れることができる環境も整備しています。
今後は、東京で開催されるわかすフェスとの連携を含め、首都圏の若者から活動支援に係る聞き取りを行うなど、ニーズの深堀りを行いながら、首都圏と岩手がつながる機会の確保に努めます。
- 反映区分:B 実現に努力しているもの
- 部局名:環境生活部
- 回答課名:若者女性協働推進室
- 回答担当名:青少年・男女共同参画担当
- 回答電話番号:019-629-5336
受理年月日:2024年10月29日(県政懇談会)
受理方法:県政懇談会
意見提言内容
県では、「スタートアップいわて」という、創業支援に取り組んでいるものの、やはり創業しはじめの企業では教育環境が弱いという課題がある。
就職先として岩手を選ぶ若者を増やすために必要なこととして、現在実施している「スタートアップいわて」に加えて、創業して、ある程度、続けられた企業に対して、新卒の方を入れるための教育環境の支援をするということが重要ではないか。
取組状況
スタートアップ企業における新卒者の受け入れを進めていくためには、優れた雇用条件を提示できる経営力の強化や、採用力の強化が重要となります。
県では、いわてスタートアップ推進プラットフォームに参画する産学官の関係団体と連携し、起業のステージやパターンに応じて、スタートアップ企業が競争力のある企業として成長できるよう、重層的な支援を進めています。
併せて、県内企業の魅力ある職場づくりや企業の採用力を図る事業も展開しており、今後は、新卒者の採用支援についても、いただいた御意見を参考にさせていただきます。
- 反映区分:A 提言の趣旨に沿って措置
- 部局名:商工労働観光部
- 回答課名:経営支援課
- 回答担当名:起業・スタートアップ担当
- 回答電話番号:019-629-5543
受理年月日:2024年10月29日(県政懇談会)
受理方法:県政懇談会
意見提言内容
就職先として、岩手を選ぶ若者を増やすためには、「知る」から「触れる」ことにつなげることが重要だと思う。
実際私が岩手に帰省した際に、いわて就職マッチングフェアなど気軽に企業の情報を知る機会はあるが、そこから触れるという活動につながっていないと感じている。
県外にいると、交通費や宿泊費がかかってしまうので、Zoomやオンラインセミナーといった形で、岩手の企業などの声を生で聞けることが大切ではないか。
取組状況
県では、県外にお住まいの皆様が、県内の企業を知り、交流できる機会を提供するため、東京等において「U・Iターン就職フェア」を開催しているほか、県内企業等で働く先輩社員との交流イベントを対面やオンラインにより実施しています。
また、就職・仕事のサポート施設「ジョブカフェいわて」では、学生や求職者を対象に、オンラインによる企業説明や企業見学のコーディネートサービスを提供しています。
オンラインイベントは、会場に足を運ぶことが難しい方々も参加しやすい取組であり、多くの学生等に利用いただけるよう周知を強化し、本県へのU・Iターンを考える皆様の就職活動を支援していきます。
- 反映区分:A 提言の趣旨に沿って措置
- 部局名:商工労働観光部
- 回答課名:定住推進・雇用労働室
- 回答担当名:移住定住推進担当
- 回答電話番号:019-629-5588
受理年月日:2024年10月29日(県政懇談会)
受理方法:県政懇談会
意見提言内容
先日、ジョブカフェいわて主催の就活スタートアップ講座という、東京の八重洲で開催していたものに参加したが、その際に、長野県から東京にバスでいらっしゃった方がいた。その方は自腹で来たらしいが、それは、ふるさといわて定住財団の開催するイベントのみが交通費支援の対象であったためだった。
額を増やすとか、利用回数を増やすとかではなく、就職活動の支援金の選択肢を増やすことで、さらに、東京で開催するイベントなどにも足を運びやすいのではないか。
取組状況
県外にお住まいの学生や求職者の岩手県へのU・Iターン就職を支援するため、県やふるさといわて定住財団では、県内企業等への就職活動に伴う交通費や宿泊費の支援を行っています。
現在の支援対象は、県内で開催する就職マッチングフェアへの参加費用や、県内企業等の職場見学やインターンシップ、採用試験への参加費用など、就職活動で岩手県内にお越しになる際の費用ですが、県外で実施するU・Iターン就職イベントに参加するための交通費の支援について、いただいた御意見を踏まえて、今後検討していきます。
- 反映区分:B 実現に努力しているもの
- 部局名:商工労働観光部
- 回答課名:定住推進・雇用労働室
- 回答担当名:移住定住推進担当
- 回答電話番号:019-629-5588
受理年月日:2024年10月29日(県政懇談会)
受理方法:県政懇談会
意見提言内容
いわて若者アイディア実現補助を県主催で実施しているが、これは県在住の方や県に拠点を持っている団体が対象である。
自分が今東京にいるが、東京から岩手県に関わるという団体は、わりと多いと感じていて、県外の団体にも枠を拡げることなどはできないか。
取組状況
いわて若者アイディア実現補助は募集要項により応募団体の資格を定めており、令和6年度事業については「岩手県内に住民票を有する、又は岩手県出身の18歳以上40歳未満の者2名以上で構成する団体」等としています。
岩手県を離れて活動していても、地域の課題の解決又は地域の元気創出など、岩手県内の各地域や県全体の活性化につながる事業を行おうとする若者団体の申請が可能となっています。
- 反映区分:A 提言の趣旨に沿って措置
- 部局名:環境生活部
- 回答課名:若者女性協働推進室
- 回答担当名:青少年・男女共同参画担当
- 回答電話番号:019-629-5336
受理年月日:2024年10月29日(県政懇談会)
受理方法:県政懇談会
意見提言内容
岩手を出て東京に来て、いろいろな人と関わる中で、地域とか、地方のことに関心ある人というのは思ったよりもいるというのが、自分の印象である。
ただ問題は、その魅力をいかに発信して、UターンとかIターンにつなげるかというところだと思う。具体的には、今県内大学では、大学に県の方や企業が行って、紹介する、魅力を伝えるという講座をやられていると思うが、そうしたものを例えば首都圏でも継続的にできないか。
取組状況
県では、大学生のU・Iターン支援を促進するため、「岩手U・Iターンクラブ」を設置しており、仙台圏や関東圏の加盟大学と連携して、出前講座のほか、学生と県内企業との交流会などを開催しています。
これらのイベントの開催には大学側の御理解が非常に重要であることから、首都圏をはじめ、県外の多くの大学で開催できるよう、今後も大学への働きかけを行っていきます。
- 反映区分:B 実現に努力しているもの
- 部局名:商工労働観光部
- 回答課名:定住推進・雇用労働室
- 回答担当名:移住定住推進担当
- 回答電話番号:019-629-5588
受理年月日:2024年10月29日(県政懇談会)
受理方法:県政懇談会
意見提言内容
県外に在住している若者と岩手のつながりをさらに深めていくために、SNSの活用が重要ではないか。私自身もSNSで情報を得る機会が増えてきている。特に、県外に進学したり、就職で離れた若者が岩手の魅力に触れ続けるというためには、SNSを通じた継続的な発信が必要だと感じている。
例えばInstagramやXで岩手の四季折々の風景や伝統行事などの最新のイベント情報を発信したりすることで、岩手に対する愛着を継続的に持つことができるのではないか。
取組状況
県では、Xをはじめとする各種SNS等により、県政情報や岩手の魅力等を発信しています。
また、県公式YouTubeチャンネルや県職員YouTuberの取組により、各地域の文化や魅力、イベント情報等の動画による発信に取り組んでいるところです。
今後も、SNSをはじめとする様々な広報媒体の活用方法について見直しを行いながら、県内外に情報を継続的に伝えられるよう、情報発信を行っていきます。
- 反映区分:B 実現に努力しているもの
- 部局名:政策企画部
- 回答課名:広聴広報課
- 回答担当名:広聴広報担当
- 回答電話番号:019-629-5283
受理年月日:2024年10月29日(県政懇談会)
受理方法:県政懇談会
意見提言内容
県外に在住している若者と岩手のつながりをさらに深めていくために、SNSの活用が重要ではないか。私自身もSNSで情報を得る機会が増えてきている。特に、県外に進学したり、就職で離れた若者が岩手の魅力に触れ続けるというためには、SNSを通じた継続的な発信が必要だと感じている。
例えばInstagramやXで岩手の四季折々の風景や伝統行事などの最新のイベント情報を発信したりすることで、岩手に対する愛着を継続的に持つことができるのではないか。
取組状況
県では、いつでも岩手につながることができる環境を整備するため、市町村と連携した情報発信プラットフォームとして、岩手県公式Facebook「いわてのわ」を令和2年度に開設し、県内移住者の方々の紹介や地域のイベントなど、岩手とつながりを築くためのきっかけとなる情報を継続的に発信するとともに、本年度からはInstagramのアカウントも開設し、ショート動画による臨場感ある生の岩手情報を発信しているところです。
また、LINE@アカウント「いわてとつながろう」では、県内外で実施するイベント・セミナーや就活・仕事のお役立ち情報など、岩手で暮らし・働くことに関する情報をお届けしており、県内高校生へ登録の呼びかけや首都圏就活イベントでの紹介等を行っています。
今後も県と市町村が持つ様々なネットワークを活用し、関係人口の創出・拡大につながる情報発信を積極的に行い、引き続き、岩手に愛着を持っていただけるよう取り組んでいきます。
- 反映区分:A 提言の趣旨に沿って措置
- 部局名:ふるさと振興部
- 回答課名:地域振興室
- 回答担当名:地域振興担当
- 回答電話番号:019-629-5184
受理年月日:2024年10月29日(県政懇談会)
受理方法:県政懇談会
意見提言内容
県外の人にとっては、「秋は短し旅せよ岩手」の観光キャンペーンのように、ポスター等で岩手を目にする一瞬の出来事が大切だと考えている。目にした人の中には気になって、ネットで調べて次の旅行先の候補に挙げてくれたり、就職先の候補として考えてくれる人もたくさんいると思う。
そのため、キャンペーンに関わらず、今は3つの地域のポスターもあるが、それ以外の地域の魅力を発信できるようなポスターを制作して、全国的に掲載することによって本県が得られるメリットは大きなものになるのではないか。
取組状況
県では、ホームページや各種SNS等、様々な広報媒体を活用し、県政情報や県の魅力等について、情報発信を行っています。
また、復興の取組等を紹介するポスターや動画を作成し、全国各地におけるポスター展の開催や、都営地下鉄等へのポスターの掲出など、復興の歩みを進める岩手の姿と岩手の魅力を、全国に向けて発信しています。
今後も、効果的な広報のあり方について検討を進めながら、岩手の魅力をより多くの方々に伝えられるよう、情報発信を行っていきます。
- 反映区分:B 実現に努力しているもの
- 部局名:政策企画部
- 回答課名:広聴広報課
- 回答担当名:広聴広報担当
- 回答電話番号:019-629-5283
受理年月日:2024年10月29日(県政懇談会)
受理方法:県政懇談会
意見提言内容
県外の人にとっては、「秋は短し旅せよ岩手」の観光キャンペーンのように、ポスター等で岩手を目にする一瞬の出来事が大切だと考えている。目にした人の中には気になって、ネットで調べて次の旅行先の候補に挙げてくれたり、就職先の候補として考えてくれる人もたくさんいると思う。
そのため、キャンペーンに関わらず、今は3つの地域のポスターもあるが、それ以外の地域の魅力を発信できるようなポスターを制作して、全国的に掲載することによって本県が得られるメリットは大きなものになるのではないか。
取組状況
県や市町村、観光関連事業者等で構成するいわて観光キャンペーン推進協議会では、令和6年10月から12月までの3か月間、JR東日本の重点販売地域指定を受けいわて秋旅キャンペーンを実施して県内の様々なイベントや観光コンテンツ、体験プログラムなどをポスターのほか、リーフレットやWEB、SNSなどを活用して広く情報発信しています。また、令和6年8月には、JRグループ6社の重点宣伝地域の指定を受け、全国の主要駅にポスターの掲示して、多くの方に岩手の魅力発信を行いました。
引き続き岩手県では、令和7年9月から11月までJR東日本が地域と連携して国内外に向けて重点的にPRを行う重点共創エリアへの指定が決定しており、今後も、こうした機会を捉えて、様々な媒体を活用した本県の魅力発信に取り組んでいくこととしています。
- 反映区分:B 実現に努力しているもの
- 部局名:商工労働観光部
- 回答課名:観光・プロモーション室
- 回答担当名:国内観光担当
- 回答電話番号:019-629-5574
このページに関するお問い合わせ
政策企画部 広聴広報課 広聴広報担当(広聴)
〒020-8570 岩手県盛岡市内丸10-1
電話番号:019-629-5281 ファクス番号:019-651-4865
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