令和6年5月の意見・提言集

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ページ番号1076099  更新日 令和6年7月19日

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令和6年5月に県に寄せられた御意見・御提言を掲載しています。

受理方法別に、1.電子メール、2.電話・ファクシミリ、3.文書・来訪、4.その他の順で掲載しています。

  • 提言内容は、御意見等の要旨です。
  • 取組状況は、御意見等に対する回答時点における県の取組です。
  • 担当部局及び担当課名等は、御意見等の内容を担当する部署です。
  • 反映状況の区分は、次のとおりです。
    • A 提言の趣旨に沿って措置したもの
    • B 実現に努力しているもの
    • C 当面は実現できないもの
    • D 実現が極めて困難なもの

受理年月日:2024年5月16日(電子メール)

受理方法:電子メール

意見提言内容

 大船渡地区合同庁舎の裏側で喫煙している職員がいる。勤務時間中の喫煙であることから、処分すべきではないのか。

取組状況

   県では、庁舎敷地内を全面禁煙としているほか、敷地外においても受動喫煙を生じさせることのないよう十分に配慮することなど、これまでも職員の喫煙について機会を捉えて注意喚起を行ってきたところです。
   このたびの御提言を受け、事実関係を確認し適切に対処します。今後も職員の喫煙ルールの徹底に努めていきます。

  • 反映区分:B 実現に努力しているもの
  • 部局名:沿岸広域振興局(大船渡)
  • 回答課名:経営企画部大船渡地域振興センター
  • 回答担当名:総務課
  • 回答電話番号:0192-27-9931

受理年月日:2024年5月13日(県政懇談会)

受理方法:県政懇談会

意見提言内容

 クマは繁殖力が、シカとかイノシシと比べて強くないので、やはり頭数を減らしてしまってはいけないというのは分かるが、例えば民家の隣に来てしまったクマは予防捕獲を考えてもらっても良いのではないかと思う。
 また、作物が実ってから捕獲を始めるとクマが罠にかからず、果樹園の果物を一晩に200キロ単位で食べる。
 民家の近く、もしくは、果樹園の中などの条件付きで、予防捕獲を検討していただきたい。

取組状況

 ツキノワグマは保護と管理のバランスを取る必要がある動物であることから、県の第5次ツキノワグマ管理計画では、単に出没したことのみをもって予防的に捕獲すること、いわゆる予察は認めていないところです。
 他方、クマの捕獲許可については、市町村にあらかじめ枠として配分することで機動的な対応を可能としているほか、人身被害が発生するおそれのある緊急時には、配分枠にかかわらず、市町村が例外的に許可を行うことも可能としています。
 クマは、一度覚えたエサに執着する傾向があることから、果樹園などについては、周辺の藪の刈払いによって見通しを良くしたり、侵入防止柵を設置するなど、捕獲にのみ頼るのではなく、クマを寄せ付けない取組を併せて行うことが重要です。
 今後とも市町村等と連携し、人とクマとの共生に向けた総合的なクマ対策に取り組んでいきます。

  • 反映区分:C 当面は実現できないもの
  • 部局名:環境生活部
  • 回答課名:自然保護課
  • 回答担当名:野生生物担当
  • 回答電話番号:019-629-5371

受理年月日:2024年5月13日(県政懇談会)

受理方法:県政懇談会

意見提言内容

 捕獲の担い手研修会に関心を持っている。狩猟は元来、親から子へ伝えるもので第三者に教えるという文化が無かったこともあり、有害捕獲であってもベテランが初心者へ指導をする機会や動機付けがなく、安全指導が不十分な状況となっている。
 捕獲の担い手研修会はこれを補うきっかけになると期待している。開催時期が猟期前ということで、地区猟友会の狩猟登録申請日と重なり参加できない場合があるため、開催時期の調整や場所を変えた複数回の開催を要望したい。

取組状況

 県では、捕獲の担い手である狩猟者の確保に向けて、狩猟免許試験に向けた予備講習会の開催や、狩猟免許試験の休日開催や県内各地での開催に取り組んでいます。
 また、経験の浅い狩猟者の技能向上のための研修会や、新たな捕獲の担い手を確保するため狩猟に関心のある一般県民を対象とした研修会を開催し、狩猟者の技能向上支援や新規確保にも取り組んでいるところです。
 これらの研修会等の開催にあたっては、県猟友会とも相談し、調整しておりますが、今後は、地区猟友会における狩猟登録申請日も考慮しながら、開催時期や場所を調整していきます。

令和5年度の研修会等の開催実績
・予備講習会(7月2日宮古市、9月16日滝沢市、12月2日・12月3日滝沢市)
・狩猟免許試験(7月16日宮古市、10月1日滝沢市、12月7日滝沢市)
・一般県民向け研修会(狩猟免許ガイダンスなど)(8月19日矢巾町)
・狩猟初心者向け研修会(シカの解体など)の開催(12月9日盛岡市)
・イノシシ捕獲技術研修会の開催(9月22日遠野市、10月3日盛岡市)
令和6年度の研修会等の開催計画
・予備講習会(7月7日宮古市、9月28日滝沢市、11月30日・12月1日滝沢市)
・狩猟免許試験(7月21日宮古市、10月6日滝沢市、12月15日滝沢市)
・一般県民向け研修会(狩猟免許ガイダンスなど)(8月24日矢巾町)
・狩猟初心者向け研修会(シカの解体など)の開催(日程調整中)
・イノシシ捕獲技術研修会の開催(8月3日住田町、9月8日花巻市)

  • 反映区分:B 実現に努力しているもの
  • 部局名:環境生活部
  • 回答課名:自然保護課
  • 回答担当名:野生生物担当
  • 回答電話番号:019-629-5371

受理年月日:2024年5月13日(県政懇談会)

受理方法:県政懇談会

意見提言内容

 漁業に関わる「女性」をサポートする事業に取り組んでほしい。
 漁業者ではなく(漁業権を有しているわけでなく)、「漁師の嫁」という肩書で一生懸命毎日働く方々が沿岸にはたくさんいる。その方々が、岩手県の一次産業を支えていることは一目瞭然である。その女性たちに、女性部とはまた別の形でスポットを当てるような情報発信や事業、例えば漁師カードの浜の母さん版などを、行政からの完全トップダウンで始めてみることができないか考えている。

取組状況

 県では、漁村地域の活性化にとって、意欲ある漁家女性の活動が重要だと考えており、漁家女性が行う水産物の消費拡大や魚食普及、都市圏との交流などについて、情報発信も含め、国の事業等も活用しながら支援に取り組んでいるところです。
 今後も、漁家女性の意向を把握しながら、必要な支援に取り組んでいきます。

  • 反映区分:B 実現に努力しているもの
  • 部局名:農林水産部
  • 回答課名:水産振興課
  • 回答担当名:漁業調整担当担い手チーム
  • 回答電話番号:019-629-5806

受理年月日:2024年5月13日(県政懇談会)

受理方法:県政懇談会

意見提言内容

 医療について取り組んでほしい。沿岸部の医療体制に不安を感じている。子どもが熱を出しても近くに対応できる病院が無いという状況で子育て世代が定住してくれるのか。
 また、内陸部への通院についても1日4本の路線バスでは不十分である。ICTを活用した遠隔医療を含め、医療システム全体として、安心して生活ができる環境の整備を要望したい。

取組状況

 県では奨学金による医師養成に取り組んでおり、今年度は県内への養成医師の配置は172名、うち沿岸部に59名の配置となっており、県内各地域で勤務する医師は着実に増加しています。
 また、小児患者の家族からの相談を夜間に電話で受け付け、助言する電話相談事業を実施しているほか、オンライン診療ができる医療機関が県内に広がってきており、遠隔医療のニーズが高まっていることから、県内の医療機関に対する遠隔医療の実施に必要な設備整備の導入支援を行っています。
 今後も、県民の皆様が安心して生活や子育てができるよう、医療体制の確保に取り組んでいきます。

  • 反映区分:B 実現に努力しているもの
  • 部局名:保健福祉部
  • 回答課名:医療政策室
  • 回答担当名:地域医療推進担当
  • 回答電話番号:019-629-5416

受理年月日:2024年5月15日(希望郷いわてモニター)

受理方法:希望郷いわてモニター

意見提言内容

 最近は海外からのお客様が多くなってきたが、店舗での表記がいまだに日本語のみであるのは残念である。
 話せない部分はアプリなどを利用しながら、外国人観光客を積極的に受け入れ、また来てもらえるような環境を作るべきではないか。

取組状況

 2023年1月にニューヨーク・タイムズ紙の「2023年に行くべき52か所」に盛岡市が選ばれ、2024年2月にはイギリスの「タイムズ」紙の「日本の訪れるべき14の場所」に「みちのく潮風トレイル」が選ばれるなど、本県のさらなる外国人観光客の増加に期待が高まってきています。
 こうした中、飲食店等のメニュー表記の多言語対応といった現地の受入態勢整備は、外国人観光客の満足度向上やリピーター創出にとって重要だと考えています。
 県では、観光事業者や飲食店等を対象とした各種セミナーの開催などを通じ、店舗におけるメニュー標記の多言語対応や翻訳アプリの活用促進といった言語面をはじめ、ヴィーガン・ベジタリアン対応など外国人観光客の受入を推進するための態勢整備に取り組んでいるほか、トリップアドバイザーやGoogleマップなど多言語での情報発信が可能な口コミサイト等への店舗情報の登録を支援するなど、外国人観光客に向けた店舗情報の発信と受入態勢の整備に取り組んでいます。

  • 反映区分:B 実現に努力しているもの
  • 部局名:商工労働観光部
  • 回答課名:観光・プロモーション室
  • 回答担当名:国内観光担当
  • 回答電話番号:019-629-5574

受理年月日:2024年5月15日(希望郷いわてモニター)

受理方法:希望郷いわてモニター

意見提言内容

 外国人労働者や観光客を受け入れることは、異文化交流が進みとても良いことだと思うが、ポイ捨てや非常識な行動などの問題が増え、地域の治安悪化の恐れがあるため、十分に注意して受け入れる必要があると思う。
 ルールをしっかりと教え込む人を育てることで、日本人が窮屈な思いをせずに、多文化共存がより良いものになるのではないか。

取組状況

 県では研修会等の開催により、地域における国際化人材のほか、災害時に外国人を支援する災害時多言語サポーターや、日本語学習を手助けする日本語サポーターの育成に取り組んでおり、そのような人材が日常の様々な場面においても、外国人を支えていくことを期待しています。
 引き続き、外国人支援に携わる人材を育成するとともに、多文化共生理念の普及啓発に努め、市町村や国際交流協会と連携しながら、日本人県民と外国人県民がともに暮らしやすい環境づくりに取り組んでいきます。

  • 反映区分:B 実現に努力しているもの
  • 部局名:ふるさと振興部
  • 回答課名:国際室
  • 回答担当名:国際交流担当
  • 回答電話番号:019-629-5765

受理年月日:2024年5月15日(希望郷いわてモニター)

受理方法:希望郷いわてモニター

意見提言内容

 岩手県は交通機関であるバスや電車の本数が少なく、目的地や行きたい所に直通で行けないなど、とても不便である。
 暮らしていく上で、ずっと住みたいと思える環境を整えてほしい。

取組状況

 県では、令和5年度に策定した岩手県地域公共交通計画に基づき、国や市町村、交通事業者と連携しながら、公共交通の維持確保や、乗継環境の整備に取り組んでいるところです。
 暮らしに必要不可欠な公共交通の利便性の向上や維持確保を図るため、引き続き必要な取組を行っていきます。

  • 反映区分:B 実現に努力しているもの
  • 部局名:ふるさと振興部
  • 回答課名:交通政策室
  • 回答担当名:地域交通担当
  • 回答電話番号:019-629-5204

受理年月日:2024年5月15日(希望郷いわてモニター)

受理方法:希望郷いわてモニター

意見提言内容

 多文化共生事業は世代によって認識・理解度に開きがある。県主導による、あらゆる角度からの情報発信や、市町村単位での住民への啓蒙活動の展開など、多面的な周知を行ってほしい。
 また、小中学生を対象とした「多文化共生授業プログラム」を展開し、若年層からの機運醸成もひとつの戦略ではないか。

取組状況

 県では地域における国際化や多文化共生を進めるため、市町村や国際交流協会等を対象とする研修や、地域づくりの関係者を巻き込んだワークショップ等を実施しています。また、若年層向けには、国際交流員による外国文化の紹介や、外国人との交流会の実施により、互いの文化や習慣への理解を深める取組を行っています。
 引き続き、市町村や国際交流協会と連携しながら、多文化共生社会の実現に向け取り組んでいきます。

  • 反映区分:B 実現に努力しているもの
  • 部局名:ふるさと振興部
  • 回答課名:国際室
  • 回答担当名:国際交流担当
  • 回答電話番号:019-629-5765

このページに関するお問い合わせ

政策企画部 広聴広報課 広聴広報担当(広聴)
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