第4回災害対策本部員会議(令和7年2月28日)
令和7年2月26日(水曜)大船渡市赤崎町地内で林野火災が発生し、大船渡市が13時33分災害対策本部を設置したことから、15時50分に災害対策本部を設置し対応しています。
2月28日(金曜)17時に、第4回災害対策本部員会議を開催しました。会議の資料及び概要は下記の通りです。
知事メッセージ
改めて、お亡くなりになられた方の御冥福をお祈りしたいと思います。また、被害に遭われた方々にお見舞いを申し上げたいと思います。
今日の会議には、陸上自衛隊岩手駐屯地をはじめ、総務省消防庁、盛岡地方気象台、岩手河川国道事務所、林野庁、仙台市消防局、盛岡地区広域消防組合、日本赤十字社岩手県支部、秋田県に参加いただき、ありがとうございます。今後も情報共有・連絡を密にして対応していきたいので、よろしくお願いします。
焼損面積が1,200ヘクタールということですが、1961年の三陸フェーン大火では、広く岩手沿岸が山火事で数万ヘクタールの単位の延焼があったところですが、1983年の久慈大火が1,000ヘクタールちょっとでありますので、1,200ヘクタールを超えているというのは前例のないような大規模林野火災になっているというところであり、綾里の中心部、そして赤崎の大船渡湾側、住宅の多いところに延焼が及ぼうとしているところを、今、消防関係機関、自衛隊が懸命な消火活動で、特に民家に被害が及ばないように活動していただいているところであります。火災の早期鎮圧ということが大命題でありますし、また、関連して人命と住宅被害に関わる情報の収集をしっかりやっていきましょう。
避難所の運営には県内市町村や日本赤十字社などから多くの支援をいただき、また、大船渡市の要請に基づく職員派遣について、近隣3市からも避難所の支援をいただいております。災害として非常に本格化してきていますので、報告の中で、応援職員派遣のことや、医療支援も専門の職員が入っているということですし、また、漁業を始めとした産業被害、高校入試の対応のような課題もあります。広く地域の皆さんの生活から県民経済にまで被害や影響が及んできておりますので、災害対策としてしっかり対応していきましょう。その中でも避難所の生活環境が大事であり、避難している皆さんに寄り添った支援を行っていきましょう。
そして、引き続き乾燥が続くということで、他の地域の県民の方も含め、火の取扱いに十分注意をするということを改めてお願いしたいと思います。
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